鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

テレビ・ドラマの国から②~医師たちのドラマ

2015-01-19 22:50:33 | Weblog

昨日の強い風も止んで、穏やかな週明け。

週明け・・・って言ったって、午前中は、眠っている。

冬の幸福は、今の私には、日の出前から起きて、会社に行かなくてもいい・・・って、一言に尽きる・・・これで、毎月、決まった額のお金が、預金口座に振り込まれていれば、言うことないのだけれど・・・。
無職・カネなし。その代償に、寒い朝でも、蒲団に包まり、ぬくぬく暮らしているのである。

破綻は、目前か・・・。

ブログの看板でもある『演劇』も行けないから、テレビ・ドラマ廃人と化す日々である。

あまり体調も宜しからず・・・だし、起きると、クラクラ眩暈もするし・・・とか、なんらかんらと理由をつけて、モラトリアム状態は、続いている。


去年の秋、今年の冬と、かのテレ朝では、『Doctor』シリーズを連発だ。

『Doctor X』と『Doctors 最強の名医 』。

両方とも、好きだから、見続けている(・・・といっても、サード・シリーズは、両方とも、まだ未視聴)。

医師が主役のドラマと言えば・・・思い出すのが、『白い巨塔(山崎豊子・原作)』だろうか・・・?

私は、ドラマも小説も読んでいないけれど、何度か、ドラマ化されたような気がする。

初回の主役は、故・田宮二郎氏。

まぁ・・・美男ですこと・・・。亡くなられたときは、猟銃自殺・・・ということだったけれど、実は、殺人?なんてことを、死後ン十年経ってから、明かされる秘密・・・みたいな番組だったか、週刊誌だったか・・・そんなものを見たような気がする。

私は、田宮二郎さん主演の『白い影』を見ていた。

見ていた・・・というより、コレは、渡辺淳一氏の原作『無影灯』を読んだのが始まりだったけれど。
まだ、高校生でしたかね?やっぱ。小生意気な高校生だったようだ。今思うと。
不治の病の天才?外科医と看護婦(昔は、士ではなくて、婦でした)のドラマで、田宮二郎さんと山本陽子さんの主演。

それより、古いのは(古すぎますが・・・)、たぶん、『愛染かつら』だろうなぁ・・・。
コレは、昼メロのリメイク版を見たけれど、本元は、田中絹代さんですかね?
リメイク版って誰だっただろう?
まあ、コレは、看護婦さんのドラマだけれど。

・・・なんてことを、ツラツラ考えていたら、『振り返れば奴がいる』だとか、そういう医師のドラマもあったなぁ・・・織田(裕二)さん主演の・・・。

おっと・・・忘れちゃいけない。
TBSの名作『ありがとう』の何作目かは、忘れたが、『十(つなし)病院』の次男?だったか、三男だったか?
兵ちゃんこと石坂浩二さんと、チーターこと水前寺清子さんの看護婦さんのさわやかラヴ・ストーリーは、小学生に人気の爽やかドラマだった。

木曜日夜8時だったもんね。オン・エア。






苺三題

2015-01-18 22:54:02 | Weblog

冷たい教風の吹き荒れる寒い一日。

この2,3日、苺に、ご縁があった・・・。

苺のチョコレートを食べた。

不思議なチョコレートで、相当、美味。
形は、乾燥させた苺そのもの。苺をフリーズドライ化して、ホワイトチョコレートを・・・???どういう構造なのかイマイチわからないのだけれど、イチゴミルク味のホワイトチョコレート。

ひとりで、余すところなく食べてしまい、夜中に胃もたれを起こすくらい、美味しかったのだった。

苺味のチョコレートと言えば、明治製菓の『アポロ』が最初?だったと思うけれど。アポロとも違う別物。
チョコレートと果実は、相性がよいようで、フランボワーズを乾燥させたものにチョコレートをコーティングしたものだとか、初期ヴァージョンの不二家のLOOKチョコレート(あまり好みではないけれど)なんかは、果物(バナナとか?パイナップルとか、オレンジとか・・・南洋風の果物が多かったような・・・)のトロトロしたジャム状のシロップみたいなものが、チョコレートの中に入っていた。苺は、あったのかどうか・・・?



スーパーの青果売り場で、苺のパックを見つけた(・・・夏、秋には、みかけないけれど、クリスマスマジかの冬から夏の初め頃まで、売られているようだ)。

今月から、収入が、全く無い身で、苺などの果物は、贅沢品。雲の上のものである。

(苺くらい、買って食べようか・・・それとも、やはり節約第一か・・・)
↑こんなことくらいで、売り場で躊躇するようでは、まだまだ修行が足りないようだ。

清貧に甘んじるのだ・・・と思っても、やはり、今年初の苺なのだ。

ええい。もう。苺くらい買っちまえ。

いちご(とちおとめ)1パック 429円也 消費税込み。
自宅に戻り、冷蔵庫に入れて、食後に食べる。

苺って、カタチが、可愛いですね・・・。



コンビニエンス・ストアで、お店で入れてくれるドリップ珈琲を買う。
レジ横に、『期間限定・いちごサンド』なる貼り紙が・・・。

いちごサンドってことは・・・。

珈琲が出来るのを、待っている間、じっと貼り紙を眺める。

薄い食パンの耳を落し、生クリームといちごを挟んだお菓子風のサンドイッチのようだ。
食べてみたいな・・・と思ったけれど、前日、いちごチョコレートを気持ち悪くまで食べて、今年初の生の苺も食べた身である。

流石に、いちごサンドは、食傷気味であった。

1月19日までの限定品。




久々の仕事。②

2015-01-17 22:52:49 | Weblog

穏やかな冬の週末だったけれども、夕刻より、強風。


先週に引き続き、今週も、土曜日だというのに、午後から2時間の文書作成の依頼。
この仕事も賃金の発生は、ないけれど、次回の食事を御馳走してもらう約束であるから、一応、働いた・・・ということで、1週間ぶりの仕事。

今日の仕事は、ほぼ、丸写しで、ベタ打ちなので、何の技術?も必要としない。

ラクでいいよなぁ・・・。
この仕事だと、世間の相場は、どれくらいのだろうか?

職安で、いくつか仕事の候補の条件をみたけれど、足元を見られているくらい、安価だ。

嘘だろ・・・?という賃金が、大半。

1時間750円で、今時、生活できるのか・・・と思ったくらいで・・・。
でも、冗談ではなかったことが、よく分かった。
たぶん(推定)この数字は、主婦のパートを基準にした金額であろう。
扶養してくれるひとが居て成り立つ金額だ。税金対策ということもあるだろう。扶養控除ね。

平日昼間勤務で、750円が標準(・・・そんなことは、ないか・・・それでも850円から900円くらいが、私の居住地域での一般事務職の相場のようで)だとすると、約65%増しの1時間単価1,250円という求人が一番高かったのだけれど、コレは、朝5時から正午までのパート事務で、それだけなら朝早いだけだから、大丈夫かもしれない・・・と思って、職安窓口で詳細を伺いにいったところ、

『倉庫なので冷暖房は、ありません。』

・・・ということだった。

およそ66%増しには、こういう事情があったのだね・・・なんてことは、以前のブログにも書いたけれど、事務職なのに、冷暖房なし・・・って、酷寒の今、一番寒い朝の5時に、冷暖房なくして、どうやって、パソコンを扱えというのだろうか・・・もちろん、足元暖房だとか、電気座布団、電気毛布などの使用は、可なのだろうけれど、零下の倉庫事務って・・・。

夏場は、一番暑い昼時に、冷房なしである・・・暖房より、むしろ、冷房の方が無い方が、ダメかもしれぬ・・・。
イヤイヤ・・・いざ、真冬になってみれば、やはり早朝・・・酷寒の中での仕事は、キツイやもしれぬし、いづれにせよ、ひとより虚弱な軟弱体質だから、冷暖房なしは、いくらなんでも・・・と思った次第。
プラス500円の冷暖房無し・・・というのは、賃金として、高いのか安いのか・・・未だに、分からず仕舞いだ。

そんなわけで、一応、暖房完備、足元ヒーターもつけてもらって、賃金無の食事払い、2時間の文書作成、予定より30分早く終了。




観月会・二年目で第13回目。

2015-01-16 16:20:47 | Weblog

昨日(15日)は、第13回目の観月会。

雨降りで、月は、出ていないのだけれど、某高層ビル15階の展望レストランへ。

ミゾレ交じりの雨の夕方。
いつものショッピング・センターの駐車場にて、相方と待ち合わせ。
少し早めに出て、同ショッピング・センター内の時計宝飾品店にて、ゴールドのネックレスの修理を依頼。
このネックレスは、18K製で、一昨年、TDLへ行った折、相方から贈られたもので、ネックレスの留め具の部分が取れてしまった。なんせ、昭和中期頃の年代?物だからな・・・。
ガサツな私が、不用意に力を入れてしまったのかも知れず。

修理代金3,000円也。


失業している間は、御馳走になっているけれど、今回の観月会の食事は、先週の土曜日のデータ文書化約2時間の賃金である。
心置きなく?御馳走になった。

いつもは、懐石料理のコースだけれど、今回は、新プラン・お寿司の懐石だ。
コースは、一品一品、運んでくれるけれど、お寿司の懐石は、最初から、先付・前菜・焼き物・揚げ物・お刺身・椀物などが、御膳に全部乗っている。

それで、ノンアルコールビールなんぞ飲みながら、食べながら、話しながら、いただく。

あらかた食べ終わったところで、ご飯少な目のお寿司が、10巻。
まぐろ、海老、穴子、カンパチ、烏賊、筋子などの握り寿司。
なめこの赤出汁。

そのあと、白玉善哉とブラマジェ・珈琲のデザート付き。

2時間の労働の報酬であった。

毎月15日は、このレストランの決まった席で、食事をすることにしているけれど、丁度一年前の1月15日、初めて、この場所を訪れたときには、私は、既に、失業者で、先の見通しも全く立っていなくて、そのまま、うすぼんやりと1年以上過ごしてしまった今でも、まだ、うすぼんやりとしている。

今月から、1円の収入もないあはれな身の上だけれど、何故かだか、去年の今頃のような閉塞感も、焦りもなくて・・・でも、このままじゃ、ダメ・・・だと日々思うばかりで、やはり、うすぼんやりとしてしまうのだった。

来月の15日も、相方は、予約を入れてくれた。

毎月の楽しみとなっている。




テレビ・ドラマの国から~『HERO』 : 久利生公平 ≠ キムタク?

2015-01-15 22:51:36 | Weblog

昼頃から本降りの雨。久々に、空気が潤って、呼吸がラク・・・?


テレビ・ドラマ廃人になって、久しい。

何が楽しいかって・・・。
お勤めをしていた頃は、週末の金曜日には、食材を買い込んで、好きなものを作って、ビールなんぞのみながら、録溜めておいたテレビ・ドラマを、見るのがこのうえもない極上な日々だった。
辛い?お勤めを5日間・・・耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び・・・そして、わずか2日の週末を心置きなく過ごすのがこの上もない楽しみだった・・・。
今は、その難行苦行からは、解放されたものの・・・することがない。

だから、撮溜めておいたテレビ・ドラマばかりみているテレビ・ドラマ廃人と化した。


去年の夏から秋にかけて、フジテレビでオンエアされた『HERO』を今頃、見ている。
木村拓哉さん演じる検事ドラマだ。犯罪モノは、どちらかと言えば、刑事か、弁護士・・・のドラマが多い。あと監察医とか、鑑識官は、この頃のブームかな・・・?と思うけれど、検事・・・ってそれ程、ないような気がする。高木彬光氏の著作『検事 霧島三郎』くらい・・・しか思い当たらないのだけれど、コレは、私の狭隘な読書のせいで、他に知らないだけである。

たしかに・・・キムタク演じる久利生公平は、ヒーローだろう。

司法関係の国家公務員でありながら、あの砕けた服装・・・たぶん、あり得ない。

実際に存在する中卒で、司法試験に受かった検事をモデルにしているらしいけれど。

ドラマが作り上げたヒーローに違いない。

現実には、1案件に対して、あれ程、綿密な調査は、たぶん無理だろう。仕事もこなせず、無能な検事という評価でお終いだ。ヒーローどころか落ちこぼれだろう。
警察、刑事、弁護士・・・正義の味方は、テレビにだけ登場する幻のヒーローなのだ。

初回の放送から、かなり年数が経っての続編だけれど、あの年齢で、昔とあまり変わっていないキムタクのヴィジュアルは、努力賞ものかもしれない。
実年齢は、オジさん・・・と呼んでもたぶん、差支えない年齢だと思うけれど。
但し、やはり、時の流れは、残酷である。
前作のはじけるような?若さは、無くなっているのに、言葉遣いは、ヤンキー?のまま。時の流れの中で、オトナの礼節は得られなかったようだ。そのあたりが少し残念かも?

演劇的手法で繰り広げられる検察庁城西支部。クセのある検事と事務官達。
やはり、小日向文世、八嶋智人の演技が光る・・・というより、この人達がいなければ、このドラマは、成立しないんじゃないか・・・と思えるくらいだ。

それにつけても・・・。最終回のキムタクの法廷での黒い衣装は、秀逸だった。

格好良すぎる。

あの検事姿を見るだけでも、このドラマは、価値がありそうである。



カルメンちゃん。

2015-01-14 22:53:06 | Weblog

午後から、厚い雲が出てきて、どうやらお天気下り坂のよう。


去年、市内のホーム・センターのペットショップで、1羽のキバタンが、ケージの中に居るのを見つけて以来、二、三度会いに行った。
綺麗なクリーム色のオウムで、可愛い仕草する。

・・・そんなことを、去年のブログに書き記した。

今度、一緒に、あのオウムに会いに行こうよ・・・と相方を誘ったことがあって、それを覚えていた相方。

『私の地元のホーム・センターに、オウムが来ました。価格は、55万円で、あと30年位は、生きるそうですよ。』

『まだ子供のオウムなのかな?』

『去年、生まれたとしても、オウムの平均寿命を全うできれば、あと29年は生きるのでしょうね。』

『ワタシがみたキバタンよりも、値段が高いから、まだ若鳥なのかもね?』

『色がね。真っ赤なんですよ。』

真っ赤なオウムか・・・。

『だからね。カルメンって名前を付けました。』

相方は、可笑しそうに笑った。

『男の子でもカルメンなの?』

『そうですねぇ。オスに、カルメンってのも、どうでしょうかね。でも、羽を広げたところなんて、フラメンコ・ダンサーのスカートみたいで、なかなかの美人でしたけどね。』

『売れるのかな・・・???55万円でしょ?』

『さあねぇ・・・。どうなのでしょうかね?看板なのかもしれませんね。犬や猫より高いし。今度、見に行きましょう。売れたか、売れないか。』

カルメン・・・と言えば、ビゼー作曲のオペラ『カルメン』ということになるだろうか?
原作は、メリメの小説。

1970年代だろうか・・・カルメン・マキという女性シンガーの『時には母のない子のように』と言う曲が、あったなぁ・・・。
随分、哀切のある暗い曲だったけれど。

♪だけどぉ~~心は、すぐ変わる  母のない子になったらなら、誰にも愛を話せない・・・。


名香智子さんの漫画にも、カルメンシータという美人が出てきてたな。

名香さんの漫画は、ゴージャスな美人とスゴイ名前が多い。
『レオポルディーネ』という美人が、いるけれど、最初、戦車の名前を連想してしまった。
まあ、戦車はレオパルトだけどね。

オウムのカルメンちゃんは、今日も、元気で、ホーム・センターに居ることだろう。








乾燥する。

2015-01-13 22:52:52 | Weblog

穏やかな冬晴れ・・・なれど、年明けから、空気の乾燥がひどい。
私は、以前には、それ程、乾燥には、敏感ではなかった。

前職で、合併する以前の子会社では、常務に来客があると、お茶くみなどしなければならない時期があって、特に、合併が決まってからという3カ月間は、ほとんど毎日、ひっきりなしに来客があって、そのたびに、お茶を出し、茶器を洗い・・・などで、1日終わってしまったこともあった。
そんなときでさえ、ハンドクリームなど不要だったのだ・・・なんてことは、以前の拙ブログにも既に記載済み。

・・・ところが・・・。
この頃は、自宅にいるにも関わらず、ちょっと食器洗いなどすると、指先が、ささくれ立ち、ボロボロになっている。
ヤワなハンドクリームでは、間に合わない。
・・・なので、シアバター30%入りのクリームと同じくシアネイルオイルというのを、暇さえあれば、指先に塗布している有様である。

そして、空気の乾燥の影響が、一番厄介なのは、くちびるの荒れであった。
高熱を発症した訳ではないのに、乾燥で、くちびるが、ひび割れて、バイキンが、入ったらしく、ぷっくり腫れあがった。

・・・もしかすると、この症状は、あの・・・口唇ヘルペスであろうか。
しばらくすると、小さな水泡がポツポツでてきて、水泡が破れると透明な黄色い液体が浸潤してくる。そしてカサブタができて、剥がすと、出血して、それを繰り返し、やっとこ収束に向かうという・・・あの厄介な症状だ。

この日のために、買っておいた抗ウイルス薬のヘルペシア軟膏は、なんと2年前に買ったもので、
(当時、2週間に一度、都下の歯科医院に通院していたおり、唇に異常があると、治療に障りがあるかもしれない・・・と思い、購入しておいたものだったのだ)去年、一昨年と症状が、出なかったのに、忙しくもなく、ヒマを持て余している今にはって、再発とはな・・・。

これは、一度、このウイルスに感染すると、症状が出てから終息しても、高熱や風邪、疲労、ストレスが引き金となって、再び症状を現す・・・らしい。

高熱も風邪も疲労は、無いのに、2年間症状も出なかったのに。
やはり、失業者というストレスだろうかねぇ・・・???

・・・なので、暫く・・・というか、完治するまで、外出は控え、大人しく越冬することにします。



厳冬の那須へ・・・②

2015-01-12 12:49:06 | Weblog

去年の末から、相方は、風邪気味。
会社自体の経営が、行き詰まり、業務売却が決まったので、自分の統括部署の残務処理に追われていて、休む間もなかったようで、いつもなら、1週間以内に、終息するハズの風邪も、ついに2週間目に突入した。

『風邪が治らないのだから、なんで、寒い那須へ行くのよ?』

『冬の那須連山は、とても綺麗ですよ?』

那須連山は、真っ白・・・というわけではなくて、頂上に雪はあったけれど、2/3以上は、まだ山肌に覆われて冬枯れの景色だった。
私は、県北の冬枯れの風景が大好きだ。

お目当ての山林の中にあるカフェに行き、そのあと、黒磯、那須塩原の街中をドライブして、那珂川の河川敷の川の駅という場所で、一休み。

川べりに、車を止めると、冬の暖かい日差しが、降り注いで、清流のせせらぎが、サラサラと音を立てている。
まったり、ゆっくりな金曜日の午後だ。
車の中は、温室状態で、ポカポカして、眠くなる。

『今日は、特別暖かいねぇ。』

川べりには、綺麗な姿の五位鷺。
すらりとしたフォルムが美しい鳥だ。

世界はこんなに静かで、綺麗なのに・・・。
どうして、この静けさを堪能できないでいるのだろう。

今はとても静かだけれど・・・。

この周辺は・・・(というより、私達を取り巻くこの世界には)、音もなく、ひっそりと、あの怪物と化した福島第一原発から放出されるセシウムやヨウ素やストロンチウムが、降り注いでいる。
そして、未だに、海に流されていることを、みんな気が付かないフリをしている。気が付かないフリをしないと成り立たないようだ。

那須などは、原発の至近距離。

そんな冬の一日。




久々の仕事。

2015-01-11 22:53:23 | Weblog

いつものような風もなく、穏やかな乾燥した一日。


一昨日、那須からの帰りに、相方から仕事を頼まれた。

『明日の土曜日(10日)、業務報告書の作成で、午後からお願いできますかね?ネタは、出しますので、文書化して欲しいのだけれど。』

・・・という訳で、土曜日の午後、相方の会社へ。
他の部員も出勤していたが、設計屋さんばかりだから、とても静かだ。

下書きは、出来ていたので、ベタ打ちしてから、ちょこっと手を加えて、A4サイズ3枚程度の書類作成。

久々の仕事だ・・・って、賃金の発生は、ない。
来月には、無くなる会社の仕事だ。
来週、予定している食事が、この仕事の賃金?らしい。

会社の中で、パソコン打つのも久々だ。
・・・こんなんで、給料貰えるのなら、ラクでいいよな・・・っていうくらいの仕事だ。
データ化するだけだから、パソコンさえ、扱えれば、何の問題もない・・・ってくらい。

昔は、たしか、こんな感じだった。
言われただけの仕事をして、わからないところは、命令者に質問して・・・みたいな。

前職では、命令者(上司)は、いるにはいるが、何を聞いても、分からない。
そう、どうせ、子会社に移譲するまでのツナギの仕事だから、細部に渡っては、理解していない。
月額1億円をゆうにこえる金額を、ひとりで動かすのは、プレッシャーだったから。
提出先の経理部は、出納さえ間違っていなければ、それでいい・・・。

そんな仕事のために、どれだけの労力を使ったか・・・。
全く無駄な仕事をしていたものだ・・・と改めて思う。
そのために、私は、疲弊してしまったのだ。

仕事とは、言えない、遊びと言えば、遊びだけれど・・・。
たった2時間弱の賃金の発生しない仕事だったけれど・・・。
会社という場所で、仕事らしい仕事をするのは、本当に久しぶりだった。



厳冬の那須へ・・・

2015-01-10 22:44:33 | Weblog

今週は、随分と風の強い1週間だった。

・・・昨日(9日)は、相方と那須へ・・・。
相方、久々の休暇であった。

・・・といっても、9日早朝からの営業会議をこなしてからの早退で、待ち合わせは、朝の9時半。

私の車のバッテリーが弱くなってきたので(先日の12ヶ月点検で、ディーラーから指摘を受けたけれど、ディーラーで、行うと、バッテリー本体、及び工賃で、15,000円程度掛るというので、相方に、取り換えてもらうことにしたのだった)、ホームセンターによって、新しいバッテリーを購入、そして、自ら、交換作業をしてくれた(韓国製のバッテリーで、2,980円也)。

ボンネットも開けられない私には、有難いことである。

新しいバッテリーに交換して貰い、厳冬の那須へ。

・・・厳冬・・・と言えば、厳冬なのだけれど。

・・・那須・・・なのに・・・。

雪がない。

積もってない・・・。

しかも、何故か、地元より、暖かい・・・???

何故に・・・?????


私は、県の南端に棲んでいるし、相方は、県央に自宅がある・・・そして、相方の実家は、県北に近いのだけれど、この時期(1月の半ば)、 那須に雪がないのは・・・・?

やはり、普通じゃないそう。

温暖化ですかね・・・?

目的地は、山林の奥深くに存在する2600坪の敷地をもつ、知る人ぞ、知るカフェであった。

国道から逸れて、山林の中へ・・・。

車一台分が、ようやく通過できるような細い道をひたすら奥へ。
こんなところにカフェなんてあるのだろうか・・・と思えるような場所に存在するカフェへたどり着いたのは、正午を少し過ぎてから・・・。

ナビがなければ、絶対、辿りつけないような場所であった。

焼き野菜のプレート、タンドリーチキンのプレート、たっぷりの珈琲。

緩い冬の日差しの中で、那須連山を楽しみながらの週末の金曜であった。

帰りに、法務局によって、お仕事?終了。


雪の全くない厳冬だけれど、妙に、暖かい那須の一日であった。