風来庵風流記

縁側で、ひなたぼっこでもしながら、あれこれ心に映るよしなしごとを、そこはかとなく書き綴ります。

白血病の衝撃

2019-02-13 00:49:22 | スポーツ・芸能好き
 私にとって白血病と言えば、深窓のご令嬢が患う病だったり、美人薄命の代名詞だったりするのは、別にお伽噺の読み過ぎではなく、急性骨髄性白血病という病によって若くして命を奪われた夏目雅子さん(享年27)とほぼ同時代を生きたからにほかならない。医学に対する知見もないから、競泳女子の池江璃花子さんが白血病と診断されたことにはショックを受けた。来年の東京五輪に向け、絶対女王への地歩を固めつつあっただけに、信じられない思いでいる。
 確かにかつては「不治の病」とされたが、医学は進歩しており、治る可能性が高い病気になりつつあるらしい。産経Webからの孫引きになるが・・・国立がん研究センターなどによると、白血病の患者は10万人当たり10人弱だが、20代未満の若い世代では、がんの種別で1位だとは知らなかった。ある専門家によると、非常に進行が早いことで知られるが、約7~8割の患者は抗がん剤治療で白血病細胞が消える「完全寛解」の状態となり、その後も抗がん剤治療を半年から2年程度継続することで、約3~4割は根治が可能だという。また、抗がん剤治療のほかにも、骨髄移植の選択肢もある上、新たな治療法の開発も進んでいるという。日本骨髄バンクによると、移植を求める患者2930人に対し、ドナー(提供者)登録数は約49万人と十分に見えるが、適合しない場合や登録者が途中で辞退する場合もあり、待っている患者はいるのだそうだ。
 恵まれた体格で・・・と書こうとして念のためWikipediaを調べて見たら、身長171cmとある。数字以上に、随分、大きく逞しく見える。顔立ちは実に端正で、日本人形のような伝統的な正統派美人で、別嬪さんという日本語がぴったりだ。無責任な一人のスポーツ・ファンとして、しかし東京五輪で・・・などとケチなことは言いません。一日も早い貴女の回復と水泳での雄姿を、首を長くして待っています・・・
コメント
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