友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

自分を変えるのはしんどい

2016年07月15日 17時27分43秒 | Weblog

 小学1年の孫娘が「熱を出して寝ている」と長女から連絡が入り、カミさんと見舞いに出かけた。ダンナが仕事をやりくりして娘の看護にあたっていたが、当の本人は「微熱!」と言い、比較的元気で、ゴロンと横になってiPadを観ていた。学校へ入ったばかりのこの頃は、自分では気付かずに無理をしていて熱を出す子がいる。それにこの気候の変化だ、身体の方がついていけない。

 私もエアコンを付けずに寝ていたらびっしょり汗をかいて、体中に汗疹が出来てかゆみに苦しんだ。エアコンをつけるようになってやっと治まってきた。カミさんは咳が止まらず、同じように生活しているのに出る症状は全く違う。身体が受け継いでいる体質の違いなのだろう。孫娘も長女も破天荒と言うと格好いいが、怖気ずに平気でやってしまう。生活の仕方もルールにとらわれないかと言えば、長女は几帳面で孫娘の方はまだ赤子っぽい。

 「ママ、もっと心を開いて友だちを作ったら」と子どもから言われていたカミさんは、今では積極的に外に出て、友だちも多い。長女の積極性はカミさんの性格で、几帳面さ例えば物の置き場所など他愛ないことにこだわる性格は私に似ている。私は次女によく注意されるが、食卓の上や台所の流しが片付いていないと気になってしまう。カミさんの気になるところと私の気になるところは全く違う。上野千鶴子さんが「夫婦といえども他人は異文化、異文化はストレス」と看破したとおりだ。

 教員時代の友だちから暑中見舞いのハガキが届いた。「返事も出さなかったこと、ごめんなさい。『そんなことだで友達も出来ないんだわ…』と傍らに居る女性に、心に突き刺さる一撃を食らわされました。人生も終わりに近づき、今までの〝自分“を変えるのは、精神的にも肉体的にもしんどい。葛藤を生きることが、人生というものかも、なんて思ったりして」。そうだね、また、新任の時の仲間で集まろうか。ふと、そう思った。

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