ネコにも関わらず、金魚すくいのイベントのお手伝いをするミモロ。
「ミモロね、金魚の放流係なんだ~」と、白川に流す2万匹の金魚を放流するバケツに振り分けるお仕事に夢中。
毎年、夏休みに行われてきたこの地域の祭りは、コロナの影響で3年ぶりの開催になりました。それを楽しみにしていた子供たちが大勢、バケツと網をもって集まっています。
子供たちにとって、3年ぶりというのは、とても長い期間です。前回は、まだ水を怖がっていた小さな子も、2年たつと、アミをもって、川の中を元気よく進んでいます。そして今回、初めて…という子供も多く、コロナ禍でさまざまな貴重な経験が失われていたことを思わずにはいられません。
「ミモロちゃん、タコせんべい食べた?」と、一緒に金魚の放流係をしていた方に言われたミモロ。
「あ。まだ~行ってもいい?」と。「はい、まだ放流までに時間あるから、楽しんで来たら…」とお許しを頂き、さっそく…。
「あの~タコせんべい下さい~」と仮設テントで。「はい、どうぞ~」
口の周りに青のりをつけながら頂きます。塩辛いタコせんべいは、汗をかいたミモロには、大切な塩分補給に。
「う~喉、渇いちゃった~」と次に向かったのは、かき氷のテントです。
「イチゴ味のください~」とお願いします。「はい、ちょっと待っててね~」
たっぷりシロップをかけてもらいます。ほかにもポップコーンも食べました。
これらは、すべて無料。地域のおもてなしです。
このイベントは、地域の子供たちへの教育の側面も備えています。
例えば、「京都市ごみ減量推進会議」のテントでは、リサイクルの取り組みの資料や、市内の子供たちが学校給食用牛乳パックをリサイクルしたトイレットペーパーを配布していました。
また、使われないままの食器なども、無料配布されました。
「どうぞ、好きなの持って帰ってください~」と。
「え?いいの?」とミモロは、キティちゃんのお皿を1枚頂きました。
「ヨイショ…」袋に入れてもらって、自分の荷物が置いてある場所まで、運びます。
また、「京都市環境政策局」の「東山エコまちステーション」のテントも。
ここでは、クイズ形式で、不用品の回収・処理方法を学びます。
「はい、カード引いてください~」と市役所の方。
引いたカードに描かれたものの処理方法を当てるクイズです。
ミモロが引いたのは、電子レンジとホースリール。「え~と、ホースリールは、大きいから大型ゴミでしょ。電子レンジは、リサイクルできるのかな?」
「はい、電子レンジは、40センチ以下なら小型ゴミですが、それ以上は大型ゴミですから、処分するときは、有料のシールを貼って、決められた日に出すようにしてください」と。「は~い…」ゴミの出し方は、そこに住む人たちの意識の高さを示す基準とも言われます。
参加したら、小さなおもちゃがもらえました。「どれにしようかな?」
「ひとつ…選んでね~」「ひとつだけ??」と迷うミモロでした。
さらに、地域の安全を守る東山警察の方々も…。
まさに、この地域のイベントは、京都市、東山区など行政と共に行われるもの。
「ミモロちゃん、ちゃんと水分補給しなくちゃダメですよ!」と周囲の人に言われ、お茶を…。
35度を超す猛暑日…熱中症の予防と共に、救護ブースも設置されていました。
さぁ、もうすぐ12時20分。お祭りの終わりの時間が近づきます。
最後の金魚の放流の準備が進みます。
作業が終わると、ミモロは、傍らにあるバケツに…
実は、このバケツには、大和郡山から送られ、元気がなく、すでに瀕死状態の金魚を、ミモロはすくっていたのです。
「もう死んでるから、捨てないと…」と周囲の人に言われても、「まだ気絶してるだけかもしれない」と、ミモロはバケツに水を入れて、横たわる金魚を保護していました。
中には、「あ、生き返って泳いでるよ~」というものの出てきて、周囲の人たちも、そのバケツに瀕死の金魚を入れるようになっていました。
ミモロは、最後の放流の直前に、そのバケツを持って、白川の下流へ移動。
死にかけている金魚を子供たちがすくわないように…。「ここまでよく頑張りました。ありがとうございます~」と、バケツの中の瀕死の金魚たちに声をかけ、川に祈りながら放流しました。
「きっとサギや鴨の餌になるね」と流れる金魚を見送りました。
さぁ、最後の放流も無事に終了。子供たちは、次々に岸にあがり、家路へと向かいます。
それから、ミモロたちは、イベントの撤収作業へ。
提灯やのぼり旗をかたずけたり、バケツなどの備品、ゴミの処理などを行います。
「ふ~結構大変だった~お片付け…」
ご褒美におにぎりを頂き、ひと心地。
夏の1日…大勢の子供たちの歓声が響いた白川は、元のように京都情緒あふれる景色に戻りました。
「きっと今週中は、まだ白川に金魚いるね~」とミモロ。そう、石の陰に隠れた金魚などが数日は川で見ることがあります。
「すくった金魚、みんな大切に育つといいね~」と願うミモロ。
あれ?また金魚もらってきたの?気づくと、いつの間にか、ミモロは水の入ったビニール袋を持っています。その中には、2センチほどの小さな赤ちゃん金魚が…。「だって、かわいかったんだもの…」と。
すでに家には、3年前にすくい20センチに巨大化した金魚がいるのですが、あまりに大きくなりすぎて、金魚というより赤いフナ…大きな口に、ミモロも時々怯えてしまうほど。
家に持ち帰り、空いている大きな鉢に…。まず、ここ1週間ほどが勝負で、そこで生き残れば、その後は少し安心。
金魚柄の器で、どこにいるかわからないほど、小さな金魚です。
「あ、餌食べた~」と、喜ぶミモロ。あまりに小さいので、かなり心配…。でも、口の周りが赤い金魚のお世話が楽しみなミモロです。
<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
「ミモロね、金魚の放流係なんだ~」と、白川に流す2万匹の金魚を放流するバケツに振り分けるお仕事に夢中。
毎年、夏休みに行われてきたこの地域の祭りは、コロナの影響で3年ぶりの開催になりました。それを楽しみにしていた子供たちが大勢、バケツと網をもって集まっています。
子供たちにとって、3年ぶりというのは、とても長い期間です。前回は、まだ水を怖がっていた小さな子も、2年たつと、アミをもって、川の中を元気よく進んでいます。そして今回、初めて…という子供も多く、コロナ禍でさまざまな貴重な経験が失われていたことを思わずにはいられません。
「ミモロちゃん、タコせんべい食べた?」と、一緒に金魚の放流係をしていた方に言われたミモロ。
「あ。まだ~行ってもいい?」と。「はい、まだ放流までに時間あるから、楽しんで来たら…」とお許しを頂き、さっそく…。
「あの~タコせんべい下さい~」と仮設テントで。「はい、どうぞ~」
口の周りに青のりをつけながら頂きます。塩辛いタコせんべいは、汗をかいたミモロには、大切な塩分補給に。
「う~喉、渇いちゃった~」と次に向かったのは、かき氷のテントです。
「イチゴ味のください~」とお願いします。「はい、ちょっと待っててね~」
たっぷりシロップをかけてもらいます。ほかにもポップコーンも食べました。
これらは、すべて無料。地域のおもてなしです。
このイベントは、地域の子供たちへの教育の側面も備えています。
例えば、「京都市ごみ減量推進会議」のテントでは、リサイクルの取り組みの資料や、市内の子供たちが学校給食用牛乳パックをリサイクルしたトイレットペーパーを配布していました。
また、使われないままの食器なども、無料配布されました。
「どうぞ、好きなの持って帰ってください~」と。
「え?いいの?」とミモロは、キティちゃんのお皿を1枚頂きました。
「ヨイショ…」袋に入れてもらって、自分の荷物が置いてある場所まで、運びます。
また、「京都市環境政策局」の「東山エコまちステーション」のテントも。
ここでは、クイズ形式で、不用品の回収・処理方法を学びます。
「はい、カード引いてください~」と市役所の方。
引いたカードに描かれたものの処理方法を当てるクイズです。
ミモロが引いたのは、電子レンジとホースリール。「え~と、ホースリールは、大きいから大型ゴミでしょ。電子レンジは、リサイクルできるのかな?」
「はい、電子レンジは、40センチ以下なら小型ゴミですが、それ以上は大型ゴミですから、処分するときは、有料のシールを貼って、決められた日に出すようにしてください」と。「は~い…」ゴミの出し方は、そこに住む人たちの意識の高さを示す基準とも言われます。
参加したら、小さなおもちゃがもらえました。「どれにしようかな?」
「ひとつ…選んでね~」「ひとつだけ??」と迷うミモロでした。
さらに、地域の安全を守る東山警察の方々も…。
まさに、この地域のイベントは、京都市、東山区など行政と共に行われるもの。
「ミモロちゃん、ちゃんと水分補給しなくちゃダメですよ!」と周囲の人に言われ、お茶を…。
35度を超す猛暑日…熱中症の予防と共に、救護ブースも設置されていました。
さぁ、もうすぐ12時20分。お祭りの終わりの時間が近づきます。
最後の金魚の放流の準備が進みます。
作業が終わると、ミモロは、傍らにあるバケツに…
実は、このバケツには、大和郡山から送られ、元気がなく、すでに瀕死状態の金魚を、ミモロはすくっていたのです。
「もう死んでるから、捨てないと…」と周囲の人に言われても、「まだ気絶してるだけかもしれない」と、ミモロはバケツに水を入れて、横たわる金魚を保護していました。
中には、「あ、生き返って泳いでるよ~」というものの出てきて、周囲の人たちも、そのバケツに瀕死の金魚を入れるようになっていました。
ミモロは、最後の放流の直前に、そのバケツを持って、白川の下流へ移動。
死にかけている金魚を子供たちがすくわないように…。「ここまでよく頑張りました。ありがとうございます~」と、バケツの中の瀕死の金魚たちに声をかけ、川に祈りながら放流しました。
「きっとサギや鴨の餌になるね」と流れる金魚を見送りました。
さぁ、最後の放流も無事に終了。子供たちは、次々に岸にあがり、家路へと向かいます。
それから、ミモロたちは、イベントの撤収作業へ。
提灯やのぼり旗をかたずけたり、バケツなどの備品、ゴミの処理などを行います。
「ふ~結構大変だった~お片付け…」
ご褒美におにぎりを頂き、ひと心地。
夏の1日…大勢の子供たちの歓声が響いた白川は、元のように京都情緒あふれる景色に戻りました。
「きっと今週中は、まだ白川に金魚いるね~」とミモロ。そう、石の陰に隠れた金魚などが数日は川で見ることがあります。
「すくった金魚、みんな大切に育つといいね~」と願うミモロ。
あれ?また金魚もらってきたの?気づくと、いつの間にか、ミモロは水の入ったビニール袋を持っています。その中には、2センチほどの小さな赤ちゃん金魚が…。「だって、かわいかったんだもの…」と。
すでに家には、3年前にすくい20センチに巨大化した金魚がいるのですが、あまりに大きくなりすぎて、金魚というより赤いフナ…大きな口に、ミモロも時々怯えてしまうほど。
家に持ち帰り、空いている大きな鉢に…。まず、ここ1週間ほどが勝負で、そこで生き残れば、その後は少し安心。
金魚柄の器で、どこにいるかわからないほど、小さな金魚です。
「あ、餌食べた~」と、喜ぶミモロ。あまりに小さいので、かなり心配…。でも、口の周りが赤い金魚のお世話が楽しみなミモロです。
<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます