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抜き書き帳『一芸一談』(その7/完)

2016年04月07日 | 小説・映画等に出てくる「たばこ」
《林正之助》1990年9月20日

【381ページ】
林 ----。飛行機が寒うて寒うてねぇ。
米朝 そうでしょう。
林 ふっと後ろを見たらエンタツがいまへんのや。どないしょってんなと思うたら、ふっと見たら、つくばって(しゃがむ)煙草吸ってまんねん。(笑)そやから、しゃべれませんから、「こんな飛行機の中でたばこ吸うたらいかんのや」いうて身ぶりでしたらね、火つけて、わしにまた煙草をくれまんのや。(笑)そやし、「ちがうねん!」いうて消したんです。

[ken] 林さんは吉本興業中興の祖といわれ、その語り口にはユーモアたっぷりでした。歌舞伎などの伝統芸能、そして浪曲、お笑いなどの大衆芸能を普及させ、担い手を育成してきた手腕には脱帽でした。
今回の抜き書きでは、詩吟教室をやっていることもあり、改めて芸事やお稽古事のむずかしさを実感させられました。
そして、芸事において何が大事なのか、近道はなく忍耐も必要であることなど、「軽妙な対談の奥底に達人技が潜んでいるのだ」と思ました。(終わり)
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オーバーヒートに要注意です!

2016年04月07日 | O60→70(オーバー70歳)
▼先月(3月26日)、吟詠コンクールの港区予選に出場しました。課題吟が昨年10月に公表されてから、体調不良、入院、手術があり、詩吟教室も2ヶ月以上休講とさせていただきました。年明けからは、自由時間を体力回復や読書に時間を割き、コンクールに向けた練習がまるっきりできなくて、ぶっつけ本番の舞台でした。まさに、練習した以上の結果は出ないことが、てき面に表れました。
▼自分の出番が来て、マイクの高さ調整で手間取り、伴奏が終わるギリギリでセーフ。危うく失格のところでしたが、かなりの減点になったようです。本番前に、少しだけ油圧式マイクの操作をしておけば、と反省しました。また、前日に5時起きし、神奈川~東京~埼玉~茨城までゴルフに出かけ、午後8時過ぎに帰宅したことも、この年齢になったらきついですね。
▼コンクールではタイム、録音再生担当として、130人以上の吟詠を iPad で録音していました。審査委員長の指示により、吟者の誤読確認も1件ありました。気の抜けない緊張感が続き、くたくたになるほど疲れました。あまり無理しちゃいけないな、と改めて思いました。
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ブッタ・シガレット

2016年04月07日 | たばこの気持ち
▼鎌倉の参道商店街で、のれんの下に赤くてかわいいスタンド灰皿が見え隠れしていました。
▼また、鎌倉限定の駄菓子「ブッタ・シガレット」ですが、中身は全く同じ物でした。喫煙規制の強まる世の中で、この駄菓子が生き残っているのは驚きですね。
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