友々素敵

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古典楽器で聴くバロック音楽の魅力

2018年01月19日 17時46分28秒 | Weblog

  先輩から電話があり、「突然のことだけど、今晩時間ある?」と言う。「はい」と答えると、「古典楽器の演奏会が長久手市であるから一緒に行かないか」というお誘いだった。昨日の夕方、途中で先輩を拾い、長久手市へと向かった。インターネットで調べてみると、『大人のためのクラシック教室』が昨年の11月から開かれていて、昨日はその第2回「古典楽器で聴くバロック音楽の魅力」であった。

 会場は長久手市の「文化の家」である。長久手市は私の住む市よりも人口は少ないが、「文化の家」は素晴らしい施設だった。駐車場から直接入ることができるし、会館は私の市のものよりも大きく、落ち着いた雰囲気が漂っていた。メインの「森のホール」は円形劇場で、観覧席は5階まであったから、名古屋市の千種文化小劇場より収容人数は多いだろう。先輩に言わせると、「音響が凄くいい」らしい。

 昨日は、バロック時代のヴァイオリンとヴィオラとチェロとチェンバロによる演奏で、演奏した曲も17世紀から18世紀前半に作曲されたもの。イタリア・ルネッサンスが起きたのは14世紀だから、絵画でいえば宗教画から離れて市民の肖像画が描かれたように、音楽も教会から貴族らのための演奏になったのだろう。舞踏曲が多いのもそのためだろう。

 古典楽器と現代の楽器の違いなどの解説もあった。さすがに「大人のため」というだけあって、参加者のほとんどは高齢者だった。入り口でいただいたパンフを見ると、長久手市はずいぶん文化活動に力を入れている。『創造博』と題したコンサートが連続して組まれていたり、戸田恵子さんや大和田獏さんらが出演する「あの時代を生きた人々を救ったのは歌だった」とある『シングァソング』など興味深いプログラムが続いている。

 「文化の家」を運営する人たちの企画力は、無償案内役などをするスタッフに負うところが大きいと先輩が教えてくれた。県立大学や県芸術大学が市内にあることも大きな支えだろう。今日は日赤病院で半年に1回の検査日だった。初めて超音波で心臓の動画を撮ったのに、医師からは「次は7月6日を予約しておきますね」だけだった。明日はマンションの仲間で新年会を行うので、ブログは休みます。

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