かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

午前3時、魔の時間

2022年03月21日 20時11分22秒 | みゆみゆとの生活
デイで行ったトランポリンでニコニコなそうちゃん。

親のいないところでもこんなに楽しそうにしているかと思うと嬉しい。
カメラ向けてる職員さんもきっと釣られて笑顔になってることだろう。
いつもこうだといいんだけど、まあそうもいかないよね。

今朝未明、午前3時過ぎ。
突然「ぶつかったよー」と言いながら起きてきた。
最初から腹からの大声。
先週のてんかん大発作を思いだし、身構える。
ほぼ同じ時間だ。魔の時間。
もし発作起こしたらすぐに電気つけて様子見なきゃ、と思うから気が気じゃない。

結局そのテンションのまま、時間は過ぎ…。
「ぶつかったよー」と100回を越える勢いで叫び続け、
寝室を動き回りながら布団を出たり入ったり。
朝6時までそれは続きました。

その後リビングに降りてからも激しい動きと大声は止まらず。
これは本人もしんどかろうと、セロクエルを2錠飲ませた。
約1時間後にようやく不穏な動きは止まり、さっさと朝のしたくを済ませてデイのリュックを背負っていた。
いや、まだ早いけど。

久々に疲労困憊な朝。
デイの予定を入れておいてほんとに良かった。

※※※※※

そうちゃんをデイに送った後は、そのまま高速乗ってちょっと遠出。
みゆみゆと夫と3人で、菰野町の「アクアイグニス」に行ってきた。
温泉入って居眠りして、ゆっくりランチ。

4月から大学生になることになったみゆみゆのお祝いも兼ねて。
そうちゃんという弟がいることで、みゆみゆは姉としてしんどいこともあったはず。
浪人生活、一度枠を取り払ったところで自分を見つめ直し、ゼロから考えた日々。
自分は何者なのか、何をしたいのか、社会との折り合いはどうつけていくのか。
深く思考する彼女ゆえの苦悩を間近で見てきたので、スッキリした顔で「4月が楽しみ」という横顔に晴れやかさを感じて明るい気持ちになったよ。
がんばれみゆみゆ。君らしく。君のペースで。