ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「2023ミロもの京都暮らしカレンダー」限定100部で発売中!来年もミモロと共に…

2022-11-16 | アート

「これ、楽しそうでしょ!」とミモロが大好きな写真…これは「2023ミモロの京都暮らしカレンダー」の12月に登場。


さて、今年も限定100部しか製作しなかった「ミモロの京都暮らしカレンダー」。
ミモロのブログを楽しみにしてくださる方々が、年末に登場を待っていてくださるもの。


前回は、6月までの写真のお話をしましたが、本日は、後半を…

7月は、鹿ケ谷カボチャといっしょ。「安楽寺」の夏の行事である「中風まじない鹿ケ谷カボチャ供養」です。

暑い夏は、体調を崩しやすい季節…そこで栄養のあるカボチャの煮つけを頂きます。
「美味しいんだよね~」と、毎年、楽しみにしているミモロ。カボチャが登場する行事は、12月の冬至の時期に頂くのは、知られるところ。でも、京都では毎年7月25日「安楽寺」で「カボチャ供養」が行われます。

瓢箪のような腰がくびれた独特の形の「鹿ケ谷カボチャ」は、夏に収穫を迎えるカボチャです。
京の伝統野菜にも指定されたカボチャで、江戸時代に津軽国から種子を持ち帰った京の農夫が、栽培をはじめたところ、突然変異で瓢箪のような形になったとか。明治中頃まで、京都でカボチャというとこれだったと言われるほど栽培が盛んだったことも。しかし、その後は、市内での栽培農家が減少し、現在の主な産地は、京都の中部の綾部市に…。
成人病予防に効果があるリノレン酸を多く含有。そこから「中風除け」の御利益と言われるのかも…。
「え~昔の人って、カボチャの成分よくわかってたんだ~」と今となると驚くばかり。

「祇園祭の後祭りの山鉾巡行が終わった翌日だよね~」そう、ぜひ来年はご参拝ください。
その詳しい様子は、「ミモロ 鹿ケ谷カボチャ」でわかります。ぜひそちらも…

8月は、ちょっとおしゃれな夏のスタイルを披露。「まるで軽井沢にいるみたい…」とすっかり避暑地のお嬢様気分。

ブルーの涼し気なプリント生地のワンピースは、帽子の飾りとのコーディネートがポイント。なかなかおしゃれ上級者のスタイルです。これはファッションブランドの「青野株式会社」から頂いた生地で製作。昭和の夏の避暑地を思わせると、その年代には好評の写真。小さな手編みのバッグもかわいい…。

9月は、京都最北端の久多の山での自然観察と保全活動のお手伝い「ビーバーの山の会」の活動に参加し、野鳥の巣箱を作り、設置しました。

メンバーさんに教えて頂きながらの作業で、後は、屋根を設置します。正面の穴は、鳥の出入り口。
「いいの~こんなに小さくて、小さな野鳥しか入れないよ~」と心配するミモロですが、実は、ここを住処にしようと決めた野鳥は、自分にあったサイズに穴をつついて拡大してゆくのだそう。つまりセミオーダーってところでしょうか?
「優良物件だから、誰か住んでくれるといいね~」と願いながら木に設置。今だ、そこに住民がいるかどうか不明です。
今度、ぜひ見に行きたいと思っています。

10月は、お琴に挑戦。演奏家さんが用意していたお琴にちょっと触らせていただきました。

赤いたすきがけで、やる気満々のミモロです。「いつか六段か春の海が弾きたい…」といいながら、口三味線ならぬ、口お琴で弾いた気になっていました。
和楽器は、かつて篠笛、鼓、三味線などにも挑戦。「どれも奥深い楽器だよね~」と、いまだ憧れのままで上達は望めないミモロでした。

11月は、読書の秋。本を持って、お気に入りのベンチへ。

この小さな本は、ミモロファンの方からのプレゼント。ミモロのブログには、たびたび読者の方から頂いた小物なども登場しています。ありがとうございます。

そして12月…これは、カレンダーのために、急いで撮影した1枚。

お友達のクマのメディーちゃんと一緒にクリスマスの御馳走を頂きます。ミモロサイズのローストチキンとロールケーキ。これを見つけるのが、ちょっと大変でした。クリスマスの雰囲気を盛り上げるためのヒイラギの葉っぱは、「聖護院門跡」さんから頂戴しいたもの。ケーキを見つめるミモロとメディーちゃんの表情に和む1枚。
「世界中が平和になりますように~」そんな願いも込めて撮影しました。

限定100部のミモロカレンダー。ぜひ、来年もミモロをおそばに…。

ミモロの和服は、ミニ着物作家の赤塚先生に作っていただいています。
お誂えの京友禅は、友禅作家の黒田庄七郎先生と金彩の上仲昭浩さんの手によるもの。
また、お琴を弾く姿での矢絣は、お召で、その模様の小ささが伺えます。
他にも、革製のブーツやリュックは、革工芸の作家さんがミモロのサイズに作ってくださいました。
「こんなに素晴らしい衣装を持ってるネコっていないね~」と言われるたびに、鼻を膨らませるミモロ。
本当に京都に暮らしているからこそ、いろいろな方に出会えて、そのご縁で生かされていることに感謝です。

さらに今回撮影をさせていただいた「有斐斎弘道館」「岡﨑神社」「白龍園」「kyo-miori」「聖護院門跡」「伏見稲荷越後屋」「安楽寺」「ビーバーの山の会」のみなさまにお礼を申し上げます。ご協力ありがとうございました。

来年、ミモロに撮影に来て欲しいとおっしゃるところがあれば、ぜひおっしゃってください。

今年もあと1か月半…2023年が心安らかな年になるように…ミモロカレンダーをぜひおそばに…

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