今日は日本語教室の今年最後の日。企業に頼まれて、昨年の12月からそこで働くベトナム人に日本語を教えている。9人いるのだけれど、一番たくさんの時で8人だったのに、最近では2人とか3人の時が多い。彼らは4月頃に日本に来て、企業には7月頃に配属されるのか、今年の7月から新しい人が3人増えた。2年目の人たちも3人だったが、皆が揃って教室に参加することがだんだん少なくなった。
彼らは真面目で、勉強もよくする。意欲もある。日本にいる3年間のうちに、日本語検定の3級を合格したいと言う。私たちとしては何とか合格させてあげたい、そういう思いでやっている。必ず毎回出席してくれるならば、何をどう教えていくか計画も立てられるが、参加者が固定しないので難しいなと思う。それでも毎年12月に行われる日本語検定を受検する人なら、その試験の問題集に取り組んでいけばよいから、教える側も先週の続きを一緒になってやっていけばよい。
片言の日本語は話せるが、問題集に取り組めるまでの段階にはない人たちを、一日も速くその段階に押し上げるにはどうすればよいのか、悩んでいる。それで、他の町の友人がやっている日本語教室に参加させてもらったが、結局、参加者の国も違うし日本での滞在日数も違う、一律にやること自体が無理だとわかった。とはいえ、どうやっていくことが受講する人々の希望に応えることになるのか、教える側としてはやはり突き詰められる課題だと思う。
どこでも誰でもが教えることができるような、日本語授業の教科書ができないだろうか。少なくとも全くの初心者が1年間で学ぶようなカリキュラムを考えることはできないだろうか。あるいは、ある程度の日常会話はできるという外国人に、日本語の読み書きができるようにするためのシステムづくりはできないだろうか。そんなことを考えている。今年も後わずかしかない。新しい年にはじっくりと彼らと話し合って、どう進めていくべきか、考えてみたいと思う。
彼らは真面目で、勉強もよくする。意欲もある。日本にいる3年間のうちに、日本語検定の3級を合格したいと言う。私たちとしては何とか合格させてあげたい、そういう思いでやっている。必ず毎回出席してくれるならば、何をどう教えていくか計画も立てられるが、参加者が固定しないので難しいなと思う。それでも毎年12月に行われる日本語検定を受検する人なら、その試験の問題集に取り組んでいけばよいから、教える側も先週の続きを一緒になってやっていけばよい。
片言の日本語は話せるが、問題集に取り組めるまでの段階にはない人たちを、一日も速くその段階に押し上げるにはどうすればよいのか、悩んでいる。それで、他の町の友人がやっている日本語教室に参加させてもらったが、結局、参加者の国も違うし日本での滞在日数も違う、一律にやること自体が無理だとわかった。とはいえ、どうやっていくことが受講する人々の希望に応えることになるのか、教える側としてはやはり突き詰められる課題だと思う。
どこでも誰でもが教えることができるような、日本語授業の教科書ができないだろうか。少なくとも全くの初心者が1年間で学ぶようなカリキュラムを考えることはできないだろうか。あるいは、ある程度の日常会話はできるという外国人に、日本語の読み書きができるようにするためのシステムづくりはできないだろうか。そんなことを考えている。今年も後わずかしかない。新しい年にはじっくりと彼らと話し合って、どう進めていくべきか、考えてみたいと思う。