「素敵な作品…ステンドグラスみたい…色がとてもモダンだね~」とミモロがいうのは、錦織の作家龍村周さんの作品。
2月12日まで、御池通を少し上がった寺町通、「京都市役所」の西側にある「アートスペース余花庵」で、織物美術家の龍村光峯展が開催中。そこには、息子さんである龍村周さんの新作なども多数展示されています。
「こんにちは~」とギャラリーの中へ。
壁面には、2019年に惜しまれて亡くなられた龍村光峯さんの作品が展示されています。
昔の錦織の作品の修復や復刻など、錦織の歴史を次世代に残すために、様々にご尽力なさった龍村光峯さん。息子の周さんは、その父から受け継いだ技法と共に、独自の世界を錦織に注いでいらっしゃいます。
「錦織って、本当に芸術品…すごいね~」とミモロ。細かい技法が凝らされた作品は、見るものを魅了します。
ひとつひとつ多くの時間をかけて作られる作品…その価値は、まさに美術品。
古典的なモチーフを現代感覚あふれる色彩で、新しい世界を作るのも龍村周さんならでは…。
もちろん、かなり高額な帯ですが、幅広い年齢層が楽しめると共に、代々受け継いで行く品になります。
錦織は、その多くが帯として愛される品ですが、その美しい織物は、現代の人々のライフスタイルにも合うように、様々な雑貨が生まれています。
「わ~このパーティーバッグ素敵!」
ゴールドに輝くバッグです。
「これを作るのは、なかなか大変で、バッグを縫製する職人の優れた技も必要なんです」と説明が…。
錦織に欠かせない錦糸を作る技術など、錦織ができるまでには、多くの優れた職人さんたちの技が必須。でも、錦織自体の需要が少ないと、それに携わる多くの職人さんたちの技術も活かせないことに。
「その技術が失われないようにしなくては…」と。
より多くの人に錦織の魅力を知ってもらいたいという龍村周さん。
「あ、富士山の模様だ~」とミモロが興味を抱いたものが…相撲のまわしの富士山をモチーフにしたモダンな感じの錦織。
使いやすい工夫が施された財布なども…
「なんかお金持ちになりそうなお財布だね~」とミモロ。
丸いフォルムの小物入れは、使う人それぞれが使い方を楽しめる品…
「飴ちゃんいっぱい入りそう…」アクセサリー入れや薬入れなどになさる方も…。
会場では、種類豊富な品々が購入できます。
「また、工房にも伺いたいで~す」とミモロ。「はい、またね~」と手を振ってお別れ…。
「龍村光峯」では、錦織体験などの体験講座も行われています。
京都の伝統の技…錦織…本物の迫力を漂わす品々です。
*「龍村光峯」の詳しい情報はホームページで
<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
いつも一緒だよ~ミモロオリジナルキーホルダー
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます