友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

凍り付いた道

2018年01月25日 17時47分24秒 | Weblog

 午後になっても昨日の雪はまだ残っていた。マンションの中庭のサザンカが寒さの中で咲いていた。雪景色に赤いサザンカはよく似合う。我が家のルーフバルコニーの椿も水仙もまだ咲きそうにないが、チューリップの方は数こそ少ないけれど、緑色の芽が出ているものもある。この寒さで芽が凍ってしまうことはないのだろうか。

 昨夜は井戸掘り仲間の新年会だった。午後5時半頃は猛吹雪で、「これでは行けそうにない」という話になったが、店は「準備はできている。それにこちらはそんなに降っていない」と言うので、再び出かけることになった。タクシー会社に電話をするが、何度してもつながらない。先輩の車で行き、店に置いて帰りはタクシーを使うことにする。

 店まで30分もあれば行けるのに、どの道も大渋滞で、車は列つながりでのろのろとしか進まない。1時間以上もかかってやっと店に着いた。「こんな日にわざわざやって来た物珍しい客です」と冗談を言って店に上がるが、7人グループの先客があったから、珍客は私たちだけではなかった。いつもなら来客の多い店も結局、私たちとそのグループだけだった。

 今朝はよく晴れ、道路の雪は大方無くなっていた。車を店の駐車場に置いてきたので、お昼に取りにいったが、走ってみると陽が当たっているところは溶けていても日陰は凍っている。できるだけ交通量の多い道を選んだが、所々でタイヤが空回りするような個所もあった。マンションの手前のT字の交差点で青信号を左折をしたら、車はそのまま進行方向へ滑ってしまった。幸い対向車はいなかったが、もう少しで電柱にぶつかりそうになった。

 往きは右折だったから道路の半分の溶けた方だったが、帰りの側は建物の陰で凍り付いていたのだ。事故にならなくて本当に良かった。まだ、免許を取ったばかりの頃、材木屋のタウンエースで現場へ出かけた時、陸橋の上でブレーキを踏んだら、車が1回転したことがあった。あの日も雪降りの翌日だった。道路に雪はなかったが、橋は凍り付いていたのだ。1回転したが、ぶつかることも横転することもなく、命拾いした。怖さの初体験だった。

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