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たばこの煙のない空間について

2007年09月17日 | ここで一服・水元正介
◎ 新築後10年を経過したわが家の壁と天井は、非喫煙者のお宅と比べ、たばこのヤニでかなり汚れている。一度、壁用洗剤でふき取ろうとしたことがあったけれど、「時すでに遅し」という感じで、無駄な抵抗だとあきらめた。喫煙者は気がつかないらしいが、たばこの臭いも部屋に染み付いているに違いない。

◎ さて、そんな私もたばこの煙のない空間に、ぼちぼち慣れてきたらしく、ホールはもちろん、ロビーなどの禁煙エリアの清涼感が好ましく思えてきたは不思議なことだ。たばこは、たばこの吸える特定の場所で吸えばいい、という考え方に変わってきたのは、何も世論に押されてのことではなく、少し我慢すればもっと美味しくたばこが吸えることに気がついたからだ。

◎ そして、調布市民会館の喫煙コーナーに設置されていた灰皿など、ミドリ安全などのメーカーによって新しい製品が開発され、喫煙者および非喫煙者との共存をコンセプトに、心地よい空間を提供してくれるようになった。それにしても、あのミドリ安全の灰皿には、たいそう感心させられた。企業業績も好調らしい。(2002 10/22)

※ 今年の夏休み期間を活用し、8月19日~20日にわたって家の壁や天井をきれいにした。たばこ吸い放題の室内環境を、15年間も放置しておいたことになる。玄関、廊下、リビングと大変な作業であったが、カミさんと二人でやり遂げることができた。今後は、台所の片隅で換気扇を回しながら喫煙することにしたのである。(2008/09/17)
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JRでは、不動産事業もやっている

2007年09月17日 | ここで一服・水元正介
◎ 都内の駅のホーム、私はときどき喫煙コーナーでたばこを吸うことがある。先日、うまそうにたばこを吸っている人々の表情を観察しつつ、線路脇の看板に目をやったところ、JR HOUSING という文字に興味を引かれた。なるほど、西武、東急などでは、その昔から鉄道の敷設と合わせて、不動産開発を行ってきたし、地域開発・付加価値の向上・乗客数の増加等の効果があることは知られていた。

◎ しかし、それを安易に進めることで、手痛い失敗をした京成電鉄の事例もある(その後、京成電鉄は東京ディズニーランド構想に大出資者としての望みをかけ、見事、成功した)。JR東日本においては、事業法上の制約があった公社制度以降も、一部のホテル経営などを除き、慎重な態度を続けていたものと思われる。

◎ ここ最近、栃木県の喜連川地区の温泉付きログハウス発売など、JR東日本が関わる物件が目につくようになってきた。JRについては、その保有資産、地の利、交通の便、企画力、人材等を総動員し、たくさんの利益をあげてもらいたい。そして、かつての膨大な負債の一部について、たばこ特別税などに助けられることなく、自前で返済できるような会社になっていただきたいものだ。(2002 11/07)
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たばこ飲みの悲哀感について…

2007年09月17日 | たばこの気持ち
◎ 2003年も7月に入り、マスコミ報道で気になるニュースが多い。それというも、飲食業界の禁煙の動きが急激に進んでいるからだ。昨年、僕は「たばこを吸うOLが、ランチタイムを過ごすお店が少なくなり、多いに困っている」ことを話題にしたが、最近さらに深刻な事態になっているようだ。

◎ まず、カレー専門店壱番屋(coco壱番)が、7月1日から全874店舗を全面禁煙する。ジャスコ小山店内など、僕の近所にも知っているだけで2店舗ある。さらに、モスフードサービスでは、店内をガラスや板で間仕切りして、より分煙を徹底するそうだ。すかいらーくでも、禁煙席は各店長に任せてきたが、今後は本社で実態を把握するそうだから、全店での喫煙規制が強まることだろう。

◎ くわえて、昨今の禁煙を支持する世論に後押しされた病院や学校では、早晩、完全禁煙が実現してしまいそうな勢いを感じる。「有害である副流煙」をまき散らす喫煙者は立ち入り禁止、あげくの果てに「喫煙者は殺人者」的な見方をされるのではないか、という心配が現実味を帯びてきたのである。そんなの「あまりにもヒドイ、ほどほどにして欲しい」と思うのだ。(2003 07/08)
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そこまでやるならば、禁煙法を制定すべきだろう…

2007年09月17日 | たばこ弁護の諸説紹介
◎ 最近(2003年)、WHOのたばこ枠組条約をふまえ、たばこの箱の横に表示されている注意文言の変更が決まったようだ。8つのキャッチコピーをローテーションで表示らしいが、「疫学的な推計によると」という解説の文言も付いている。これだけ、喫煙者が肩身の狭い想いをしている上に、肺がん、心筋梗塞、脳卒中、肺気腫、早産、ニコチン依存を明記し、未成年の喫煙禁止を呼びかけるのは、気分が良くないのである。ある程度の覚悟をした上で、自分のお金で購入(その半分以上が税金)しているのに、そのたびに「注意文言」を目にしなければいけないのだろうか。

◎ そこで、みなさんにも「注意文言」をじっくりお読みいただきたいが、こんなことを許しておけば、あらゆる商品が説明書や注意事項だらけになってしまうと思いませんか。

● 喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つになります。
疫学的な推計によると、喫煙者は肺がんにより死亡する危険性が非喫煙者に比べて約2倍から4倍高くなります。

● 喫煙は、あなたにとって心筋梗塞の危険性を高めます。
疫学的な推計によると、喫煙者は心筋梗塞により死亡する危険性が非喫煙者に比べて約1.7倍から4倍高くなります。

● 喫煙は、あなたにとって脳卒中の危険性を高めます。
疫学的な推計によると、喫煙者は脳卒中により死亡する危険性が非喫煙者に比べて約1.7倍から4倍高くなります。

● 喫煙は、あなたにとって肺気腫を悪化させる危険性を高めます。

● 妊娠中の喫煙は、胎児の発育障害や早産の原因になります。
疫学的な推計によると、たばこを吸う妊婦は吸わない妊婦に比べ、低出生体重の危険性が約2倍、早産の危険性が約3倍高くなります。

● たばこの煙は、あなたの周りの人、特に乳幼児、子供、お年寄りなどの健康に悪影響を及ぼします。喫煙の際には、周りの人に迷惑にならないように注意しましょう。

● 人により程度は異なりますが、ニコチンにより喫煙への依存が生じます。

● 未成年者の喫煙は、健康に対する悪影響やたばこへの依存をより強めます。周りの人から勧められても決して吸ってはいけません。

◎ 百歩譲って、喫煙者が心がけなければいけないことは、周りへの配慮とポイ捨て禁止であろう。友人や知人に聞いてみても、やはりその点で「喫煙者は自分で自分の首をしめている」と指摘される。したがって、注意文言はその2つに絞った方が合理的だと考える。なぜならば…
(1)疫学的な推計だけを過信していないのか。
(2)心理学、脳神経学的なデータも集計・公表すべきではないか。
(3)真に有害ならば、禁煙法を制定すべきではないか。
(4)未成年者という基準は20歳で妥当なのか。
(5)中学・高校生・20歳以下の大学生の喫煙を取り締まっているのか。
(6)禁煙をすすめる自治体は、政策の一貫性からたばこ税を返納すべきではないか。
など、たばこに関する最近の動きには、はなはだ腹立たしいことが多すぎると思うのだ。(2003 07/07)
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