久しぶりに早起きしたミモロは、東山エリアに桜を見に行くことに…。
「あ、やっぱり咲いてる~」と笑顔になったのは、「南禅寺」です。
早朝でまだ観光客が動き始める前なので、境内には、ほとんど人の姿がありません。
臨済宗南禅寺派の大本山「南禅寺」は、春の桜、秋の紅葉、冬の雪とそれぞれの季節に趣があり、ミモロが大好きな景色がそこに…。
「三門」から一直線に続く参道の先には、「法堂」があり、その両側に桜が彩りを添えています。
「わ~法堂が桜のイヤリングしてるみたい~」と想像力豊かなミモロです。
「法堂」の端から眺める桜…「なんかここの桜、キリリとしてる感じ~」と禅寺らしい凛とした景色の中で桜の表情も引き締まって見えます。
「ちょうど満開になってる…」
境内の桜は、満開のものもありますが、まだつぼみの木もあり、まだ桜が楽しめそう。
「あそこには、桜が少ないけど、やっぱり外せない…」と向かうのは、境内の一部を通る琵琶湖疏水です。
1912年に完成したレンガのアーチは、今や「南禅寺」の人気撮影スポット。
「よかった~誰もいない~」とミモロ。そう、ここで人が入らずに撮影するのは、なかなか大変なのでした。
境内には、苔や松の緑を背景に、桜のピンクが際立ちます。
「あ、あそこの桜もチェックしよう~」と向かうのは、「南禅寺」の北側に位置する「野村美術館」の西側の道です。
ここは、枝垂れ桜が見事なのですが、今年は、まだ…ソメイヨシノが満開を迎えています。
「でも・・・枝垂れ桜の枝が少なくなってる~」とミモロは気づきました。以前の台風などの影響で、京都の桜は少なからぬ被害を受けて、全体のボリュームが少なくなってしまった桜が多いのです。
「もう少し経ったら、また桜のトンネルみたいになるかな~」と、それを願うミモロです。
さらに「あそこも~」と向かうのは、節分の時に参拝した「聖護院門跡」です。
「ほら~桜が見えるよ~」と門の前からお寺を覗きます。
ここにも大きな枝垂れ桜があり、門の屋根にその枝を伸ばしています。
「屋根にこぼれる桜がいいんだよね~」と、この景色はミモロのお気に入り。
境内に入ると…「うわ~キレイ~」と思わず…
頭上から降り注ぐような桜の枝…
ここの桜は、年々大きくなっている気がします。
散歩をする地元の人が立ち寄っては、眺めていく桜です。
「明日も、桜を見にお散歩するんだ~。また早起きしよう~」と、桜の時期は、ジッとしていられないミモロです。
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