「うさぎの文字のアート作品だ~」とミモロが興味を抱く作品は、アート書家内藤晶さんによるもの。
大阪の美術館巡りをしているミモロは、地下鉄御堂筋線で「なんば駅」に降り立ちました。
「ここで、お友達がアートイベントの企画してるんだって~」と。
会場となったのは、駅に直結してる「ホテルロイヤルクラシック大阪」です。
かつて長い間大阪の人に愛された「大阪新歌舞伎座」。その跡地に2019年12月に、建築家 隈研吾さんにより、ホテルができたのです。
外観は、かつての趣を留め、内部はアート感覚あふれる「ホテル&ミュージアム」に。
ミモロは、エレベーターで5階のギャラリースペースに…。
ここは、週末は、宴会場として使用されるそう。そのため企画展は、平日の開催になりました。
「あ、ミモロちゃん、お久しぶりです」と、いつも素敵な笑顔で迎えてくださる佐々木洋三さんは、さまざなま文化イベントなどを企画・実施する方。
大阪の伝統芸能および現代アートなど、幅広い分野で、その魅力を発信なさっているのです。
今回、1月17日~20日という短期間で開催された「新進アーティスト展」には、国内外で高い評価を受けているアーティストの作品が並んでいました。
「かっこいいね~」とミモロがいうのは、ファッションイラスト作家のさみぃゆさんの作品。
また、「可愛いだけじゃない斬新さがある~」というのは、イラストレーターのチトセチトセさんの作品です。
「こんにちは~」と会場にいらしたアート書家の内藤晶さん。
書の技法を用いながら、独自の書のスタイルを創造。またイラストなどと組み合わせた作品は、デザインや広告分野でも注目されています。
「あ、これ通天閣って文字がそのまま通天閣の形になってる~」とミモロ。
そう、漢字の造形から、その姿が映し出されるような作品です。
「花鳥風月」の文字も、そのイメージを映し出した絵となっています。
「ここでは、風って、形がないから、そのイメージを映し出しました」と。内藤さんは、そもそも書家だけでなく、イラストレーターとしても活躍。その2つの技を併せた独自の作品なのです。
「あ、ネコもある~」
「あのね~ミモロも今年の書初めで猫の文字を猫っぽく描いたの…」とかなりレベルの違いはあるものの発想は類似しています。
「へぇ、そうなの~」と内藤さん。「まぁね~」と鼻を膨らませるミモロ。
「こっちにもネコの作品ありますよ~」と佐々木さんに促され向かったのは、イラストレーターの深尾竜騎さんの作品。
「ネコ好きなんですか?」とミモロ。「はい、大好きですよ~」と。
書籍や雑誌の挿絵、絵本、カレンダー、ファッション雑貨などのデザインと幅広い分野でその作品が人気の博しています。
なかでもミモロが、深尾竜騎さんの作品で注目したのは、シルクスクリーンのような質感があるパソコンのソフトを使った作品。
「え~これシルクスクリーンじゃないの?」と思う作品です。版が必要なシルクスクリーンとは異なり、アクリル絵の具で描いた原画をスキャニング画像の元絵として再構成したもの。原画の複製ではなく、版画のように摺り上げ印刷する感覚の作品で、縁の部分には、作者の直筆サインが入っています。
「オンラインショップでも購入できますよ~」と深尾さん。価格も2万円くらいと、若い人でも手が出せるもの。
「こういうアート作品がお家にあると、かっこいいよね~」と、お家時間が増えたり、個人のシェアオフィスなどに飾りたい作品です。
素敵な作品に触れたミモロ…「もっと会期が長いといいのにね~」と残念そう。
「あの~ホテルの中にも、いろいろなアート作品が展示されているんですよ~」とおっしゃるのは、ホテルの広報ご担当の村上さん。
「あ、ホント、いろいろあるね~」とミモロは、ホテル内を歩き回ります。
5階のテラスに出てみると…
目の前には、「なんば駅」の高島屋が…「ここって、すごく便利な場所にあるんだ~」と、改めて実感。
「今度、ゆっくりホテルの中、見たいなぁ~」というミモロです。
*「ホテルロイヤルクラシック大阪」の詳しい情報はホームページで
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