友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

この頃涙もろい

2007年12月10日 17時32分57秒 | Weblog
 この頃すごく涙もろい。すぐに涙ができてしまう。私の母親も感激性だったけれど、その性格を受け継いでいるのかなと思う。たとえば、NHKテレビ『のど自慢』を見ていても、合格の鐘がなると思わず涙が流れてしまうし、昨夜放送だったテレビ番組『30人31脚全国大会』は涙の連続になってしまった。小学校のクラスの30人が二人三脚で50メートルを駆け抜ける競技で、30人の子どもの心が一つにならないとうまくいかない。

 1人が速くても1人が遅くてもダメだ。文字通り足並みが揃い、そして駆け抜けることが大事なのだ。東海地区大会の様子も以前に放映されたことが、全国大会出場を目指して並々ならぬ努力をしていることがよくわかった。そうして勝ち抜いてきた代表チームによるトーナメントだけに、やはり粒ぞろいである。記録どおりに走り抜けるチームもあれば、一戦ごとに記録を更新するチームもある。気負いすぎて記録が出ないチームもある。子どもたちの頑張り、先生の指導、そんな心のふれあいも随所に見られた。

 勝っては泣け、負けては泣け、よくやったと言っては泣け、ここまで連れてきてくれてありがとうと言っては泣けた。隣でテレビを見ている孫娘がチラッと私の方を見て、「そらそら、もうすぐ泣くよ」という顔をしてニヤッと笑う。恥ずかしいが、残念にも涙が流れ落ちてくるのだ。途中からは、エイ!泣けるのだから仕方ない。涙を流してなにが悪い。そう開き直ることにしたら、止まること無く涙が流れてしまった。

 孫娘は、母親が出かけたことをよいことにこのまま、『ハタチの恋人』を見るというので、一緒に見たが、このドラマでもまた泣けた。やはり、私の涙腺は完全に故障しているようだ。ドラマは、主人公の中年男に明石家さんまが、そのハタチの恋人に長澤まさみが扮していた。昨夜初めて見たのでストーリーはわからないが、さんまがハタチの長澤に恋してしまい、その紆余曲折のドラマであろうと想像できた。以前にも明石家さんまが主演したラブストーリーがあったと思うが、意外に良い味が出ているなと思った。もちろんちょっとクドイというかクサイ演技も見られるが、逆にそこが持ち味になっていていいような気がした。

 来週が最終回だというので、孫娘に「お願いだから録画しておいて」と頼む。来週は友だちの4家族で、北陸の温泉地へ行くので、ドラマは見られないからだ。結末はおおよそ予想がつくとしても、どんな風に持っていくのか興味はある。私の友だちもこのドラマを見ているのだろうか?二人がどんな感想なのか、そういうことが笑って話せる日の来ることを願うばかりだ。
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