昨日、そうちゃんの面会日でした。
車で行くつもりだったのですが、三連休の初日と言うことで渋滞情報が出ており、電車で行くことに。
朝ご飯食べながら、「やっぱり電車で行こっかー。」と気軽に私が言うと、
「じゃあそうしよう。電車の時間調べるわ。」とすぐにパソコンで調べ始める夫。
電車に乗るとき、いつも行き当たりばったりな私とは、性格が反対です。
夫はさっさと乗り継ぎを調べ、家を出る時間を決めてくれて、
そこから独り言が始まった。
「ああー。そういう方法があるのか・・・。見つけてしまった。でもそれが一番いいな・・・。」
何?なんかまた奥の手見つけた?
「うん・・・。名駅で乗り換え時間が9分あるけど、そこ、全力で走るよ。いい?」
9分あれば余裕だと思うのに、なんで走らなきゃいけないのか、と思ったら。
「普通に切符買うより、4枚綴りの回数券買った方がだいぶ安い。」と、目をギラッとさせて夫が言った。
おお、いきなり鉄っちゃんぶり発揮
かくして、「常に最短・最安を目指したい」夫との電車の旅は始まりました。
最寄り駅で電車に乗るときから、それは始まっていて。
名駅に着いたときのことをシュミレーションして、階段に一番近い場所に止まる車両に乗る。
そして電車の中では出口に最も近い位置をキープ。
で、着いた途端、ダッシュ
一段とばしで階段を上り、人混みを縫ってJR切符売り場へ。
私は指示されたとおり駅構内のコンビニでおやつ(そうちゃんへの差し入れ)と指定された銘柄のコーヒーを慌てて買う。
その間に夫はATMでお金を下ろし、駅の窓口で回数券をゲット。
そこからも、走ってまたまた階段を一段とばしで上り・・・。
息絶え絶えになりながらホームに着いたのは、電車発車時刻の2分前。
割と余裕あるじゃん。最後の階段は走らなくて良かったんじゃないの?とぜいぜいしながら恨み言を言ったら、
「いや、そんなことない。少しでも前に並んでおかないと、席に座れないから。」ときっぱり言われました。
まあね。始発だからね。
しかし私は、少しくらい運賃が高くても、座れずに立ったとしても、こんなに走るよりはゆったり歩いて乗り換える方がいいよ・・・と思いながら、一方では夫の徹底ぶりに感心もしました。
そこで夫に一言、言いました。
なんか、ここまでセコいと、大きな意味で損してる気もするよ。あんたって、立派な「セコノミスト」だね。
そんなこんな言いながら、おかげさまで席にも座れ、無事予定どおりにそうちゃんの病院に着きました。
待っていてくれたそうちゃんは、この前の外泊とは打って変わって落ち着いて機嫌がよく、かわいい笑顔で歌ってくれ、ホッとしました。
お薬が変わって、今度のはそうちゃんに合ってるみたい。
帰り道はよく晴れていて、夫とそうちゃんの話をしながら、ゆったりと歩きました。
前にも書きましたが、ここの電車は単線・ワンマン・1時間に一本です。
ちゃんと電車の時間を見て病院を出たので、発車時刻の5分前に駅に着き、万事順調。
ところが。
予定時刻を過ぎても、電車が来ない。
いくら田舎の駅だからって、日本の電車がこんなに遅れたりする?と話していたら、駅のアナウンスが鳴りました。
「本日、強風のため、電車の運行を見合わせております。ご迷惑をお掛けします。」
えーっ。ウソでしょ。
さっきまで走ってたのに。
この駅、会社に見放されているのか、特に代行バスを出す気もないよう。
確かに、駅には十人くらいの地元民がいるだけだけども。。。
愕然としながらさらに30分以上待ったところで、繰り返し流れるアナウンスが、ありえない間違いをする。
「本日、強風のため、新幹線の運行を・・・あ、失礼しました。電車の・・・」
新幹線走ってへんやろ!単線やし!
知らないおじいさんと二人で同時に突っ込んでしまいした。
これはあかん。
運行再開の可能性はあきらめて、見限ることにし、タクシーを呼びました。
そのタクシーもすぐには来ず、結局病院最寄りの無人駅で無駄にした時間は1時間半。
他の鉄道会社の駅まで、片道3千円の出費。あいたたた。
お昼ご飯は、タクシーが向かった先の吉野家で、質素に済ませました。
夫はこの突発的事象にイライラするかと思いきや、
「しゃあない。こういうことは。3千円は痛いけど、行きに回数券買ったおかげで浮いた分とタクシーに乗って浮いた電車賃を合わせると、そんなに損でもない。お昼ご飯が安くすんだから、これはこれでまあいい。」と冷静な反応でした。
朝8時に家を出発し、そうちゃんと20分間の面会をして、帰宅したのが午後4時。
文字どおりの一日掛かりでした。
20キロという渋滞にハマりながら車を運転するのに比べたら・・・
なんとも言えませんが、帰りの電車で眠れたこと、駅の本屋さんで専門書を買えたことなどを考えると、電車には電車のよさもありました。
でも、今度はやっぱり車で行こうっと。
車で行くつもりだったのですが、三連休の初日と言うことで渋滞情報が出ており、電車で行くことに。
朝ご飯食べながら、「やっぱり電車で行こっかー。」と気軽に私が言うと、
「じゃあそうしよう。電車の時間調べるわ。」とすぐにパソコンで調べ始める夫。
電車に乗るとき、いつも行き当たりばったりな私とは、性格が反対です。
夫はさっさと乗り継ぎを調べ、家を出る時間を決めてくれて、
そこから独り言が始まった。
「ああー。そういう方法があるのか・・・。見つけてしまった。でもそれが一番いいな・・・。」
何?なんかまた奥の手見つけた?
「うん・・・。名駅で乗り換え時間が9分あるけど、そこ、全力で走るよ。いい?」
9分あれば余裕だと思うのに、なんで走らなきゃいけないのか、と思ったら。
「普通に切符買うより、4枚綴りの回数券買った方がだいぶ安い。」と、目をギラッとさせて夫が言った。
おお、いきなり鉄っちゃんぶり発揮
かくして、「常に最短・最安を目指したい」夫との電車の旅は始まりました。
最寄り駅で電車に乗るときから、それは始まっていて。
名駅に着いたときのことをシュミレーションして、階段に一番近い場所に止まる車両に乗る。
そして電車の中では出口に最も近い位置をキープ。
で、着いた途端、ダッシュ
一段とばしで階段を上り、人混みを縫ってJR切符売り場へ。
私は指示されたとおり駅構内のコンビニでおやつ(そうちゃんへの差し入れ)と指定された銘柄のコーヒーを慌てて買う。
その間に夫はATMでお金を下ろし、駅の窓口で回数券をゲット。
そこからも、走ってまたまた階段を一段とばしで上り・・・。
息絶え絶えになりながらホームに着いたのは、電車発車時刻の2分前。
割と余裕あるじゃん。最後の階段は走らなくて良かったんじゃないの?とぜいぜいしながら恨み言を言ったら、
「いや、そんなことない。少しでも前に並んでおかないと、席に座れないから。」ときっぱり言われました。
まあね。始発だからね。
しかし私は、少しくらい運賃が高くても、座れずに立ったとしても、こんなに走るよりはゆったり歩いて乗り換える方がいいよ・・・と思いながら、一方では夫の徹底ぶりに感心もしました。
そこで夫に一言、言いました。
なんか、ここまでセコいと、大きな意味で損してる気もするよ。あんたって、立派な「セコノミスト」だね。
そんなこんな言いながら、おかげさまで席にも座れ、無事予定どおりにそうちゃんの病院に着きました。
待っていてくれたそうちゃんは、この前の外泊とは打って変わって落ち着いて機嫌がよく、かわいい笑顔で歌ってくれ、ホッとしました。
お薬が変わって、今度のはそうちゃんに合ってるみたい。
帰り道はよく晴れていて、夫とそうちゃんの話をしながら、ゆったりと歩きました。
前にも書きましたが、ここの電車は単線・ワンマン・1時間に一本です。
ちゃんと電車の時間を見て病院を出たので、発車時刻の5分前に駅に着き、万事順調。
ところが。
予定時刻を過ぎても、電車が来ない。
いくら田舎の駅だからって、日本の電車がこんなに遅れたりする?と話していたら、駅のアナウンスが鳴りました。
「本日、強風のため、電車の運行を見合わせております。ご迷惑をお掛けします。」
えーっ。ウソでしょ。
さっきまで走ってたのに。
この駅、会社に見放されているのか、特に代行バスを出す気もないよう。
確かに、駅には十人くらいの地元民がいるだけだけども。。。
愕然としながらさらに30分以上待ったところで、繰り返し流れるアナウンスが、ありえない間違いをする。
「本日、強風のため、新幹線の運行を・・・あ、失礼しました。電車の・・・」
新幹線走ってへんやろ!単線やし!
知らないおじいさんと二人で同時に突っ込んでしまいした。
これはあかん。
運行再開の可能性はあきらめて、見限ることにし、タクシーを呼びました。
そのタクシーもすぐには来ず、結局病院最寄りの無人駅で無駄にした時間は1時間半。
他の鉄道会社の駅まで、片道3千円の出費。あいたたた。
お昼ご飯は、タクシーが向かった先の吉野家で、質素に済ませました。
夫はこの突発的事象にイライラするかと思いきや、
「しゃあない。こういうことは。3千円は痛いけど、行きに回数券買ったおかげで浮いた分とタクシーに乗って浮いた電車賃を合わせると、そんなに損でもない。お昼ご飯が安くすんだから、これはこれでまあいい。」と冷静な反応でした。
朝8時に家を出発し、そうちゃんと20分間の面会をして、帰宅したのが午後4時。
文字どおりの一日掛かりでした。
20キロという渋滞にハマりながら車を運転するのに比べたら・・・
なんとも言えませんが、帰りの電車で眠れたこと、駅の本屋さんで専門書を買えたことなどを考えると、電車には電車のよさもありました。
でも、今度はやっぱり車で行こうっと。