観光客が増えている秋の京都。町中の六角通と富小路通の交差点のそばにある扇子の老舗「宮脇賣扇庵」では、今、日本画の巨匠、木島櫻谷の扇展が2階の展示会場で行われています。

この企画展は、ミモロがめぐっているアート連携チケット「櫻谷三昧」という近代京都日本画の巨匠・木島櫻谷をめぐる秋の旅の一環。「泉屋博古館」南禅寺塔頭「南陽院」と「木島櫻谷旧邸」の拝観料が割引になっているチケットです。

さて、今回訪れたのは…

創業文政6年の「宮脇賣扇庵」。今も、昔ながらの佇まい…ここは、チケットがなくても無料で拝見できます。
ここで「木島櫻谷の扇展」を開催するのは、天井画制作120周年の特別展。
明治35年に店の天井画を京都画壇の48名の画家に依頼。

その一人が木島櫻谷です。さまざまな扇子のデザインも担った木島櫻谷。今回、「櫻谷文庫」の協力のもと、扇面の絵など、さまざまな貴重な資料が展示されることに。
店の入口に展示された扇子…「いろいろあるんだね~」

ミモロは、さっそく2階へ進みます。

落ち着いた雰囲気の展示スペースに並ぶ扇子。
ミモロは、ひとつひとつガラスケースに額をくっつけるように熱心に鑑賞。

山水画をはじめ、幅広い作品を手掛ける木島櫻谷。でも、ミモロが好きなのは、動物などを描いたもの。

「あ、ネコだ~」まずは、気になるのがやはりネコ。「ネコの扇子ってあんまり見ないよね~ネコ好きにはおすすめ…」

「大きなウサギさん~」扇子からはみ出しそうなウサギの絵。

他にも、亀やネズミ、鳥などの扇子も…。

いずれも、鋭い写生から生まれたものながら、そこに不思議と見る人に語り掛けてくるような感じが漂います。
扇子のほかには、団扇も…

興味津々のミモロです。
さて、冬は、扇子はあまり使わない…と思われがち…でも、「わ~こんな扇子もあるんだ~」と、木島櫻谷には関係ありませんが、ミモロが見つめたのは、クリスマスの扇子です。

京都では、12月になると、いろいろな場所で、クリスマス茶会なども開催。「こういう扇子持ってくと、かっこいいね~」と。
12月もすぐそこに…ミモロも走る、師走の京都も間もなく…
*「宮脇賣扇庵」の詳しい情報はホームページで
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