「なんか可愛い~」とミモロが、見つめるのは、小さな木工のお人形たち。
9月30日の午後、ミモロは、「平安神宮」の前にある「岡崎公園」へ。「今日は、平安楽市やってる日だよね」
京都や関西を中心に、さまざまなモノづくりの人たちが、出店するマーケット「平安楽市」。
ミモロも時々出かけます。
「ねぇ、この木工の作品、すてきだね~」と、いくつもある仮設テントを巡って、足を止めたのが、ここ。
テントの前には、木の看板が置かれています。[WOOD CRAFT てるてる」と…
「どうぞ、ゆっくり見てください~」と、ミモロに声を掛けたのは、このテントのオーナーであり、木工作家の榎本浩二さん。
大阪から出店なさっている榎本さん。木工の作品づくりを本格的に始められたのは、4年ほど前から。公務員としての務めを退職してからだそう。
それぞれの木の持ち味を活かし、そこから彫り出された作品は、いずれも温もりを纏い、またとても洒落たフォルムです。
「あの~昔から木工なさってたんですか?」とミモロ。とても最近木工を始めたとは、思えない作品です。
「まぁ、木工は昔からちょこちょこやっていましたが、仕事が忙しくて、本格的に始めたのは、リタイヤしてからなんです。実家が、木を扱う仕事をしていたんで、木との触れ合いは、子供のころからありました」と。
芸術系の大学を卒業なさったそう。「だから、まぁ立体の製作、得意なんです」と。
「やっぱり…とても、趣味でやっている人とは思えない作品だもの…」と、なかなか鋭い目をもつミモロ。
木の葉をモチーフにしたブローチなども、そのフォルムと色彩のニュアンスが絶妙です。
「このスプーンもいいね~」と。
まるで枝のようにカーブしたスプーン。木の気持ちにそったような姿です。
「目の検査…」と小さなスプーンを目に…
あのね、それをやるのって、昭和の人なんだって…。今の子は、眼の検査で、黒いスプーンのようなものは使わないそう。
榎本さんの作品の中で、特に、心惹かれるのは、小さなてるてる坊主のような人形たち。
「彫っているうちに、その表情が見えてくるんです」と榎本さん。
小さな丸い頭とそれと同じサイズのボディ。シンプルな人形たちですが、その表情は、小さな目だけで十分に伝わってきます。
「なんかお話してるみたい…」とミモロ。
1体800円で、いくつか一度に揃えたくなります。
また、白壁のお家も、やはり複数で並べたくなります。
「地中海沿いの町にありそうなお家だよね~可愛い~」とこれもミモロが気に入ったもの。
「あの~毎月、平安楽市に出店なさってるんですか?」
「いいえ、これで2回目、今年は、他のイベントもあるので、来年になるかもしれません」と。
「作品、オンラインショップで買えないんですか?」
「minneで少しだけ出してますけど…」
「じゃ、また、平安楽市で会えるの楽しみにしてます」とミモロ。
「はい、また、ぜひ来てくださいね~」と。
「素敵なもの見つけちゃった~。他にもないかな?」と、また、いろいろなテントを巡ります。
*次回の「平安楽市」は、10月17日(火)~18日(水)10時~16時
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また、会えるのを楽しみにしています。