友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

休校が続く小5の孫娘に、『萩尾望都 作画のひみつ』を贈ろう

2020年05月01日 17時52分36秒 | Weblog

 5月になった。エレベーターに乗り合わせた夫人が、「もう1ヵ月我慢ですね」と声をかけてきた。新型コロナウイルス禍の緊急事態宣言が5月末まで延びるようだ。出歩かずに家に居れば、感染しないし、させる心配もないが、確かに憂鬱であることは間違いない。「我慢するしかないですね」と私も相槌を打つ。

 昨日、目の前をコバエが飛んでいると思い、両手でたたいた。見ると真っ赤な血が滲んでいる。蚊!だったのだ。寒い間、どこにいたのだろう?勇んで出てきて、たっぷり血を吸って、小太りになったので、動きが鈍かったのが災いした。ルーフバルコニーの花をどうやって見つけるのか、最近、小さな虫が多くなった。

 ルーフバルコニーは地上から30メートル以上ある。ヒラヒラと蝶が飛んで来ることもあるが、なぜ花が咲いていると分かるのだろう。最近はスズメが来なくなった。カラスが多くなった。4羽が天空を舞っている。「カア、カア」と互いが鳴き合っているが、時々、「ガアー、ガアー」と鳴き声が変わる。先頭を行くカラスが方向をかえたり、先頭が入れ替わったりする。

 小5の孫娘は「カラスと会話する」と言っていたが、鳴き声が理解できるのだろうか。面白いことを言う子だ。長女もそういう面白さがあった。学校が休みになって退屈しているだろうと思い、「童話」と「本の紹介作文」募集の新聞広告を切り取り持って行った。先日、カミさんがおしゃべりしていたので、作品募集のことを訪ねてもらったら、一言「ムリ」だった。

 「デザイナーになる」と言うこの孫娘のために、『萩尾望都 作画のひみつ』を書店に取り寄せてもらった。萩尾さんは女性漫画家の先駆けで、私より5歳から10歳くらい年下の女性たちに人気があった。絵がとてもきれいで、ストーリーも面白かった。何がきっかけになるのか分からない。知らないより知っている方が選択の幅が広がるはずと、おせっかいするつもりだ。

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