かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

ピンクのお手紙

2017年04月04日 22時32分54秒 | みゆみゆとの生活
言い忘れていましたが、今週も、月曜日からそうちゃんはショートステイです。
金曜日に帰宅予定

いない間に・・・
先週はほぼ毎日仕事して、残り時間はひたすら寝ていたので。
今週は、積極的に動こうかと思っていました。

しかしね、
いないならいないで、いろいろ事件は起こるもの。

昨夜10時半に、マンガのような叫び声をあげた私。
今日は10時に、階段から落ちてまた叫んだよ。
足を滑らせて、下の4段落ちただけなんだけど、お尻を思い切り打ってしまって、しばらく声も出なかった。
改めて、そうちゃんは身軽だったな、と思い出す。
階段の一番上から落ちて、すぐに「いたかったよー!」って立ち上がったからね。
そうちゃんはもしかして普段から、リニアみたいに床から数センチ浮いてるのかもしれない。
シュルシュルと、超速いスピードで。

ところで、「制服クリーニング引き取り忘れ事件」の後日談を。

今日、みゆみゆは、ジャケットなしで学校へ行きました。
朝、めっちゃプンプン怒ってた
母さんが半笑いなのが気に入らない、反省した態度を見せて、と言われました。

・・・いや、元々こういう顔ですが。

「ジャケットがない理由を、先生に手紙を書いて」
と言われたので、朝から神妙にお手紙書きました。
 
 母の不注意で、新年度早々すみません

とかいうやつ。
4月からの新担任に渡す前提で、「一年よろしくお願いします」と書いた。
我ながら上手に書けたと思う。
ただ、「白い便箋」がなくて、ピンク色の春らしいレターセットに書いたのは、良くなかったかもしれない。
あと、桜の花びらをあしらった封筒の表に、宛て名を書かなかったも、まずかった。

夕方、帰宅したみゆみゆに「先生に手紙渡してくれた?」と聞いたら、その時の様子を教えてくれた。

どうやら、朝行ってすぐ、新クラス発表前に、2年生のクラス担任に渡したらしい。
(まずここがおかしい。3年の新担任に渡してって言ったでしょ。)
先生のところに持って行く時、あまりに可愛い封筒だったために、通りがかったクラスの男子にこう聞かれたそうな。

「先生に、ラブレター?」
「違う違う。お母さんが先生に手紙書いたの。」
慌てて否定するみゆみゆ。
するとその男子、
「えっ。じゃ、不倫?!」
「違うってー

なんちゅう会話じゃ。

ちなみに、2年生の担任は、若くてかなりのイケメン先生でした。
先生、子ども達の会話を聞いていたわけではないとは思うけど、
みゆみゆが「これ、お母さんから手紙ですー」と渡したそのピンクの花柄封筒を、
開けもせずにポケットに押し込んだらしい。

キャー。
まさかラブレターだとは思ってないだろうけどね。(汗,汗)
「真心こもった感謝のお手紙」くらいには思ったかもしれません。

違う。違う。
私の失敗と平謝りの文章が書いてあるだけだから。
すぐに読まなきゃ意味ないから。
ああー。ほんとに。
「クラス写真撮影でジャケットを借りれるようご配慮ください」って書いたのに。意味ないじゃん。

先生、生徒が帰った後、職員室でそっとピンクの封筒をあけて、
「なんじゃこれ。」とつぶやいたに違いない。
で、「みゆみゆの家はかーちゃんもなかなか強烈な天然だな・・・」
なんて思っていないと嬉しい。

イケメン先生が読むんだったら。
1.2年の2年間、みゆみゆがお世話になりました。ありがとうございました。
って、書いとけばよかったよーーー。


※お知らせ
合唱団ブログ、書きました。歌(オリジナルソング)もアップしたよ~。聞いてみてね。