ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

[まちかどミュージアム」で、西陣千両ヶ辻の「レースミュージアム LOOP]へ。豪華なレースの十二単にビックリ!

2024-11-04 | イベント
「こんな十二単見たの初めて!」とミモロが驚いたのは、レースの生地で仕立てられた十二単です。


これが展示されているのは、西陣千両ヶ辻のレース専門店「LOOP]の2階にある「レースミュージアム」です。


「2階にあるんだよ~」

入館料500円で、海外のアンティークレースが展示されている場所へ。


ここには、海外でも貴重とされるアンティークレースが多数展示されています。


「いらっしゃい~ミモロちゃん」と笑顔で迎えてくださったのは、西村社長さん。

ミモロは、以前もここに何度か来ています。ですから、すっかり顔なじみ…

そもそも漁業の網など水を切る生活道具として、古代遺跡にもその姿を留めるレース。16世紀以降、ヨーロッパでその技術が芸術的な作品を作り上げるほど進歩し、その美しさは、王侯貴族を魅了。地位と富を象徴するものとして、服装の装飾に。
そのレースが日本の女性たちを虜にしたのは、明治時代から。まさにレースは、日本の西洋化の象徴のひとつと言えましょう。
戦前は、輸入レースが主流でしたが、戦後は、海外へ輸出するほどの躍進を遂げます。

西村社長のお父様も、戦後すぐにレース製造を始められ、下着用のレースリボンなどを海外に輸出なさっていたそう。
「今、求められるのは、独自の技術によるレース生地の開発」とおっしゃる西村社長。鋭い感性で、常に新たな挑戦をなさっています。

「あのね~今、まちかどミュージアムのイベントに参加してるんですよ~3階に行ってみて~」と、ここでもスタンプが頂けます。

そのイベントに合わせるように…また、NHKの大河ドラマ「光る君へ」と意識して、なんと豪華な十二単を製作・展示を

さまざまな模様のレース生地…それをふんだんに使った豪華な十二単です。これも西村社長のアイディア。

「レース好きの若い人に人気出るかも…。これ着てたら注目されるね~」とミモロ。


「ミモロも十二単持ってるけど・・・結構重いんだ~でも、レース生地なら軽いから動きやすいね~」と。

さすがレース生地の専門店ならではの作品です。

ここでは、レース生地を使ったオリジナルの品々もいろいろあり、購入も可能。


レースは、そのエレガントな独特の雰囲気から、下着からアウター、雑貨まで幅広く活躍する素材です。


ミモロも並ぶ品々に興味津々…

「ここでは、レース生地も買えるんだよ~」

「レース美術館」で、ぜひ、アンティークから現代まで、レースの魅力を実感してはいかがでしょうか?

*「レースミュージアムLOOP]京都市上京区元誓願寺通大宮西入元妙蓮寺町547 ☎075-441-0336 開館時間 9:30~17:00 休館日 水曜 入館料500円 (まちかどミュージアム期間中の11月4日は休館)


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