友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

不可解なことが連続するのはなぜ?

2015年03月27日 18時49分00秒 | Weblog

 朝はまだ冷たかったが、気温はぐんぐん上がり、車の中は夏のような暑さだった。田んぼでトラクターが田おこしをしている。いつもなら、トラクターの後に鳥たちが来て、地中の虫をついばむのに、今日は1羽の鳥も見なかった。貸し農園で野菜を育てている友だちが、「最近、虫が来ない」と嘆いていた。エンドウなどを育てても花が咲くのに虫が来ないから実が出来ないという。

 我が家の小さな花園にも蝶やミツバチが飛んで来ていたのに、最近は数が少なくなった。どの家にも虫除けの薬がつるされているが、あれは虫を殺すのだろうか。ミツバチの大量死が話題になっていたけれど、問題は解決したのだろうか。議員の時の仲間がミツバチの巣箱を作って蜜を採取していたけれど、ブログで見ていて順調のように思ったが違っていたのだろうか。

 バルセロナからドイツへ向かった航空機がフランスのアルプス山脈に墜落した。フランスの調査では副操縦士が故意に機体を山に激突させたという。調査の責任者は「自殺は一人でするものだから、自殺とは言えない」と言う。乗客150人を巻き込んだ自爆行為だが、どうしても「なぜ」と思ってしまう。9・11以後、ハイジャックに備えて外部から操縦室に入れない装置になっている。扉は銃で撃ってもビクともしないそうだ。

 ベテラン操縦士が操縦室を出た後、副操縦士は扉をロックし、一切の応答に応じなかった。何が27歳の若いパイロットを追い詰めたのだろう。裕福な家庭に育ち、子どもの頃から飛行機に乗るのが夢で、地元の航空クラブにも所属し、念願のパイロットになった。成績優秀で表彰された将来性の高い青年である。「物静かで責任感が強い」「控えめな性格」と彼を知る人々は評価している。

 関連はないと思うけど、お年寄りを殺害した名大の女子学生や佐世保市で同級生を殺害した女子高生などの事件、「相手は誰でもよかった」に似てないだろうか。他者から見ると、「頭がよくって誠実で、何でもできそう」な人でも、どこかに自分では制御できない「闇」を持っているのかも知れない。それが社会の進歩・発展の中で芽を噴出しているのか、それとも以前は社会の中で抑制されていたのに出来なくなっているのだろうか。虫たちが減っている原因とは違うだろうけれど。

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