京都岡崎公園そばの京都観光総合案内所。「市電コンシェルジュ」に毎月１回、ミモロお手伝い

「平安神宮」の向かい側に広がる「岡崎公園」。さまざまなイベントが開催される市民の憩いの広場です。

その向側「京都府立図書館」の入口そばに、１台の市電が止まっています。
　
ここは「岡崎　市電コンシェルジュ」という京都の総合観光案内所。平成２７年１１月にオープンしました。

観光客の多い岡崎エリア。周囲には、「ロームシアター京都」や「みやこめっせ」「近代美術館」「京都市動物園」などさまざまな施設が集まっています。

この総合案内所のガイドを平日担当するのは、「NPO法人　京都の観光文化を考える会　都草」という京都検定１級合格者を中心にさまざまな京都観光の促進を図るグループで、実は、ミモロもそのメンバー。「ミモロ、京都検定２級だけどね～」

以前、岡崎に住んでいたミモロは、この地域には詳しく、「だったらお役に立てるかも～」ということで、この夏からここに平日の昼間、月１回だけお手伝いすることになりました。

７月のこの日は、初日。事前にトレーニングを受けて、どういうお仕事をするか把握しているミモロ。
「まず鍵を開けて、観光客が来る準備しなくちゃ～」
看板を出したり、車内清掃も。

この案内所は、かつて京都の町を走っていた市電車両１８６０号を活用。昔懐かしい市電の姿を修復しています。
「掃除完了！え～と次は～」
来場者の人数などを記入するチェックシートの準備。さらにその日、このエリアで開催されているイベントの告知を貼りだします。
ボードに貼って～
ここには、岡崎エリアを中心に、京都各所で行われているイベント情報などのパンフレットも揃っています。
「フムフムここで…」
マップを見ながら、イベントなどの確認も怠りません。

このエリアに運行されているバスの情報も掲示。


朝、９時半から夕方１８時まで、担当者が交代でこの場所に詰めて、観光客の対応を行います。
週末は、英語などを話すスタッフもいて、複数で外国人観光客の質問などに答えます。

「準備完了～」


平日の午前中、しかも猛暑の京都なので、さすがに観光客の姿もまばら・・・
ミモロは、だれもいない市電の車両で運転手ごっこや車掌さんごっこで時間を過ごします。
「発車オーライ」ガタン～ガタン

しばらく遊んだミモロ・・・「だれも来ない～」と、さすがにひとり遊びも飽きたよう。
窓から外を眺めては、観光客の姿を探します。
「だれか来ないかなぁ～」

この日は、ミモロが担当した時間に訪れたのは、わずか１０人。週末は、１００人を超すことも珍しくないのに～。

「近代美術館どこですか？」「伏見稲荷に行くにはどうしたらいいですか？」など国内外の観光客が訪れました。
「はい、美術館は、すぐそこ～」「伏見稲荷は、京阪三条で京阪電車に乗ってください～」と、地図などを見せながら説明するミモロです。


「観光客の人が来ると、うれしいね～」と張り切るミモロですが、その日は、やはり手持無沙汰。
「なんか眠くなっちゃう～」と市電の座席に・・・
ダメ、ミモロは係なんだから寝ちゃ！「うん、わかってる～」

午後１３時半、午後の担当者と交代。初日のお手伝いも無事に終了です。

岡崎エリアで観光資料などが欲しい場合、ぜひここへ。

ミモロも月１回は、担当してます。

＊「岡崎　市電コンシェルジュ」京都岡崎公園内、９；３０～１８；００　入場無料　月曜休み


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