友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

日本モンキーセンターへ行く

2017年10月12日 17時25分59秒 | Weblog

  3歳の孫娘とモンキーセンターに出かけた。サルに興味があるというより、ここに友だちの娘さんが働いているので、一度は会いたいと気持ちがあった。私が入り口で、「チーちゃんに会えるといいね」と3歳の孫娘に話しかけたので、なぜだか孫娘は「チーちゃん、チーちゃん」と声を上げる。

 職員の方が「ご家族の方ですか?」と言われる。「彼女が生まれる前からの知り合いです」と答えたが、私たち夫婦とチーちゃんの両親が友だちだと分かってもらえたのだろうかと思いながら、教えてもらった方へ向かう。アフリカ館の屋根の上で、エサを与えている女性職員が目に留まった。

 「チーちゃん、チーちゃん」と声をかけてみるが反応がない。けれど、わざわざ近くまで来て、「Waoランドにいますよ」と教えてくれた。Waoランドに向かうと、むこうから一人の女性職員がやってきた。チーちゃんだった。20歳の時の晴れ着姿の写真が我が家に飾られている。昔はか細い女の子だったが、ずいぶんたくましくなった気がする。

 動物好きが高じて、大学を出て動物園に勤め、サルに絞ってこのモンキーセンターに移ってきた。アフリカはもちろんマダガスカル島へも出かけたと聞いていたが、キツネザルの研究に没頭しているようだ。チーちゃんの姉と私の次女が同年で、保育園からずーと一緒だったから長い付き合いになる。

 「ナポレオン、よくやりましたよね」とチーちゃんが言う。そう、子どもを交えてトランプで遊んだ。チーちゃんの両親が持っている蓼科高原の別荘で、2家族が真剣にナポレオンや大富豪に興じた。一緒に行った長女の上の娘を見て、「(長女に)そっくりですね」と言う。長女のことを覚えていてくれたことがうれしかった。

 「サルのお尻はどうして赤いの?」、「Waoランドでキツネザルがあんなに近くで見られるのは訓練してあるから?」、「マンドリルの顔はなぜあんな色なの?」と矢継ぎ早に質問していたが、さすがに研究者の彼女は的確に丁寧に答えてくれた。「お母さんに話しておくね」と話して別れた。

 

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