友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

何かが変わりつつあるように思う

2016年08月01日 17時26分57秒 | Weblog

 やっぱり疲れたね。リーダーの先輩は疲れのためか、78歳という歳のせいか、指示がメチャクチャになっている。それでも10代と20代の若い人たちが頑張ってくれたので、準備も後片付けも短時間で終わった。祭りの方は、昨日はちょうど人が出てくる時間に雷が鳴り雨が小降りながらあったので心配したがすぐに降り止み、土曜日ほどではないがまあまあの人出になった。

 今年は子どもが多かった。小学校の高学年から中学生や高校生がグループで来ていた。男の子や女の子だけのグループが多かったけれど、中学生や高校生になると男女のグループがいる。さらに高校生になると男女ふたりで来ている。ここが彼らの「ふるさと夏祭り」なんだと痛感した。何があるわけではないが、ステージで繰り広げられる踊りを見て、屋台でものを買って、会場内をブラブラする。ただそれだけの夏祭りだけれど、それがいつか思い出の夏物語になるのだろう。

 高校生らしい男女が3回も鮎の塩焼きを買いに来た。「うまかった」と男の子は言い、お金は浴衣姿の色の白い女の子が払った。1回目の時は天然鮎を買い求め、小ぶりだからと売り手のオジさんが2本を半額で手渡した。2回目は「養殖鮎も食べてみる」と1本買い、この時は彼の方がお金を支払った。なんとも仲睦ましいカップルだった。思わず「仲良くな」と声をかけたくなった。

 昨日は東京都知事選挙で、予想通り小池百合子さんの圧勝だった。「あの人はイヤ」と言っていた私の友人は「まだ、増田の方がマシよ」と言っていたが、どんな思いでこの結果を見たのだろう。「選挙民が変わらなければ、トップは変わらない」と卒業生がフェイスブックで呟いていたが正解だ。それでも選挙の方法は確実に変わってきた。候補者がどれだけ多く街頭で政策を訴えるか、その内容も大事だが、候補者の情熱と姿勢も選択の大きな要素だ。

 小池さんのが言うように、「組織が決めていいのですか、政党が決めていいのですか」は都民の共感を得ただろう。小池さんに本心を語らせたなら、「学校では国旗を揚げ、君が代を歌わせなさい」となっただろうが、そうした彼女の右寄りな保守面が隠れた選挙った。夕方、西の空は黒い雲で覆われてきた。どこかで雷鳴が鳴っている。

コメント
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