京都からJRの特急サンダーバードを利用して、GOTOトラベルの金沢日帰り旅に来ているミモロたち。
朝9時に金沢駅に到着し、「兼六園」「成巽閣」「いしかわ生活工芸ミュージアム」などを経て、お昼近くになりました。
「ここで、まだ見たい博物館があるの~」というミモロ。
そこでまたトコトコと歩いて向かったのは、前回、夕方に訪れた「国立工芸館」のそばにある赤レンガの建物です。
「あそこが、国立工芸館…前に見たけど、行ってもいいよ~」とミモロはお友達に尋ねます。「う~そうね~まずは、ミモロちゃんが見たいとこ行きましょ」となんと優しいお友達。
その言葉に甘えて、向かったのは、「石川県立歴史博物館」です。
ここに並ぶ赤レンガの建物は、かつて明治42年(1909)に陸軍兵器庫として竣工。昭和61年に現在の場所に移転し、現在、3棟が並び「石川県立歴史博物館」と「加賀本多博物館」が入っています。建物は、国の重要文化財です。
建物を結ぶ間の空間は、ガラス張りのラウンジになっていて、外の景色を眺めながらのんびりできる憩いの場所です。
ここでミモロたちは、ペットボトルの水を飲んでひと休み。「なんか素敵な景色だね~」と‥春は桜がきっと見事なことでしょう。
まずは、第1棟の「石川県立歴史博物館」へ。
ここには、縄文時代から現代までの石川県の歴史や人々の暮らしの展示が行われています。
「ここ古墳かな?」と遺跡の模型へと進みます。「なんか落ち着く~」
「ミモロちゃん、そろそろ出てきて~」と外でお友達が声を掛けます。
原始、古代、中世、近世など時の流れに沿った展示を巡ります。
参勤交代の様子を示す模型…
諸外国との交易を示す資料など、なんと約17万点の歴史的資料が所蔵されているそう。
「やっぱり建物も素敵だね~」
建築にも興味を抱くミモロ・・建物は、博物館として活用されるに至り、外観を創建当時の姿に忠実に復元、内装もそれに合うように、整えられたそう。
平成3年には、この再利用が高く評価され、日本建築学会賞も受賞しています。
歴史に関係するシンポジュウムやレクチャーなど、博物館の活動は多岐に渡ります。
次は、第3棟の「加賀本多博物館」へと急ぎます。
さてここは、加賀藩の1万石以上の禄を与えられた大名クラスの重臣である「加賀八家」のひとつ5万石の禄高の本多家に伝わる家宝や美術工芸品、武具などを展示する武家博物館です。
見学者の目を引くのは、甲冑や刀剣。
最近、刀剣女子も多く訪れるそう。
「いろんなものが展示されてるね~」
今回は、ほとんどご紹介できませんが、その展示は幅広く、武家の姿を垣間見るような心地に…
展示の中で、特に目を引くのが、大きな壺。「これなんだろ?」と首をかしげるミモロ。
これは、本多家の家宝である「村雨の壺」。なんでも江戸時代初期に幕府と加賀藩の間で領地権を巡り問題が生じたとき、それを無事に納めたのが、本多家で、領地は加賀藩のものに。その功績で、5万石から10万石へのご加増が申し渡されたのですが、それを辞退し、その代りにこの壺を拝領したのだそう。別名「五万石の壺」と言われ、本多家の家宝となりました。
「へぇ~そんな価値ある壺なんだ~」とミモロ。壺自体の価値云々より、大切なのは、別だと思うけど…。
「ここも大変、見ごたえがある博物館だったね~」とミモロ。
「国立工芸館行く?」とミモロ。「う~そうね~少しお腹空いちゃったわね~」とお友達。
「うん!」その言葉を待っていたように目を輝かせるミモロです。
そこで二人は、町の中を巡回するバスに乗って、金沢の繁華街 香林坊へと向かうことに…
そこのファッションビルの最上階にあるレストラン街で、時間が掛からない中華料理を頂きました。
「ここのレストランからの見晴らしいいね~」町を一望する場所…。
「あ、あそこにもレンガの建物あるよ~行ってみようよ~」と次の目標を見つけたミモロです。
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