友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

ヒガンバナを見に行こう

2020年09月26日 18時07分16秒 | Weblog

 落ち込み気味だったカミさんが、次女と話してスッキリしたのか、秋の涼しさを感じたからなのか、今朝、「ヒガンバナを見に行かない?」と言う。マンションの中庭のヒガンバナがもう咲いたのかと思っていたら、「可児の花フェスタがいいよね」と念を押してきた。

 夏がどんな天候であっても、ヒガンバナは秋分の日の前後には花を咲かせる。どこにセンサーがあるのか分からないが、大きな違いが無いから不思議だ。花フェスタは思った以上に人が来ていた。NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の影響も大きいかも知れない。

 催事館では可児市の英雄である明智光秀のドラマを、パネルで説明し、武具なども展示していた。光秀が生まれ育った明智壮は花フェスタの会場から歩いて行けるようで、今では人気のスポットのようだ。若い男女がスマホで記念写真を撮っていた。

 けれど見渡すと、圧倒的に年寄りが多い。30代40代は家族連れか女同士で、男女で来ているは年寄りばかりだ。秋のバラは花も小さいが、花そのものがあまり咲いていない。古い方の園は株が腐ってしまったのか、空き地が目立つし、手入れも行き届いていない気がする。

 目当てのヒガンバナは山裾の谷間の一角にある。私たちのような年寄り夫婦がカメラを構えてシャッターを押していた。「昔は縁起の悪い花と言っていたのに、今では庭に植えている人もいますね」と女性が話しかけてきた。男性が「まだ満開ではないから、来週も来ないと行かんな」と言う。

 コスモスの丘への道すがらの斜面に、赤や黄色のコスモスが咲いていた。「こんなコスモスは見たことが無い。コスモスはやっぱりピンクだろう」。そう言いながらコスモスの丘に行くと、花は余りにも少なかった。9月の週末はこんなにも寂しいのか。

ヒガンバナ 赤黄色のコスモス ピンクのコスモス

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