9月9日は、菊の節句と言われる「重陽の節句」の日。
例年、京都の神社では、健康と長寿を祈る神事が行われます。コロナ禍の今年、参列する人数制限や菊のお酒などのふるまい中止など、規模を縮小した形で行われることになりました。
今年ミモロは、四条大宮から嵐電に乗って、嵐山の「車折神社」に参拝することに。
嵐山に向かう嵐電は、一部、一般道路を走行する区間なども‥「あ、お友達のおうち…」。車窓の景色を楽しみながら、「車折神社駅」に。
嵐電のホームは、まさに神社の鳥居の前。「すぐに神社に入れる…急がなくちゃ…」
さて、「車折神社」は、平安時代、天皇に仕えた儒学者 清原頼業公をご祭神に、「商売、学問、芸能」の神様として崇敬を集める神社です。
鳥居には、「開運招福」の額がかかります。「ここ通るだけでも、なんかいいことある気がする~」とミモロ。
境内には、本殿を中心に、「八百万神社」「芸能神社」「清少納言社」「弁天神社」など、多くの人々が崇敬する社があるのです。
でも、今は、「早く本殿に行かなくちゃ~」と、参道を急ぐミモロです。
というのは、この日は、「重陽祭」。本殿で、13時から菊の舞が奉納されるのです。でも、すでにミモロが到着したのは、なんと13時半。
参道でも、参拝者が駅に向かう姿とそれ違いました。「もう終わっちゃったのよ~」と、神事に間に合わないのを知りつつも、この日、どうしても行きたい…と思ったミモロなのでした。
社務所の前には、神事を納められた神職の方々の姿…「残念…」と、間に合わないとわかっていても、がっくりするミモロ。
「あの~ミモロ、神事に間に合わなかったんです…(ノд-。)クスン…」と、神職の方に話しかけたミモロ。「菊の舞、拝見したかったのに~」と…
「あの~写真だけご一緒させていただけますか~」とお願いします。
「はい、いいですよ~。いらっしゃい~」と、ミモロを抱っこして記念撮影に応じてくださいました。
その様子を見ていた、他の参拝者も、その姿を撮影…。「すごくいい記念になりました~」と嬉しそうな皆さん。
冠に菊の花を頂き、菊の花を持って舞楽をご披露された舞人。なんでも今年は、コロナの対応に従事される医療関係者の方々への感謝と安寧を祈願するために「青い菊」の造花を手に舞われたそう。
その舞を拝殿の周りで、拝見した方は「とても感激しました~」とおっしゃいます。「う~拝見したかったです~。また来年ね~」とミモロ。
ミモロは、みなさんにお礼をいうと、すでに神事が納められた本殿と拝殿に参拝します。
現在の拝殿は、昭和63年に造営されたもの。天井は、花々が描かれた格天井になっています。
「どうぞ、もう神事は納められたので、お近くで特別に参拝してください~」と、神職のご好意で、ミモロは、なんと拝殿に上がり、本殿に参拝させていただきました。
本殿には、白と黄色の菊の花、お神酒、榊と共に、今年特別に青い菊の花が奉納されています。
この「青い菊」は、宮司様が、医療従事者への感謝を表したいという思いから、「京都伝統工芸大学校」に製作を依頼、和紙工芸専攻の学生さんたちが、心を込めて製作されたものだそう。まるで本物の菊のような姿。清らかな青に、コロナ禍の最前線で危険に身を置きながら、人々のためにお仕事をなさる医療従事者への感謝と今後の無事の活躍を願う宮司様をはじめ、多くの人たちの思いが込められた特別なお花です。
ミモロもその前で、「どうぞ、世界中で、コロナに苦しむ人たちを御救いください…。みんなが、また笑顔で、平穏な暮らしが送れるように…」と、真剣に祈ります。
その姿を見ていた神社の方が、「どうぞ、お花近くで見てください~もう、神事が終わり、片付ける時で、お下げの品ですから…」と、なんと、ミモロは特別に青い菊の花を持たせてくださいました。
思わぬことに、感激に目を潤ませるミモロ。「医療関係者のみなさん、がんばってください。これからも応援します~」とミモロ。
みんなの思いがこもった「青い菊」・・・「なんかいい香りがした気がする…でも、重かったよ~」と。
その重さは、医療従事者のお仕事の責務の重さ、そしてそれに感謝しつつ、コロナ収束を願う人たちの期待の大きさを示したものかも…。
「医療従事者のみなさんの負担をできるだけ軽くするために、コロナにならないように充分に注意しなくちゃね!」と、改めて思うミモロです。
神事は拝見できなかったけれど、それにかかわる神社のみなさんの思いをたくさん感じることができました。ありがとうございました。
さぁ、境内のお社に参拝しましょ。ここには、たくさんのパワースポットがあるのですから…
*「車折神社」の詳しい情報はホームページで
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