春爛漫の京都…ミモロは、お友達の手描き友禅作家の上仲正茂さんの作品展に出かけました。

「手描き友禅の技法を使って、布だけじゃなくて、革の素材を使った作品もあるんだ~」
作品展が開催されているのは、紫野の「大徳寺」のそば、猪熊通という大宮通から2筋東の道沿いにある「町家ギャラリー龍」です。

「なんか風情ある建物だね~」と奥まった町家の中へと進みます。

坪庭に面し、明るい光が注ぐギャラリー。そこに上仲正茂さんの作品が並んでいます。

元禄時代に扇絵師の宮崎友禅斎が描いた画風を、きもののデザインに取り入れ模様染めの分野を飛躍的に広げた友禅。
四季折々の花々などを巧みに描いたきものは、多くの女性たちの憧れの品に…。
多くの職人さんの手を経て完成される友禅は、まさに京都の伝統工芸を代表する一品です。

「ミモロちゃん、来てくれたんだ~」と上仲正茂さん。

「はい、素敵なもの見るの大好きだから…」と笑顔で答えるミモロです。
絵を描くことが、子供の頃から大好きだったという上仲さん。職人であったお父様の影響で、手描き友禅作家を目指します。多くの修業を経て、腕を磨き、2013年には、「京もの認定工芸士」に。2022年には、未来の名匠「京友禅」に認定されました。
上仲正茂さんは、京友禅の魅力をより多くの人に知ってもらい、暮らしの中で愛用して欲しいと願います。
はんなりとした雰囲気が漂う京友禅の着物だけでなく、無地の着物や織りの着物でも使える半襟などに、カラフルな色彩やモダンなデザインを施し、和服を装う楽しさをさらに感じられるような作品も多数。

また、洋装にもぴったりのストールなども…

シルクだけでなく、ウール素材なども…「これ、冷房のお部屋で便利かも…」と興味を抱くミモロです。
さらに革の素材に、描いたモダンなデザイン…上仲正茂さんの幅広さを物語る作品。

そんな作品に、ここの「町家ギャラリー龍」は、ぴったり…。

女性ファンが多いと思われがちですが、実は、男性ファンも多く、和雑貨など、ユニセックスで持てる袋物なども…。
ここに並ぶ作品は、数が限られています。でも、オンラインショップには、種類豊富に作品が…

希望により、オリジナルの作品を作ってくださったり、また、京都旅で訪れる方々に友禅のワークショップなども開催。
「京友禅の魅力を多くの人に知って欲しい…」その思いが伝わってくる作品展です。

*上仲正茂さんに関する詳しい情報は、ホームページからどうぞ~
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