ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

宇治市の「お茶と宇治の歴史公園」の「茶づなミュージアム」で開催。「光る君へ 宇治 大河ドラマ展」へ

2024-05-21 | イベント
「平安時代って、平安じゃないんだね~いろいろあるみたい…」

今放映中で、話題のNHK大河ドラマ「光る君へ」。そのドラマの主人公、紫式部(まひろ)とゆかりがあると言われる宇治を、訪れているミモロ。茶だんご屋さんの次に紹介するのは…宇治市の「お茶と宇治の歴史公園」にある「茶づな」です。

「京阪宇治駅前」のすぐそばにある宇治市の施設で、地元の名産品である宇治茶および平安時代に貴族たちが別邸を持ったという町の歴史を紹介する展示が行われる場所。

現在、来年の1月13日まで「光る君へ 宇治大河ドラマ展~都のたつみ 道長が築いたまち~」の特別展が開催されています。


「すごくモダンな建物だね~」とミモロ。ここでは、宇治茶と宇治の町に関する常設展示と特別展が行われ、それぞれ500円の入館料が必要です。

「今回は、特別展だけにしよう~」とミモロは、2階の会場に向かいました。


「館内は、撮影できる場所もありますから、どうぞごゆっくり~」とスタッフさんに言われ、さっそく中へ。


まずは、ドラマの主役であるまひろを演ずる吉高由里子さんの大きな写真パネルが迎えます。


毎週ドラマを見ているミモロ…「平安時代が舞台のドラマって、衣装なんかが華やかで素敵だよね~」と。

ドラマに関係する展示を興味深く見てゆきます。

ドラマの出演者の役での人間関係を示すパネル…


「あ、道長だ~」

ミモロは、道長が好きなの?「ううん…そうでもないけど、このドラマに出演している俳優さんって、みんなモデルみたいにイケメンで、背の高さも同じくらいでしょ…なんか似てるから…だれがだれだか、よくわからなくなちゃうんだよね~」と。

確かに、道長の周囲の公達は、スラリとした体形で、実際はありえないほど、カッコいい世界が展開されています。
「リアリティないよね~」となんか厳しいミモロ。まぁ、ドラマですから、いろいろな楽しみ方があるから、それはそれでいいんじゃないの?「まぁね~」

ドラマに使われる小道具なども展示されています。


また、ドラマのストリーに関する解説なども・・


平安時代に貴族たちが嗜んだ香など…雅な小道具もいろいろ
 

ここに来ると、いっそう大河ドラマに興味が深まりそう…。


紫式部の「源氏物語」で、光源氏亡き後のストリーが展開する「宇治十帖」の舞台になっている宇治。


その時代に関係する名所のガイドもされています。


「実際、どれくらい紫式部が宇治に来たかは、不明なんだって…でも、お話書くのに、ある程度知らないとイメージ湧かないから、きっと来たことはあるんじゃないの…???」

まぁ、道真の別邸は、その時代に宇治にあり、それを後年、息子の頼道が「平等院」に改めました。

ともかく、平安時代を知る上で、訪れる楽しみがある特別展です。

広い館内には、ゆったりできるスペースも…


来場記念の品々などや名産品が並ぶショップも見逃せません。


「記念撮影もできるよ~」と、ミモロからのおすすめのパネルも…


ぜひ、宇治を訪れたら、足を延ばしてみてはいかがでしょうか?

*「茶づな」の詳しい情報はホームページで


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茶だんごが評判の京阪宇治駅前の「駿河屋」。そこで見つけたリンゴたっぷりのアップルパイ

2024-05-20 | ショップ
「ここでお菓子買いたい~」とミモロが立ち止まったのは、京阪宇治駅前にある「駿河屋」。


今、国内の観光客に大人気の場所が、宇治。NHK大河ドラマ「光る君へ」で描かれる平安時代の世界を求めて大勢の観光客が訪れています。

「宇治って、平安貴族が別邸を構えた人気エリアだったんだって…。都暮らしって、結構疲れちゃうんだろうね~別荘でリラックスしたみたいだよ…」と、都から半日くらいで到着できる宇治は、今も風光明媚な場所…


宇治と言えば、やはり一番に思い浮かべるのが、宇治茶…お茶の産地である宇治には、お茶を使った美味しい品々が楽しめるお店がたくさん…ミモロが訪れた「駿河屋」も昭和初期から茶だんごの製造直売店です。


店内には、名物の茶だんごが…
「やっぱり宇治に来たら、茶だんごかな~???」と、ガラスケースの中を見つめるミモロです。

国産米粉に地元の契約茶園から仕入れた宇治抹茶をたっぷり合わせた風味豊かな茶だんご。

「抹茶がたっぷりですごく美味しいよね~」と以前も食べたことがある品です。

また、初夏の和菓子と言えば、水無月…米粉から作ったういろうに大納言をのせ、氷の形の三角形をした和菓子。

こちらも人気の品のひとつ…

「う~どれにしようかな…」と店内を歩き回りながら、迷うミモロです。


「う?これなぁに…」と、店内に見つけた表示…そこには、アップルパイの写真が…

「え?和菓子屋さんにアップルパイがあるの???」と興味惹かれるミモロです。

なんでも長野のりんご農園から直送されたサンフジを使用し、香ばしいパイ生地に包まれたアップルパイで、ホールスタイルは2320円。カットは300円です。

「あの~なんでアップルパイがあるんですが?」とお店の方に伺うと…
洋菓子を修業した職人さんがいらして、抹茶を使ったクッキーやサブレなども製作。地元の人を中心に人気なのだそう。

さっそく「あの~一切れください・・・」と焼き立てのアップルパイを購入しました。


「1カット300円って、リーズナブル…この頃、ケーキ、結構高いもの…」と。

アップルパイの他アップルタルトもありました。「こっちも美味しそうだね~」と、今回は、茶だんごではなく、アップルパイが食べたかったミモロです。


「ここで食べちゃおうかな…」と宇治橋の近くで…


「なんか懐かしい味がする…甘酸っぱいリンゴが美味しい…パイ生地も香ばしいね~」と。
クラシックホテルのティールームで頂いたアップルパイを思い出します。

「ごちそうさま…」と、お店のマスコットの茶摘み娘さんに挨拶。


茶だんごなど宇治茶を使ったお菓子がメインのお店ですから、アップルパイが作られる量は、少な目。売り切れになることも多いそうです。

*「京阪宇治駅前 駿河屋」の詳しい情報はホームページで

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時代を超えて愛され続ける「英国アンティーク家具 uno」。誂えのカーテンや家具の修理も依頼可能

2024-05-19 | ショップ
「こういう鏡で見ると、なんか素敵に見える…」と、ミモロが映すアンティークの鏡台。

その気分、わからないでもありません…。

ある日の午後、ミモロは、自転車を「京都府立植物園」から、鴨川沿いを鞍馬口方向に進み、住宅地の中に止めました。

そこには、白い外観の洒落たお店が…

「何のお店だろ?」と、ミモロは中を覗きます。
ここは、「英国アンティーク家具 UNO」。
 

「いいよね~アンティークの家具って…憧れちゃう…」と興味津々の様子。
思い切って、「あの~見せてもらってもいいですか?」と中へ。

店内には、英国からはるばるやって来た家具などがいろいろ。時の衣をまとった味わいがあるものばかりです。

お店の店長さんの岩城さん。家具の修理もなさる職人さんでもあるそう。


「UNOって、一番って意味ですか?」とミモロ。
「う~このお店は、元々宇野商店といって家具を扱っていたんです。現在は、英国アンティーク家具をメインに販売と修理、またインテリアコーディネート、空間デザインなどをしています」と。

お母さま、お兄様などご家族を中心に営まれるお店で、京都を中心に関西エリアに顧客が…。

「こういう家具が置けるお家に住みたい…」と言いながら、ちらりを上目遣いで見るミモロ。


確かに素敵ね~


モダンな家具を愛する人と同様に、クラシックな雰囲気の家具を愛する人も多く、家にある家具を大切に使いたいと修理などの依頼も多いそう。古く傷んだ家具でも、修理すると蘇り、新たな表情が生まれるとか…。

「京都の古い町家にも、結構、こういう家具って似合う感じする」とミモロ。



「いろんな家具があるね~」と店内を歩き回ります。

店内に並ぶ以外にもホームページから家具を見たり、注文することも可能。


また、ミモロが「素敵!」と声をあげたのは、カーテン。
 
ヨーロッパの家具に合うニュアンスある色彩と上質感…オーダーで注文できます。

「昔、こういの見たことある~」そう、足踏みミシンです。

店舗のインテリアなどにも使われる品。

「え?もう行くの??」
はい、そろそろお暇しましょう…

「またね~」と手を振ってお別れ…

「一乗寺の方にもお店がありますから、ぜひ、そちらも覗いてみてくださいね」と。

「お家に戻ったら、まずお片付けしよう~」とミモロ。素敵な家具を見て、まずは、住まいの状態を整えることを思ったようです。

*「英国アンティーク家具 UNO]の詳しい情報はホームページで


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滋賀県の「高島鍛冶場」での鍛冶屋さん体験。小さな鉈の記念品に感激するミモロ。

2024-05-18 | 体験
「わ~可愛い…これここで作った鉈だって~」と、ミモロが手にする小さな鉈。

訪れている滋賀県高島市の「高島鍛冶場」で、鍛冶師の堀田さんが製作されたミニチュアです。

火入れが行われた後、ミモロたちは、この鍛冶場で仕事をなさる鍛冶師の堀田さんから、お話を伺います。

「鉄に合わせるカーボンの量で、鉄の硬さが変わります。柔らかい鉄を叩いて、形を整えたり、硬くしてゆくんです」と。
「トンカチで、トントン叩く作業だね~」と、ミモロは、「村の鍛冶屋」の歌を思い出します。

「しばしも休まず 槌打つひびき 飛び散る火花よ はしる湯玉 ふいごの風さえ 息もつかず 仕事に精出す 村の鍛冶屋…」ちなみにこの歌は、明治時代の「尋常小学唱歌」で作詞・作曲者は不明だと。

まさにこの歌のモデルは、堀田さんなどの「野鍛冶」という農具など生活用具を作る鍛冶屋さん。刀剣を作る刀鍛冶とは違います。つまり、歌に歌われるほど、野鍛冶は、人々の暮らしの中にあったということ。

さて、話を「高島鍛冶場」に戻しましょう。主を失くし、取り壊されそうになっていた鍛冶場を、なんとか復活させようと動いた地元などの方々。クラドファンディングなどで資金を集め、それらの努力と多くの人の支援によって、昔から伝わる鍛冶師の技術を今に繋ぐ場所ができたのです。

ここでは、ドイツで鍛冶修業をなさり、この地域に移り住まわれた前田さんも作業をしています。

ドイツと日本の鍛冶作業は、やり方は異なるそう。いろいろなやり方もここでは、自由に…。

鍛冶場の中心は、火床(ほど)。その横には、火力を調整するためのふいごがあります。ここでは、電動のものを使用しているそう。そして、熱した鉄を置いて、槌で打つ場所、横には、鉄を冷やす水が…


「ミモロちゃん、落ちないようにね~」と参加者から心配する声が…

そう、ミモロのすぐ後ろは、掘り下げられた場所が…。ここに入ると、作業するのにちょうどいい高さなのだそう。
「なるほど、効率よく作業できるように必要なものが配置されてるんだ~」と感心するミモロ。

鍛冶屋体験をする人は、ここに入って作業します。


「ミモロちゃんもやってみたら…」と言われ、槌を持って、熱せられた赤い鉄を打ちます。

飛び散る火花で焦げないように…見ている方がハラハラです。

ここでは、鍛冶屋体験のワークショップもやって、ペーパーナイフやバターナイフなどが作れるそう。
 
*ワークショップの開催時期は、不明。

ミモロが興味を抱いたのは、今回、お土産に頂いた小さな鉈…

「ミモロサイズだ~こういうの作りたい…」と。いろいろな種類がある鉈。でも、これは堀田さんのオリジナル。

なんか初心者には、むずかしそう…。

「また、機会があれば、いらしてくださいね~」と、堀田さんと前田さん。


「今日は、鍛冶屋さんのお仕事見せてくださってありがとうございました。」とお礼を言って、お別れしたミモロでした。


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滋賀県高島に復活した古い鍛冶場の火入れ式へ。暮らしを支える鎌や鉈を昔ながらの技術で作る鍛冶場。

2024-05-17 | 滋賀県

「昔ながらの鍛冶屋さんって、興味ある~」と、4月下旬にミモロは、滋賀県高島にある「高島鍛冶場」を訪れました。


いつも京都の山里久多の自然観察や保全活動「ビーバーの山の会」でお世話になっている「カワネズミ」の研究者である堀田典男先生からのお誘いで、湖西線に乗って、「新旭駅」へ。

「久しぶりに湖西線に乗った気がする…」

車窓に見える琵琶湖の景色に、ちょっと旅気分のミモロです。

初めて下りた「新旭駅」

「だれもいない~」京都や大阪へ通勤する人もいるエリアですが、この時間帯は、人影もなく…


駅前のロータリーには、馬に乗った武将の銅像が…

「これ誰?」と思うミモロ。

この銅像は、この地域の氏神である「大荒比古神社」で5月4日に行われる「七川祭」という馬が活躍する勇ましい祭りの姿を映したもの。滋賀県無形民俗文化財に指定される歴史ある祭りです。

「滋賀県って、いろいろな祭りがあるんだよね~」と、その歴史の深さを改めて感じるミモロです。

駅でウロウロしていたミモロを「ビーバーの山の会」の代表の栗原さんが車で迎えに来てくれ、駅から5分ほどの目的の古い建物へ
 

「いらっしゃい~」とそこにいらしたのは、お誘いくださった堀田先生。

「あれ?なんか感じ違う…」とミモロ。実は、堀田さんは、亀岡で修業をなさった鍛冶職人でもあるのです。

鍛冶職人というと、刀剣などの刀鍛冶を思い浮かべますが、同じように鉄を鍛える仕事ながら、堀田さんが従事するのは、野鍛冶という分野。これは、農具の鎌(かま)、鍬(くわ)、鋤(すき)をはじめ、庖丁やハサミなど、暮らしに欠かせない道具を作る鍛冶屋さんです。かつては、集落には必ずいたという野鍛冶職人は、今やその数は、激減…堀田さんは、その技術をもつ数少ない職人さんなのです。

この日は、「高島鍛冶場」9周年記念式典で、火入れを一般に公開。

鍛冶場にある神棚に作業の無事と発展を祈願します。


さて、「今回、9周年記念??ということは、9年前にできたの?」とミモロ。
この鍛冶場の持ち主さんは、お父様が鍛冶職人だった方。そのお父様が亡くなってから、使う人なく放置された鍛冶場で、それを壊そうと…それを聞いた地元の方が、「なんとかこの建物を残そう」と活動を開始。それに賛同した堀田さんらの尽力で、なんとか取り壊しを免れ、鍛冶場として、再び蘇ることに…。
「その活動って、すごいね~」と感心しきりのミモロです。

復活を遂げて9年…今も堀田さんやこの地域に移り住んだドイツで鍛冶修業をなさった前田さんなどと共に槌の音が響くようになりました。


この日、神棚に奉納する蔵のカギのミニチュアを作ります。

近くで作業を見つめるミモロ。


しばらくして、完成した奉納の品。

神棚に向かい柏手を打ち、参拝しました。

「この後、鍛冶屋さん体験できるだって~」と目を輝かすミモロです。

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