元日より今日まで、穏やかな朝が続いている。日中は風もなく、むしろ驚くほどの暖かな日差しに包まれている。
朝日見る 元日の空 清々し
人々に幸 多かれと祈る
いつものことだけれど、のんびりと箱根駅伝などを見ながら、一日が暮れていく。昨日は私の方の血縁の者が集まり、我が家で新年会を行なった。この行事が済むとまた何もない日々が続く。
パソコンの前のメモ用紙を見ていたら、昨年暮れに友だち家族と出かけていった時に思いついた短歌が2首書き留めてあった。それは、三河湾を一望できる小高い丘まで登った時のものだ。
さくさくと 落ち葉の径 登りゆく
夕日に映える 湾(うみ)を背にして
見渡せば 湾に突き出た 半島が
両手の如く 抱きかかえおる
人を思い 人を恋する 海鳥は
夕日を受けて 1羽たたずむ
夕日の海に、海苔のためのものか、魚を獲るためのものか、何本かの竹が突き出ていた。シルエットになったその世界で鳥が1羽、竹の先に止まっていた。まるで生き物ではないようにじっとして動かない。だからこの歌の最後は「1羽動かず」か、あるいは「じっとしている」の方がいいのかな、とも思った。
私にもう少し、短歌作りの智恵があったなら、こんな風に迷うことはないかもしれないし、そもそも同じ情景を見ても、もっと感動的な作品ができるかもしれない。昨年のことだが、「新年に当たっての抱負は?」と聞かれても、特別思いつかなかったけれど、そうか、今年はできれば短歌作りの勉強をしてみようかと思った。
とはいえ、私の悪い癖はなかなか長続きできないこと、いや、以外にのめり込むとどこまでもいってしまうこともあり、どちらが自分らしいのか判断できないが、そういう勉強できる場所や機会があればやってみようかなどと思っている。
朝日見る 元日の空 清々し
人々に幸 多かれと祈る
いつものことだけれど、のんびりと箱根駅伝などを見ながら、一日が暮れていく。昨日は私の方の血縁の者が集まり、我が家で新年会を行なった。この行事が済むとまた何もない日々が続く。
パソコンの前のメモ用紙を見ていたら、昨年暮れに友だち家族と出かけていった時に思いついた短歌が2首書き留めてあった。それは、三河湾を一望できる小高い丘まで登った時のものだ。
さくさくと 落ち葉の径 登りゆく
夕日に映える 湾(うみ)を背にして
見渡せば 湾に突き出た 半島が
両手の如く 抱きかかえおる
人を思い 人を恋する 海鳥は
夕日を受けて 1羽たたずむ
夕日の海に、海苔のためのものか、魚を獲るためのものか、何本かの竹が突き出ていた。シルエットになったその世界で鳥が1羽、竹の先に止まっていた。まるで生き物ではないようにじっとして動かない。だからこの歌の最後は「1羽動かず」か、あるいは「じっとしている」の方がいいのかな、とも思った。
私にもう少し、短歌作りの智恵があったなら、こんな風に迷うことはないかもしれないし、そもそも同じ情景を見ても、もっと感動的な作品ができるかもしれない。昨年のことだが、「新年に当たっての抱負は?」と聞かれても、特別思いつかなかったけれど、そうか、今年はできれば短歌作りの勉強をしてみようかと思った。
とはいえ、私の悪い癖はなかなか長続きできないこと、いや、以外にのめり込むとどこまでもいってしまうこともあり、どちらが自分らしいのか判断できないが、そういう勉強できる場所や機会があればやってみようかなどと思っている。