猛暑の京都・・・ちょっと涼しい美山。そして夕暮れのお散歩で涼を誘う

連日の猛暑の京都に、東京からお友達が遊びに来ました。「う～どこ案内しようかな～」とミモロは悩みます。
だって、38度を超える昼間の町歩きは、あまりに辛いし、また命の危険が言われます。
「でも、せっかくお休み調整して来てくれたんだし～」と。そこで京都の町中を避けて、自然がいっぱいの北の方向に行くことに。

「あの～美山行かない？」とミモロ。「え～行ったことない～行ってみたい！」とお友達。
京都の北、美山は山の中。だから京都の町中より確かに多少涼しいはず…。

「ふ～やっぱり風が気持ちいい～」

車で約1時間。北山杉の里などに立ちよりながら到着です。陽射しの強さは、町中と変わらぬものの、風が幾分涼しく感じます。

青田を渡る風が、ミモロの毛並を吹き抜けます。


「せっかくだから、かやぶきの里歩こうね～」ミモロは、お友達を町歩きに案内。
　

「なんか観光客少ないね～」とミモロ。さすがこの暑さ、美山と言えども訪れる人は少なめです。
　
通行人の姿もありません。もちろん住民は、お家の中でしょう。こんな昼間には、畑仕事もしませんから。
「どこ案内しようかな～」とマップを確認。無駄に歩くのは、体力消耗のもと。

　
古い農家の風情を楽しみ、そして、山の中腹にある「知井八幡神社」へ。「どこか神社かお寺に行ってみたい～」というお友達のリクエストです。
「そこまで結構歩くよ～いいの？」とミモロ。
以前も訪れたことがあるミモロは、坂道を歩くのがちょっとしんどかったのでした。でもせっかくだし～と、汗をふきふき進みました。

大きな木々に包まれた神社の境内は、予想したより、涼しい場所。
　　
ここは、1071年創建の歴史ある神社。建築に興味を抱くお友達は、熱心に建物を見て回りました。「ミモロ、ここで待ってるね～」と、木陰で休むミモロです。

集落を見渡せる場所にある神社。そこには涼しい風が…。「気持ちいい～」


「きっと川のそばはもっと涼しいかも～」と、ミモロたちは、川のそばへ。
青い水が流れる川はとても涼し気・・・「水着持って来ればよかった～」と、川遊びをしている子供たちをうらやましいそうに眺めるミモロです。

美山まで行かなくても、京都で涼を求めるなら、「貴船」や「鞍馬」がおすすめ。山の中なので、高度の高さもありますが、山間に流れる川と木々に包まれ日蔭が多いのです。

「夏は体力つけなくちゃ～」と、次にミモロが案内したのは、以前訪れた「山の家　はせがわ」です。「ここでランチしようね～」と。北大路通にある「グリル　はせがわ」の姉妹店です。
　
「あれ？前は、すごく混んでたのに～さすが今日は人が少ない～」すぐテーブルでランチがいただけました。
猛暑でも食欲の衰えないミモロ。お友達もその食欲に驚きます。


さて、このところの猛暑でミモロは少々運動不足。「だって昼間、町歩きできないんだもの～」と。すでに7時には、気温は30度近くになる京都。朝でも陽射しの強さは相当なものです。そこで、最近は、夕方18時過ぎにお散歩をすることに。
鴨川沿いをトコトコ歩きます。
「ほら、サギさんも夕涼みしてる～」
水しぶきがあがるポイントに立つサギ。きっとほかの場所より涼しいはず…。

ミモロのお気に入りの夕涼みポイントは…亀の飛び石の上。
「川の風をすごく感じるんだよ～。水の近くだから、気持ちいい～」と。

ふむ・・なるほどそこは涼しそうですね～。

亀の頭に座って眺める川の流れ・・・そうここはミモロの特等席なのです。

ミモロ同様、夕暮れになると、川の畔には、ランニングや犬の散歩などいろいろな人の姿が…。

今年の夏は、京都では夜のイベントが大人気。「鴨川のほとりで納涼イベントや堀川通では七夕もあるしね～」
これからは、しばらく夜のおでかけが続きそうです。


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