ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ご神水が涼を誘う「松尾大社」。涼やかな風鈴の音が響く境内へ

2020-08-12 | 寺社仏閣

久しぶりにミモロは、京都の西に位置する「松尾大社」を訪れました。


ここには、初詣をはじめ、大祭などでも、何度も参拝しています。
創建は、大宝元年(701)と言われ、渡来人秦氏が一族の氏神として崇敬する、京都でも屈指の歴史を誇る神社です。
ご神体は、本殿背後の松尾山。ここには、磐座が鎮座しています。また、酒の神様として、酒造家の崇敬を集め、境内には、亀の井という名水もあります。

まずは、本殿に参拝をする前に、手水でお清めを…「あれ?涼しい音がする・・・」とミモロが、上を見ると、そこにはたくさんの風鈴が下がっています。
 
これは、招福除災を祈願する風鈴の奉納。風鈴の清らかな音が、禍を除き、福をもたらすそう…

毎年恒例の「八朔祭」は、今年9月6日の開催予定でしたが、コロナの影響で中止となりました。ただ、境内には、日没から提灯が点灯される予定です。

「どうぞ、みんなが安心して暮らせるようになりますように...」と本殿に祈るミモロです。

こちらのご神紋は、双葉葵。下鴨神社や上賀茂神社などと同じです。いずれも古くから京都を守る神社・・・また、水との関わりも深い神社です。

境内には、「幸福の撫で亀」があり、それを撫でながら、家庭円満や長寿を願うのですが・・・
「あれ?」
撫で亀さまは、すっぽりビニールに覆われています。コロナの影響で撫でることができなくなっているのです。
「ビニールに包まれて、苦しいね~暑いでしょ…」と、その姿に同情するミモロでした。

社務所のそばには、「樽うらない」が・・・。「あれ?これお正月だけじゃなかったんだ~」とミモロ。
 
500円納めると、3本矢が前の樽の的を射れるのです。樽に命中すると、お守りなどがいただけます。以前、ミモロは、初詣でやったことがあり、お守りを頂戴したことも…。やりたそうなミモロを、そのままに境内の奥へと進みます。

「待って~」と、慌てて後を追ってきたミモロ。

さぁ、お山の近くに行きましょ~。

廊下の下をくぐり、さらに奥に進むと、別名「よみがえりの水」と言われる「神泉 亀の井」があります。

「ここのお水、汲んでもいいんでしょ…」ご近所の方々は、よくここに水を汲みにくるそう。

さらにその奥には、ご神体の松尾山から流れる「霊亀の滝」があります。
 
「清らかな水と空気で、涼しいね~」とミモロ。連日35度を超える猛暑の京都、この景色はまさに心癒すもの。

境内には、昭和の名作庭家 重森三玲氏の3つのお庭があり、それもこの神社の見どころになっています。
「お庭見える~」とミモロが、窓から眺めるのは、そのひとつ「蓬莱の庭」。
 
実は、この場所は、鳥居のそばの茶店。「ここから見えるんだよね~」

おそばを食べながら、しばし庭を眺めるひとときを過ごしました。


「水を見ると、涼しいねぇ~。ホントは、水浴びしたい気分だけど・・・」と今にも小川に飛び込みそうなミモロ。

まぁ、その気持ち、わからないではありません。空気自体も本当に暑く、今年も厳しい夏なのです。

「さぁ、おうちに帰ろう…」。そう、あんまり長く外出していると、熱中症になっちゃうから…。


この夏は、コロナの影響と猛暑で、外出自粛をせざるを得ない状況。
ミモロの額にも汗がにじみます。


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