病院の待合室にて。
「おでんくん」の絵本片手に、ご機嫌に遊んでいます♪
本当は、今日は始業式だったのですが。
受診予約が入っていたので、ショートステイを今朝までに延ばし、
引き取りに行ってそのまま病院へ行きました。
ドクターからMRIと脳波の結果を聞く、ということで、夫も仕事を午前中休んで同行してくれました。
そうちゃんに話しかけられながらだとゆっくり話を聞けないからね。助かったよ。
で、結果発表~、です。
まずはMRI。
4枚の、それぞれ違う方法や違う向きで撮った画像を、一枚一枚見せながら丁寧に説明してくれました。
見たところ、左右差があるということはありません。
水分が多い場所が白く映っていますが、特に異常はなく、通常通りです。
肝心なところである、ここ・・・
右脳と左脳をつなぐ部分である、脳梁ですが、
特に問題ありません。
そして、神経なんですけど・・・
この、前の方に向かって伸びている神経。
これが、通常は生まれた後も発達して、3歳ごろに完成するものなのですが、
そうちゃんは、もう11歳ですもんね・・・。
えーっと、
きちんと完成しています。
未熟であるとか、形がおかしいとかいうこともないです。
というわけで、
この検査では、特に異常はありませんでした
ズコッ
って古いこけ方しそうになった
とっても誠実な先生、
わざとじゃないと思うけど、
脳の写真をめくろうとするたびに思わせぶりなんだよぉ。
何か見つかったのかと思っちゃったじゃん。
行く前に「自閉症の脳を読み解く」を読んでいたので、
付け焼刃知識で
「先生、過敏な子は扁桃体が大きいとか聞いたこともあるんですけどどうですか?」
とか聞いてみたけど、
「あ、そういうこともありませんね~」
と、こともなげでした。
ともかく、そうちゃんは、てんかんで、重度知的障害で、バリバリに自閉症で、その中でも超多動だけど、
MRI画像での見た目には、「脳は健康です」ということらしい。
脳波も、「強いて言えば、これが異常かもしれないけど、違うかもしれない」
という「波の乱れ」がほんの2つほどあっただけで、明らかな異常は見つかりませんでした。
とはいえ、あくまでも「今回の検査では異常が見つからなかった」だけで、
「脳の何か」が原因でそうちゃんの症状が起きていることは間違いがないこと。
血流なども調べられるMRIを実施すれば、また何かがわかるかもしれないですが、
そうちゃんがその検査をきちんとできるかというと、それは難しいみたい。
今回のMRIでは、じっとしていることができないので、手術時に使う麻酔薬を使いました。
でも、薬が効きすぎて眠り込んでしまい、息をする時の振動で画像がブレちゃったんだって。
やはり、症状をしっかり観察しながら、薬のコントロールで様子を見ていくしかないようです。
腫瘍とか、命に関わるような大きな病気が見つからなかったことを、よかったと喜ぼう。
今回の検査で何かいろんなことの原因が見つかるんじゃないかって、期待してたことは、事実なんだけどね・・・。
親心としては。