かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

歯医者さん

2010年09月22日 12時16分17秒 | みゆみゆとの生活
土曜日のこと。歯医者さんに行ってきました。
そうちゃんを産むまでは一本も虫歯がなく、歯医者さんには縁がなかったのですが…。
冷たいものだけでなく、熱いものまでしみるようになったので、近所の歯医者さんに、渋々行ってきたのです。
ソフトな語り口で、丁寧に説明してくれる、なかなか親切な先生でした。

「歯医者は久しぶりですか?」と聞かれ。
「ええ、2度目です。」
「人生で?」
「ええ、人生で。」

そして、初レントゲンを撮り。
先生の見立ては、
「虫歯ですね。C3です。銀歯になります。」
「えぇー!C3?初銀歯ですか?」
「ああ、そうですね、初銀歯となりますね。」
驚いている間に、初麻酔。
そして削る、削る。
「虫歯なんかになるわけない!」と豪語していた過去の自分を恨む。
まさに、まな板の上のコイ状態。
なにせ、歯医者経験が少な過ぎて、とにかく怖くて仕方ない。
で、しきたりがわからない。
例えば、
「治療中は目を開けているのか?閉じるのか?」
「椅子にはスリッパを履いたまま乗るのか?ぬぐのか?」とか。
うがいも、水の出し方がわからず、じぃっと待っていたら、「ボタンを押してください」と冷静に言われ、赤面。

痛い痛い思いをし、麻酔がちゃんと効いているのかよくわからない状態で治療終了。
先生によると、神経を抜かなければいけないかどうかは五分五分、とのこと。
この日は抜かなかったけど、また様子を見て抜くかも、だって。

治療終了後、半泣きで、
「せんせー、痛いです。なんでこんなことになっちゃったんでしょうか。」
と間抜けなことを聞く。
ソフトな語り口の先生は、
「虫歯だから、ですよ。」と端的に答えてくれましたf^_^;
ごもっとも。

家に帰ってからも麻酔が切れると同時に激痛が襲い…。
2時間ほど、絶望的な気分に。
痛いのヤダー。もう二度と甘いものは食べないよぅ。
と旦那に訴え、うっとうしがられました。

幸い痛みは夜にはすっかり消え、
あっという間に喉元を過ぎて、夜はジュースを飲み、ケーキを食べました。(全く反省してない人。)

その晩は、そうちゃんと同じ日に同じ病院で生まれた、元気のいいお友達一家と、恒例のお誕生パーティーでした!
絶望的な気分だったお昼には、ご馳走食べられないかと思いましたが…。
無事何事もなく、しっかりご馳走になりました。
お友達のママ、お料理ありがとう(^O^)

さてさて、それは置いといて、歯医者にはしばらく通わなきゃいけなさそうです。
がんばろっと。

ちなみに職場の後輩の歯科衛生士さんに、「歯医者でのしきたり」について聞いたところ…。
「目は、閉じといてください!」と言われました。
治療中じっと見られるとイヤだって。
はいはい。
勉強になりました。

人生は、勉強だな。(byゴードン)