友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

NHKは歌・ドラマいらない

2007年02月21日 23時06分21秒 | Weblog
 NHK受信料の義務化が問題になっている。義務化について、朝日新聞社の世論調査では、若い人ほど義務化には反対だそうだ。若い人ほどNHKを見ないのだから当然のことだ。私はあまりテレビを見なくなってしまったが、それでもNHKのドキュメンタリー物は好きだ。事件の解明やそのためによく調べたなと思うものは見ごたえがある。学校の先輩がやってきて授業をするもの、普通のドラマだけれど「中学生日記」も面白い。

 NHKの番組の中には興味深いものが結構あるが、どうしてこんなものをNHKがやらなくてはいけないのかと思うものもある。その典型が大晦日恒例の紅白歌合戦だ。もうそろそろ止めてもよいと思う。それに日曜日夜の大河ドラマもなぜ続けるのか不思議だ。民放で出来るものはNHKはつくらない、そこに国家予算と国民からの受信料で放送している意義があるのではないのか。
 
 NHKは公共放送だというが、公共放送とは一体何を指すのか。新聞には国家予算は注ぎ込まれてはいない。新聞を発行しているのはすべて株式会社である。新聞は広告料と購読料を主な収入としている。私は、もっと新聞各社がそれぞれに独自性を出して、読者がこの新聞が好きだから応援するために購読するというようにすべきだと思っている。今の新聞はあまりにも差が無さ過ぎる。ページ数が少なくなっても良いから、他社とは違う新聞を作るようにならないものか。

 テレビもどの局を見ても大差無い。NHKはニュースとドキュメンタリーと教養番組くらいでよいのではないか。もちろんそれでは経営が成り立たないだろうから、国家が口は出さず、お金だけを出す必要がある。そうであるならば、支払い率70%、未契約者1千万件の不公平感はなくなるのであろう。NHKは大きくなりすぎた。NHKテレビ、NHK教育、NHK衛星第1と第2、NHKハイビジョンと6局もある。どうしてこんなに必要なのかサッパリわからない。極端なことを言えば、NHKテレビは廃止して、NHK教育ともう一つは実験的な局でよいのではと思っている。NHKがそんな風に自己脱皮をしていかなければ、私も高い受信料を払いたくないなと思う。
コメント (2)
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