「久しぶり~今日もがんばるぞ~!」とミモロが張り切るのは、京都東山区の白川で開催された「白川あわた夏祭り」です。
ミモロは、金魚の放流係なのです。ネコなのに…???
8月7日朝9時にミモロは、東山の白川に出かけました。
この「白川あわた夏祭り」は、東山区の粟田地区の住民のみなさんが、夏休みに行うイベントで、すでに20年以上にもなる恒例行事なのです。
粟田地区の代表的な景観のひとつ、琵琶湖疎水から分流した白川…この流れは、祇園を通り、鴨川へと続きます。
その白川を舞台に行われるのが、ダイナミックな金魚すくいです。
すでに白川には、地域の人たちが集まって、祭りの準備が始まっていました。
「ミモロちゃん、お手伝いに来てくれたんだ~」と、この地区の役員をしている西沢お兄ちゃんは、ミモロの京都暮らし以来の長いお付き合いのお友達です。
すでに何回も参加しているミモロは、この地区の住民ではありませんが、仲間に入れて頂いているのです。
ミモロは、金魚の放流係で、放流する金魚のバケツの準備などもする係です。
会場には、金魚の産地、奈良の大和郡山から2万匹の金魚が、段ボール箱で届いていました。
ミモロは、放流する人たちのバケツに、大小の金魚を振り分けます。
「う?ここ少ないかな?」と、数を調整…。
さすが、何度かしているだけに手慣れた様子…。
9時半になり、太鼓の演奏が響き、いよいよ祭りがスタート。
「3年ぶりかな?うれしいね~また、お祭りできて…」と、ミモロ同様多くの人たちがこの日を楽しみにしていたのがわかります。
まずは、来賓の方々による金魚の放流で、祭りは始まりました。
その後、20分ごとに、12時20分まで放流が行われ、訪れた子供たちは、だれでも必ず金魚を持ち帰ることができます。そのため、祭りには、毎回、大勢の子供たちが参加します。
来賓のおひとりの区議の中野議員も、「ミモロちゃん、また会えてうれしいね~」と。
「うん、すごくうれしい~」とミモロ。「まだコロナの流行っているから、十分注意しながら楽しもうね~」と。
そう、みんなマスクをして参加です。ずっと開催されなかった地元の祭りに、子供たちも大喜び。夏休みの素敵な思い出に…。
金魚の放流係のミモロも、バケツを持って、川岸へ。
「みなさん~金魚放流しますよ~」と近くの子供たちに声を掛けます。
「う…」早く放流しないと…みんな待ってますよ…「う~」固まっているミモロ。
「どうしたの?」と西沢さんのお兄ちゃんが、ミモロのそばへ。「バケツ重くて動けない…」とミモロ。
そこで手伝ってもらうことに…「いい、行くよ~」
ジャー…バケツから勢いよく金魚が川へ…
ミモロは、その後、金魚のバケツへの振り分け係に終始することに…。
京都では、観光客が大勢訪れる祭りも多いのですが、実は、地元の祭りやイベントもなかなか盛ん。つまり地域の人たちの結びつきが強いのです。その地域の人たちの思いが、京都の町を守っていると言えます。
観光だけでは、わからない楽しさが、暮らすことで分かったミモロです。
「かき氷やタコせんべいももらえるんだって…行ってみよう…」と、放流の合間にミモロは、白川沿いを歩きます。
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