「なみはや講談フェスティバルをするので、ミモロちゃん、記者発表会に来てくださ~い」とご連絡を受け、大阪の「光照寺」を訪れました。
このフェスティバルは、コロナ禍で講座が少なくなった講談師のみなさんの支援および講談という日本文化の継承のため、文化庁の支援のもとに行われることになった講談のフェスティバルです。
この日、記者発表会には、「なみはや講談協会」のみなさんが勢ぞろい。
「講談って、何回か聞いたことあるけど…」と実は、あまり知らないミモロですが、記者発表会には、各新聞社の文化担当のベテラン記者さんたちに混じって出席です。
さて「なみはや講談協会」とは…
無形文化財「講談」の保持者認定をうけ、文化勲章なども受賞された三代目旭堂南陵さんの直弟子を中心に2018年に発足。南陵の芸と心意気を継承し、古典だけでなく、新しい講談の模索・研究に取り組んでいる方々がメンバーになっています。
現在、会長を務めるのは旭堂南鱗さん。
「多くの方に、講談の魅力を知っていただきたいですね。南陵の芸は、人々の心を打つもの。時代を超えて、若い人にも講談というのは、わかっていただけるものなんですよ」と。南鱗さんは、幕末から続く名跡を継ぐ講談界の重鎮です。
女性講談師として活躍する旭堂南華さん。
「講談は、男性の社会で、私が講談に惹かれて入門したとき、なかなか大変な状況でした。でも、その中で、南陵師匠は、いつも励ましてくださって…。男女の垣根がない感覚をお持ちだった方なんです」と。母と子の世話物を得意として、心に触れる講談が人気。
若手で、今回の講談フェスティバルで前座を務めるのは、旭堂一海さん。
「今、修業中で、できるだけ多くの講談の演目を覚えることが課題です」と。
昔は、師匠などの講座を見て、そこで覚えていたそうですが、今は、レコーダーなどもあり、習得するやり方もスピードアップされるように…。師匠や先輩の語り口を体で覚える日々を過ごされています。
さて、記者発表会の進行役を務められたのは、旭堂南湖さん。
講談の演目の伝承に向け、研究と収集、記録などにも励まれています。
「講談は、その時代を映し出すもの。講談には、その時代の人々の思いが込められていると同時に、現代の人々が抱く思いをも物語っているんです」。
最近出版された「講談全集」(レベル発行 2200円)。「これを読めば、講談の面白さがよくわかるかも…」とミモロも読みことに。
講談の世界をもっと知りたいミモロです。
今回の講談フェスティバルでは、軍談。世話物、金襖など古典講談の主要ジャンルをすべて披露。新作なども登場します。
特に12月14日は、赤穂義士討ち入りの日。この日は、「赤穂義士伝特集」で、それぞれの方が、名場面を披露します。
「へぇ~赤穂義士のお話って、すごくたくさんあるんって~」と何も知らないミモロ。
さらに講談フェスティバルには、今回の企画実施に携わった落語家の笑福亭たまさん、さらに上方落語協会会長の笑福亭仁智さんも講座に上がります。
また12月30日31日には、東京から宝井琴調さんも講座に。
「講談ファンには、見逃せないものばかりなんだって~。ミモロも興味ある~」と。
「なみはや講談フェスティバル」は、12月6日から12月31日までの6日間に昼・夜の12席あり、神戸新開地「喜楽座」にて開催。
1回視聴券は、3,000円、前半・後半各6回の視聴通し券は5,000円です。
「う~通し券の方が、かなりお得…通っちゃおうかな…」とミモロ。
チケットは、「喜楽館窓口」およびチケットぴあ、セブンイレブン(597-410)で発売中です。
「どうぞ、講談ファンの方も、また講談を知らない方もぜひお運びください~」と。
ぜひ、コロナ禍で疲れた心を癒すためにも、心にしみるひとときを
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ミモロちゃんて、どんだけ人気者なの⁇
びっくりです。
ありがたいことです~
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