和倉温泉から、自宅に帰る道すがら、現存12天守のひとつ、国の重要文化財・福井県の丸岡城を訪ねました。
その姿は、行き帰りの北陸道からも確認できました。丸岡ICから車で10分もかからない、非常にアクセスのよいところにあります。
お城のある霞ヶ城公園の駐車場に着くと、こちらもちょうど桜が終わったところのようでした、満開の頃は多いに賑わったことでしょう。(日本のさくら名所100選)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/14/50b15190374efdc62d822739a01037d8.jpg)
織ネームの入場券450円(平成29年4月より料金改定) 坂井市は織ネームの一大産地です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/dd/3d6c7be1851caee970ac779c16c74aef.jpg)
駐車場横の一筆啓上茶屋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/09/8dce944a6d55359f86de3a949ec48582.jpg)
桜まつり 丸岡城のある霞ヶ城公園は日本のさくら名所100選に推薦されています
セット券を購入し、霞ヶ城公園の石段を上がると天守が見えてきます。野づら乱積みで築きあげられた石垣、その上に3層の天守(概観は2層)がそびえたっています。
資料によりますと、当時は五角形の堀に囲まれた敷地内に二の丸、各種門、石垣などもあったようですが、明治の排城令により天守以外はすべて取り壊されたようです。
この丸岡城、現存12天守の中で最古の様式を持つ平山城で、北陸で唯一の現存天守です。どちらかというと小振りで、簡素なイメージ、屋根は石瓦で葺かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/72/a8b36dc048837e0722a2a793bdfce4ef.jpg)
丸岡城天守閣 石垣は野面乱積み(のづらみだれづみ)石段から直接入り口にはいります この傾斜もすごい
まず、驚くのが天守への石階段の角度です。約29度あるそうです。一直線に上がる石段はそれのみでとてもシンプル、あまりにも殺風景な感じもします。
そして天守へ。右側に受付、左に靴ぬぎ場があり、正面に階段があります。スリッパに履き替え、順路に従ってまず、1階を見学、そして階段を上がり2階へ上がりますが、この階段がとてつもない急勾配なのです。
その角度は60度以上もあり、まるで垂直に立っているようです。通常は両側に手すりがあるだけですが、あまりにも急勾配のためか、他では見ることのない、結び目のついたロープが左右にぶら下がっているではありませんか。
おまけに、一段あたりの段差が相当あり(27cm)、踏み面も奥行きが非常に狭く(12.5cm)足の半分ほどしかかかりません。これでは、お年寄りには無理かもしれませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/de/c987a97eed1bdce224fa7d78a3460a82.jpg)
傾斜と段差と奥行きが、すごい階段
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/cd/a3ef45a55deb64e024c41861ea8e80fc.jpg)
最上階からの眺望は抜群です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/34/e73e51f6184f16650f00919609effb4a.jpg)
模型で再現されていました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/e7/c6dbafa8ba975e4bf4fcbb951bf7f4eb.jpg)
敷地内にある資料館
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/7e/2824dcbaf9441f749f8d2d4649e1c9c0.jpg)
桜の頃は絵になるでしょうね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/fb/bad4e5e26a5787adebf741d70c4a3598.jpg)
石段の下りもこの角度、注意が必要です
登山の経験から、安易にロープに頼ってはいけません。ここはしっかり手すりを持ってあがるべきです。3階への階段はさらに急勾配です。一説には65度以上あるとか。日本のお城の中では一番の勾配だそうです。
最上階からは、丸岡の町が360度、眼下に広がります。石瓦で葺かれた屋根は、素朴で独特です。全体では相当な重量がかかっていることでしょう。(計、120トンとか)
このあと、資料館を見学して、霞ヶ城公園をあとにしました。
私事ですが、まだ訪問できていない現存天守は、犬山城と宇和島城だけとなりました。
(追記)
入場券が、織ネームになっていました。文庫本のしおりにも使えそうです。
福岡県坂井市は、織ネーム(越前織)の一大産地です。
日本一短い手紙「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」も有名です。
また越前竹人形の里としても知られています。
その姿は、行き帰りの北陸道からも確認できました。丸岡ICから車で10分もかからない、非常にアクセスのよいところにあります。
お城のある霞ヶ城公園の駐車場に着くと、こちらもちょうど桜が終わったところのようでした、満開の頃は多いに賑わったことでしょう。(日本のさくら名所100選)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/14/50b15190374efdc62d822739a01037d8.jpg)
織ネームの入場券450円(平成29年4月より料金改定) 坂井市は織ネームの一大産地です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/dd/3d6c7be1851caee970ac779c16c74aef.jpg)
駐車場横の一筆啓上茶屋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/09/8dce944a6d55359f86de3a949ec48582.jpg)
桜まつり 丸岡城のある霞ヶ城公園は日本のさくら名所100選に推薦されています
セット券を購入し、霞ヶ城公園の石段を上がると天守が見えてきます。野づら乱積みで築きあげられた石垣、その上に3層の天守(概観は2層)がそびえたっています。
資料によりますと、当時は五角形の堀に囲まれた敷地内に二の丸、各種門、石垣などもあったようですが、明治の排城令により天守以外はすべて取り壊されたようです。
この丸岡城、現存12天守の中で最古の様式を持つ平山城で、北陸で唯一の現存天守です。どちらかというと小振りで、簡素なイメージ、屋根は石瓦で葺かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/72/a8b36dc048837e0722a2a793bdfce4ef.jpg)
丸岡城天守閣 石垣は野面乱積み(のづらみだれづみ)石段から直接入り口にはいります この傾斜もすごい
まず、驚くのが天守への石階段の角度です。約29度あるそうです。一直線に上がる石段はそれのみでとてもシンプル、あまりにも殺風景な感じもします。
そして天守へ。右側に受付、左に靴ぬぎ場があり、正面に階段があります。スリッパに履き替え、順路に従ってまず、1階を見学、そして階段を上がり2階へ上がりますが、この階段がとてつもない急勾配なのです。
その角度は60度以上もあり、まるで垂直に立っているようです。通常は両側に手すりがあるだけですが、あまりにも急勾配のためか、他では見ることのない、結び目のついたロープが左右にぶら下がっているではありませんか。
おまけに、一段あたりの段差が相当あり(27cm)、踏み面も奥行きが非常に狭く(12.5cm)足の半分ほどしかかかりません。これでは、お年寄りには無理かもしれませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/de/c987a97eed1bdce224fa7d78a3460a82.jpg)
傾斜と段差と奥行きが、すごい階段
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/cd/a3ef45a55deb64e024c41861ea8e80fc.jpg)
最上階からの眺望は抜群です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/34/e73e51f6184f16650f00919609effb4a.jpg)
模型で再現されていました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/e7/c6dbafa8ba975e4bf4fcbb951bf7f4eb.jpg)
敷地内にある資料館
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/7e/2824dcbaf9441f749f8d2d4649e1c9c0.jpg)
桜の頃は絵になるでしょうね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/fb/bad4e5e26a5787adebf741d70c4a3598.jpg)
石段の下りもこの角度、注意が必要です
登山の経験から、安易にロープに頼ってはいけません。ここはしっかり手すりを持ってあがるべきです。3階への階段はさらに急勾配です。一説には65度以上あるとか。日本のお城の中では一番の勾配だそうです。
最上階からは、丸岡の町が360度、眼下に広がります。石瓦で葺かれた屋根は、素朴で独特です。全体では相当な重量がかかっていることでしょう。(計、120トンとか)
このあと、資料館を見学して、霞ヶ城公園をあとにしました。
私事ですが、まだ訪問できていない現存天守は、犬山城と宇和島城だけとなりました。
(追記)
入場券が、織ネームになっていました。文庫本のしおりにも使えそうです。
福岡県坂井市は、織ネーム(越前織)の一大産地です。
日本一短い手紙「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」も有名です。
また越前竹人形の里としても知られています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます