カリフォルニア州グレンデール市が韓国人の要求を受け入れて慰安婦の碑を建てることを決めたそうで、これに反対する日本在住のドイツ系アメリカ人歴史家、マックス・フォン・シュラー・小林(元・在日米軍海兵隊、「日出処から 日米関係の哲学」代表講師)という方が、抗議の公開書簡を送ったそうです(4月3日付)。この話は、「史実を世界に発信する会」のサイトで知りました。
このサイトは、兵頭二十八さんってどんな人?と思ってWikipediaを調べていて、たまたま発見したものです。保守派の論客が集まって、外務省がやるべきことをやらないからと、日本語の論文を地道に英語に翻訳して、史実を世界に向けて発信し、中・韓の誤った論説に対抗しようとされていて、その志は素晴らしい。
さて、先のドイツ系アメリカ人歴史家の方の書簡(以下にURLを貼っておきます)を見ると、正論であり、かつて日本の保守派の方々がアメリカの名だたる新聞に意見広告したのと似ていて、さらには先日の橋下さんの発言とも似ていて、史実を質したい気持ちが伝わってきます。日本の行いだけが何故非難されるのか!?との理不尽な想いがあり、日本だけが例外じゃないと反論したくなるのは、なにも橋下さんだけではありません。
しかし、こうした発想で国際世論(?アメリカ世論?)が動くような状況ではもはやないと主張される方もいます。慰安婦問題は、女性の人権問題へと昇華し、一つの象徴ともなっており、極端な議論ですが、アメリカにはかつて奴隷制があって、その当時はそれで仕方なかった、などとは今や言えない状況にあるのと、実は同じことなのだ・・・というようなことを、元・外交官の東郷和彦さんが言われていました。そんな歴史を現代から裁くような不遜を、堂々とやって恥じることがないのかと、私はつい思ってしまいますが、それがアメリカの極端なところなのでしょうか。このあたりの論考の当否は、もう少し調べてみたいと思います。
http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Glendale.pdf
http://www.sdh-fact.com/CL02_3/27_S1.pdf
このサイトは、兵頭二十八さんってどんな人?と思ってWikipediaを調べていて、たまたま発見したものです。保守派の論客が集まって、外務省がやるべきことをやらないからと、日本語の論文を地道に英語に翻訳して、史実を世界に向けて発信し、中・韓の誤った論説に対抗しようとされていて、その志は素晴らしい。
さて、先のドイツ系アメリカ人歴史家の方の書簡(以下にURLを貼っておきます)を見ると、正論であり、かつて日本の保守派の方々がアメリカの名だたる新聞に意見広告したのと似ていて、さらには先日の橋下さんの発言とも似ていて、史実を質したい気持ちが伝わってきます。日本の行いだけが何故非難されるのか!?との理不尽な想いがあり、日本だけが例外じゃないと反論したくなるのは、なにも橋下さんだけではありません。
しかし、こうした発想で国際世論(?アメリカ世論?)が動くような状況ではもはやないと主張される方もいます。慰安婦問題は、女性の人権問題へと昇華し、一つの象徴ともなっており、極端な議論ですが、アメリカにはかつて奴隷制があって、その当時はそれで仕方なかった、などとは今や言えない状況にあるのと、実は同じことなのだ・・・というようなことを、元・外交官の東郷和彦さんが言われていました。そんな歴史を現代から裁くような不遜を、堂々とやって恥じることがないのかと、私はつい思ってしまいますが、それがアメリカの極端なところなのでしょうか。このあたりの論考の当否は、もう少し調べてみたいと思います。
http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Glendale.pdf
http://www.sdh-fact.com/CL02_3/27_S1.pdf
このビデオはアメリカの現状の一側面を表わすものと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=NBF5-ktmx7M