清水焼、京焼の工房が、集中している生産地の山科の清水焼団地。そこで、年1回、秋に開催される一大陶器まつりが、10月18日~20日に開催されています。
ミモロは、初日の18日に、地下鉄東西線で「椥辻駅」から、無料の巡回バスに乗って、山科にある清水焼団地へ向いました。
この3日間は、京都駅からも臨時直通バスが、運行されています。
清水焼団地は、京都の東、山科にある清水焼・京焼を生産する工業団地で、約82500平米の地域に、約100軒ほどの陶器の作家、窯元、卸問屋をはじめ、陶器用の箱の生産者、陶器づくりの土や顔料を扱う業者など、陶器に係わるさまざまな人たちが暮らしている地域です。
もともと京焼などは、京都五条坂周辺に窯元があり、そこで生産されていましたが、周辺の都市化が進み、煙などが問題となり、1962年以降、製造業者が、ここ山科に移り住むことになります。それが清水焼団地です。
「わー広いー」。五条坂に比べ、広々した場所に、清水焼団地に住む組合員の店を中心に、京都周辺の陶芸家たちが、作品を展示即売するテントが連なっています。
ミモロは、清水焼の郷のマスコットキャラクター「きよまろ」君にマップをもらい、広い会場内を見て廻ることに。
「いっぱいお店があるー。どこから、見ようかな?」と、あまりの広さに途方に暮れるミモロです。ともかく、近くから、次々に…。
まず、足を止めたのは、いろいろなタイプの陶器の鍋が並ぶ、三重県に窯をもつ「陶工房SORA」。
「これで、すき焼きしたら、美味しいだろうなぁー。こっちは、ご飯も炊けるんだってー」モダンな感じの土鍋で、ガスで、いろいろな料理が作れます。
次に寄ったのは・・小さな陶器な並ぶ店。「あれ?このお店、前に見たことあるかもー」。以前、確か北野天満宮の天神市でお目に掛った作家さんたちです。
「小さい…」
顔をあげると…「あれー、もしかしてミモロちゃん…?」と、スゴク仲のいい兄妹の工房「彩麗(さいれい)」さん。変わらぬ笑顔がステキです。「久しぶりでーす」と、再会を喜び合うミモロたち。本当に、精巧にできたミニチュアの食器やお道具の数々。ミモロの大きさから、その小ささがうかがえます。
「このボタンも小さくて、かわいいねー」
そして、またトコトコと進むと…
「あ、ミモロちゃん、こんにちはー」と、また五条坂でお目に掛ったことがある、顔見知りの作家さん、滋賀県に窯を持つ「光工房 ッギャラリー」の河合正光さんに。さすが一度会ったら忘れられないミモロ。羨ましい限りです。
スッキリとしたフォルムと薄手の器は、多くの人に注目されている作品です。
「次は、どこを歩こうかな?」お気に入りのリュックを背負い、歩くミモロ。リュックの中には、出掛ける前に、飴ちゃんを1粒入れていました。
さて、清水団地の陶芸家の工房も、見逃せません。
京焼らしい優美な作品が、数多く並び、しかもかなりお安く手に入ります。茶道具を扱う店も多く、お気に入りの品を手ごろな価格で、手に入れるチャンスです。
「これ、スゴークお得な感じ…」と、ミモロが見つけたのは、箸置き。野菜や干支、桜、鶴亀など、さまざまな形の箸置きが、なんと1個100円。「あのーこれください…」ミモロは、金魚、コマ、オシドリなど6個買いました。「お正月に使おう…」と、すでに正月の準備に入ったよう…。他にも、お得な品々がいっぱい。お買い物したものは、宅急便配送コーナーもあり、全国に送ることも可能です。
「夏の五条坂の陶器市より、見るのが楽…」正直、こちらの方が、秋ということもあり、猛暑の夏の陶器市より、見るのは、かなり楽です。また、スペースも広いので、ゆっくり見て廻ることができ、楽しさもさらに…。
期間中は、軽食が楽しめるテントや、楽焼、和菓子づくり体験コーナーをはじめ、いろいろなイベントも企画されています。また、工房見学も…。
さらにお買い物をすると、1000円ごとにサービス補助券がもらえ、6枚で豪華賞品が当たる抽選会も。
「見るとこいっぱい・・・1日楽しめちゃう…」と、夕暮れ近くまで、楽しい時を過ごしたミモロです。
*「清水焼の郷まつり」10月18日~20日 9:00~19:00(最終日~18:00)入場無料、京都駅から直行バスで約20分。地下鉄東西線「東野駅」または「椥辻駅」を通る無料巡回バスで。駐車場もあるようですが、週末はかなり混雑するそうです。
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毎年、行きたいなぁ、と思いつつ、時間が取れなくて行けずじまい(自宅から、中途半端に近いような、遠いような)
箸置き、可愛い! 飾りや置物にも出来そう!
ミモロちゃん、人気者のはずやわ。 きよまろ君とは、はっきり言って、可愛さで勝負にならへんわ~(ここだけの話)
作家さん達とおしゃべりして 迷いに迷ってお気に入りの陶器を手に入れてーーー
たくさん買いすぎて 持って帰るのが大変だったりして。