晩秋のある日のこと…「これもお話したいの~」とミモロが言うのが、12月8日に「高台寺」で行われた「雪月花」という催しです。
「豆腐粥の接待があるから、ミモロちゃんいっしょに行かない?」とお友達に招待されたミモロ。「あのね、来るとき、なにか白いものか丸いもの身につけてきてね~」と言われました。
「ミモロちゃん、お顔丸いからそのままでもいいかも~」「え~そう?でも・・・」ミモロは、白いマフラーを撒いてゆくことに。
「雪月花」は、お釈迦さまが悟りを開かれた12月8日の午前2時(鶏鳴の刻)に修行僧が体を温めるために、「うずみ豆腐粥」を食したことに由来します。
ミモロたちは、雪月花にちなんで何か白いもの、丸いものをおもてなしを受ける趣向に身につけることにしたのです。
まずは、「圓徳院」の庭園や中を拝見します。
ここでは、坐禅や写経なども体験できます。
お寺には、豊臣秀吉や北政所にゆかりの品々なども展示されています。
「こで宗旦キツネだって~」
「ネズミさんかと思った~ニャ~」脅かしてどうするの?「だってミモロ、ネコだもん!」キツネですから驚く様子はありません。
貴重な品々を拝見した後、お茶席でお抹茶をいただきました。
それから、福くじが行われます。「いいもの当たりますように~」と気合いを入れて…
「はい、大当たり~」と言われていただいたのは、カレンダー。「でもこれみんなもらえるものなんだ~」そう、すべて大当たりと言われます。その中で、お友達のひとりは、素敵な器が当たりました。
次にみんなで行ったのは、「高台寺」のお庭です。
ここは、ちょっと前に、夜の拝観で訪れたところ。そのとき見た幻想的な池は、昼間は、「それほど幻想的じゃないんだ~」
青空を映した池の面は、夜とは異なる美しさをたたえます。
「お香煎茶いただきましょ~」と言われ、ミモロたちは、お席へ。
ここでもお菓子をいただきました。
「お粥まだかな~」とミモロ。最後に訪れた「洗心寮」で、いよいよ「うずみ豆腐粥」をいただきます。
緋毛氈の上に座って、じっと待っていると、お粥をのせたお膳が運ばれてきました。
「頂戴します~」ミモロの前に置かれたお膳には、雪を表現した豆腐、月は大根、花はニンジンの「雪月花」の料理が。
「やさしいお味~」とお友達といっしょに目を細めるミモロです。
「こんなお粥初めて食べた~」とミモロ。
京都に暮らして、ミモロは今まで食べたことがないようないろいろな料理に出会いました。
「高台寺」の檀家さんであるお友達に招待された素敵な時間。「ホント、京都って興味深いものがいっぱい~」観光客では体験できない京都人の楽しみ。
「今年もいろんなこと体験したね~」と、しみじみ思うミモロです。
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