友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

台風も総選挙も通り過ぎた

2017年10月23日 17時17分34秒 | Weblog

  台風は速度を上げて通り過ぎて行った。南のバルコニーに置いていた物は全て片付けた。ところが風向きが南東から北西に変わり、ルーフバルコニーが直撃を受けるのようになって、西日除けの特性のヒサシが倒れてしまった。バラなどの鉢に被害はなかった。

 台風が通り過ぎ、総選挙の結果が分かり、気分は重くなったが諦めも早かった。テレビで評論家が「日本人は7割から8割は保守ですから」と選挙の結果を評していた。そうなのか、いやそうなのだろう。私の周りを見ても、私はかなりアナキーだが、みんなは真面目で常識的だ。

 急激な変化を好まないが、だからと言って新しいものを取り入れないわけではない。大和朝廷が生まれ、先進国だった中国へ若くて優秀な人たちを派遣した。中国そっくりの都を造り、中国人と同じ服を着て、中国の文字が書ける人は尊重された。

 同じ経験が明治維新だ。先進国の生活様式を真似、西洋人の服を着て、西洋の文字が読める人は教養のある人になった。急激な変化を好まない私たちの祖先も、この2回だけはかぶれた。文化の差が大きかったから、真似することに抵抗がなかったのだろう。

 安倍政権が続き、森友・加計学園のような政治の私物化を目にして、これではダメだと思ったから、小池旋風に期待した。ところが、あまりにもあっさりと「ただのオサワガセ」だったので、安倍政権の危険性も見えなくなってしまった。投票率が最低の前回よりわずか1%しか上がっていないことが証明している。

 総選挙の結果、安倍首相は「丁寧に、ひとつひとつ、実績を作り上げ」念願の憲法改正へと突き進むだろう。2割から3割の保守でない人たちは、「愚直に、まっすぐに」改憲反対を叫び続ける以外ない。7割から8割の保守の人たちに、「憲法を改正するのはマズイよ」思わせればいい。

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