昨日は韓国フェスティバルの会場係りに駆り出されて出かけた。国際交流協会の友だちから、「人手が足りないから手伝って」と声がかかり、『おたすけ』のメンバーで出かけた。K-ポップのアイドルがやって来るというのだが、K-ポップもAKB48もよく分かっていない。マイケル・ジャクソンのダンスはダンスの世界に金字塔を打ち立てたけれど、だからか、EXILEもK-ポップもみんな同じように見えてしまう。
果たしてK-ポップというだけで、どのくらいの人が集まるのだろうと思っていた。そこへ友だちが一昨日に、「客の集まりが悪いようなので、ボランティアで来て欲しい」と言ってきた。市内でのチケットの売り上げ状況は、座席の半分に満たないという。私たちのような年寄りが出かけていっても役に立つことがあるのだろうかと思いつつ、頼まれた以上は何でもやるのが私たちの「とり得」である。誠に単純に出来ているのだ。
午後3時に集合し、各自の役割について指示を受ける。それぞれが持ち場について開門を待つ。午後3時30分、開場する。指定席ではないので、並んでいた皆さんはいっきに席を確保するためにドアへと向かう。ところが「中は真っ暗で危険なんですが」とドアのところにいたボランティアの夫婦が血相を変えて私に来る。「誰に話せばいいのですか?」と聞かれるので、「主催者の責任者が玄関のところにいますよ」と教えるが、一体どうなっているのだろう。
主催者である国際交流協会の事務長が来たが、右往左往するばかりで的確な指示が出せない。「あなたが責任者なのだから、キチンと指示しないと私たちは動けませんよ」と、私は腹が立って言ってしまった。4時からしか席には着かせないで欲しいと出演する側の社長が事務長に言っていた。それなら、集まっている皆さんに向かって、「申し訳ありませんが、お席の方には4時に扉を開けますので、しばらくお待ちください。誠に申し訳ありません」と謝ってくれれば良いのに、ボランティアの私たちに、そのように伝えてその場から去って行った。
先回の韓国フェスティバルの時もそうだったけれど、トップとして責任をどう取るのか、この人はそれが出来ないと思った。自分が悪者になって責任を取ろうとしてくれたなら、下で働く者は信頼して働けるのに、役職にふんぞり返っているようでは現場は混乱するばかりだ。4時まではドアを開けないで欲しいと言う指示はなかったけれど、起きてしまった混乱をどう始末するか、それは責任者が引き受けなくてはならない仕事である。
そんなこともあったが、フェスティバルには入場者が6割くらいあって、無事に終了した。珍しいことにカミさんが、一緒にボランティアを務めたお隣さんに、「丁度、馬刺しがあるの。我が家で飲みませんか」と声をかけた。夕食はフェスティバルの会場で、弁当が出たからすませたけれど、それで終わってしまうのでは物足りないと思ったのだろう。2家族とお手伝いをしてくれた娘さんも来てくれて、わいわいがやがや、宴会となった。おかげで昨夜はブログを仕上げることが出来なかった。