明日から東京へ出かけるので、ブログを明日と明後日は休むから、次に向かうのは10日(土)になってしまう。東京へ出かけるのは3年ぶりだ。先回もそして今回も、「無党派・市民派自治体議員と市民のネットワーク」の仲間たちと一緒だ。
「無党派・市民派自治体議員と市民のネットワーク」は2002年(平成14年)に、政党に属さない地方議員の連携を深め、政策の研究を行なうとともに、無党派で出馬する候補に選挙のノウハウを伝えることを目的に結成した。東海3県の市議・町議を中心とした小さな組織だ。政党に所属しない地方議員は、真面目にやればやるほど議会内で孤立することが多い。自分がやっていることが間違っていないか、検証する機会もない。そんな議員が連携することはとても大事なことだと思った。
国会を見ていても、政党が本当に国民の未来を考えて政治に取り組んでいるのか、疑問な点が多い。政党政治は間違っているのではないか、少なくとも地方における政党の存在価値は、単に選挙のための票集めの役割でしかないのではないか。国民の政治への不信は即、政党への不信だ。私はそう思っていた。そこで、それまでに交流のあった地方議員と勉強会をやろうよと話し合い、意気投合して「無党派・市民派自治体議員と市民のネットワーク」を立ち上げることになった。
組織は個人を束縛する。当たり前のことだが、「無党派・市民派自治体議員と市民のネットワーク」は自由に討論し、一致を見ない限り組織として動くことはしないことにした。だからみんなが自由に自分の意見を言う。先輩も後輩もないし、知識が豊富だから正しいわけではない。したがって、教祖は存在しない。たとえ間違った主張であっても、気が付けば修正すればいいのであって、だからといって人格まで否定するような議論は決してしない。
議会のない月を例会として、その時は自分が取り組んできた課題や議会でのやり取りを報告し、仲間からの批判や指摘を受ける。そうして自分がなすべきことを確立していく。また、1年に1回ないし2回、自分たちが抱える問題をテーマに外部から講師を招いて講演会を開催する。この講演会の参加は自由で、各自治体の議会に案内状を送っている。
3年ほど前から、「無党派・市民派自治体議員と市民のネットワーク」として独自に視察も行なっている。議会からの視察は、本当に見たいところや聞きたいところではなく、視察と懇親会とがゴチャになっている場合が多い。この地方なら、視察先は北海道や九州・沖縄が圧倒的に多い。住民参加に積極的に取り組んでいるような自治体へ視察に行きたくても行けない。それならば、「無党派・市民派自治体議員と市民のネットワーク」で行こうというので取り組んできた。
我孫子市の福嶋市長も、三木市の本吉秀市長も約束時間を2倍もオーバーして話してくださった。改革派の市長には自分がやっていることを理解して欲しいとの強い思いがあるのを感じた。地方自治が抱える問題とともに、民主主義とは何か、住民が主体となる地方自治とはどうあるべきか、とても有意義な論議ができ、議会からの視察では得られない大きな成果があった。
そしてまた、宿でのお酒を飲みながらの論議も実に面白い。それぞれの本音がぶつかり合って、とてもピュアなひと時だ。「無党派・市民派自治体議員と市民のネットワーク」の仲間だからこそ、言いたいことが言い合える、それは何よりも大きな宝だ。
「無党派・市民派自治体議員と市民のネットワーク」は2002年(平成14年)に、政党に属さない地方議員の連携を深め、政策の研究を行なうとともに、無党派で出馬する候補に選挙のノウハウを伝えることを目的に結成した。東海3県の市議・町議を中心とした小さな組織だ。政党に所属しない地方議員は、真面目にやればやるほど議会内で孤立することが多い。自分がやっていることが間違っていないか、検証する機会もない。そんな議員が連携することはとても大事なことだと思った。
国会を見ていても、政党が本当に国民の未来を考えて政治に取り組んでいるのか、疑問な点が多い。政党政治は間違っているのではないか、少なくとも地方における政党の存在価値は、単に選挙のための票集めの役割でしかないのではないか。国民の政治への不信は即、政党への不信だ。私はそう思っていた。そこで、それまでに交流のあった地方議員と勉強会をやろうよと話し合い、意気投合して「無党派・市民派自治体議員と市民のネットワーク」を立ち上げることになった。
組織は個人を束縛する。当たり前のことだが、「無党派・市民派自治体議員と市民のネットワーク」は自由に討論し、一致を見ない限り組織として動くことはしないことにした。だからみんなが自由に自分の意見を言う。先輩も後輩もないし、知識が豊富だから正しいわけではない。したがって、教祖は存在しない。たとえ間違った主張であっても、気が付けば修正すればいいのであって、だからといって人格まで否定するような議論は決してしない。
議会のない月を例会として、その時は自分が取り組んできた課題や議会でのやり取りを報告し、仲間からの批判や指摘を受ける。そうして自分がなすべきことを確立していく。また、1年に1回ないし2回、自分たちが抱える問題をテーマに外部から講師を招いて講演会を開催する。この講演会の参加は自由で、各自治体の議会に案内状を送っている。
3年ほど前から、「無党派・市民派自治体議員と市民のネットワーク」として独自に視察も行なっている。議会からの視察は、本当に見たいところや聞きたいところではなく、視察と懇親会とがゴチャになっている場合が多い。この地方なら、視察先は北海道や九州・沖縄が圧倒的に多い。住民参加に積極的に取り組んでいるような自治体へ視察に行きたくても行けない。それならば、「無党派・市民派自治体議員と市民のネットワーク」で行こうというので取り組んできた。
我孫子市の福嶋市長も、三木市の本吉秀市長も約束時間を2倍もオーバーして話してくださった。改革派の市長には自分がやっていることを理解して欲しいとの強い思いがあるのを感じた。地方自治が抱える問題とともに、民主主義とは何か、住民が主体となる地方自治とはどうあるべきか、とても有意義な論議ができ、議会からの視察では得られない大きな成果があった。
そしてまた、宿でのお酒を飲みながらの論議も実に面白い。それぞれの本音がぶつかり合って、とてもピュアなひと時だ。「無党派・市民派自治体議員と市民のネットワーク」の仲間だからこそ、言いたいことが言い合える、それは何よりも大きな宝だ。