「宇宙の夢」と言って、金星探査機「あかつき」を取り上げた以上、小惑星探査機「はやぶさ2」にも触れないわけには行かない、かな。
「はやぶさ2」(と言うより二代目「はやぶさ」と言った方が馴染み深い)、小惑星「リュウグウ」に向けた軌道変更のため、3日午後7時すぎに地球に最接近していたが、地球の引力を利用して軌道を曲げ、無事、小惑星へと進路を変更したことが確認された。所謂スイング・バイというやつだ。
初代「はやぶさ」は飽くまで小惑星往復に初めて挑んだ「実験機」だったのに対し、二代目は有機物や水のある小惑星を探査して生命誕生の謎を解明するという科学的成果を上げるための初の「実用機」として開発され、いろいろな改良が施されているらしい(Wikipedia)。民主党への政権交代に伴う事業仕分けで予算が減額された、いわくつきのプロジェクトだ(もしかしたらそれはフェアじゃなくて、そもそも2007年度の予算折衝でJAXAの組織内部の問題を指摘する声もある)。
いずれにしても、二代目「はやぶさ」は、今後、燃費に優れたイオンエンジンを本格的に稼働して航行し、三年後に小惑星「リュウグウ」に到着し、約18ヶ月の滞在中、3回着地して計100ミリグラム以上の岩石を採取し、5年後(2020年末)に地球へ帰還する計画なのだそうだ。随分、気の遠い話だが、2020年末というのは、東京オリンピックの興奮冷めやらぬ中、再び、満身創痍ながら擬人化されるほど待ち望まれた初代「はやぶさ」同様の感動的な帰還が見られるだろうか。まさに「宇宙の夢」だ。
「はやぶさ2」(と言うより二代目「はやぶさ」と言った方が馴染み深い)、小惑星「リュウグウ」に向けた軌道変更のため、3日午後7時すぎに地球に最接近していたが、地球の引力を利用して軌道を曲げ、無事、小惑星へと進路を変更したことが確認された。所謂スイング・バイというやつだ。
初代「はやぶさ」は飽くまで小惑星往復に初めて挑んだ「実験機」だったのに対し、二代目は有機物や水のある小惑星を探査して生命誕生の謎を解明するという科学的成果を上げるための初の「実用機」として開発され、いろいろな改良が施されているらしい(Wikipedia)。民主党への政権交代に伴う事業仕分けで予算が減額された、いわくつきのプロジェクトだ(もしかしたらそれはフェアじゃなくて、そもそも2007年度の予算折衝でJAXAの組織内部の問題を指摘する声もある)。
いずれにしても、二代目「はやぶさ」は、今後、燃費に優れたイオンエンジンを本格的に稼働して航行し、三年後に小惑星「リュウグウ」に到着し、約18ヶ月の滞在中、3回着地して計100ミリグラム以上の岩石を採取し、5年後(2020年末)に地球へ帰還する計画なのだそうだ。随分、気の遠い話だが、2020年末というのは、東京オリンピックの興奮冷めやらぬ中、再び、満身創痍ながら擬人化されるほど待ち望まれた初代「はやぶさ」同様の感動的な帰還が見られるだろうか。まさに「宇宙の夢」だ。