前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

猛暑のなか街頭宣伝。「毎日」にコメント

2009年07月14日 | Weblog
     今日は、猛暑のなか街頭宣伝。衆議院選挙の日程がきまったことで、街の反応も強まっている感じです。街で共産党の宣伝をみかけたら、激励をよろしくお願いします。
       さらに、政策づくりや各種アンケートへの回答づくり、井上さとし参議院国会対策委員長を迎えた集会の打ち合わせなど、慌ただしく・・・・・。

       夜は、九条の会の会合に参加。防衛省・自衛隊の国会議員へのロビー活動と自衛隊海外派兵などが話題に。自衛隊幹部は「国会議員は本質的なことはなにもわかっていない」と嘆いているとか。まあ、「嘆いている」のと、防衛省の「地位」が自民党・公明党・民主党によってどんどん高められていくので、「ほくそ笑んでいる」のと両面でしょう。
  
       今日の毎日新聞に総選挙がらみで私のコメントも紹介されました。

                ★


毎日新聞 福井版・・・・・
2009衆院選:来月30日投票 県内政界、臨戦態勢に /福井

 ◇自民に危機感、意気込む民主
 衆院選の日程が8月18日公示、同30日投開票と示され、県内の政界関係者も臨戦態勢に入った。与野党が逆転した東京都議選の結果に自民党関係者は危機感を募らせ、民主党関係者は勢いづく。自民が議席を独占する県内3小選挙区の政界地図は果たして塗り変わるのか。未曽有の経済危機の中で熱い戦いが始まる。【大久保陽一、高橋隆輔】

 ◇「厳しい結果」…東京と福井違う--自民衆院議員
 都議選の結果について、週末を利用して地元に戻っていた高木毅衆院議員(自民、3区)は「予想していた結果とは言え厳しい。(全国的な)流れは民主なのだろうが、東京と福井は違う」と話し13日、上京した。
 自民県連の山本芳男幹事長は「日本中で“民主の風”が吹いている。恐ろしいことだ。党中央も地方も危機感を持って対処すべきだ」と引き締めを図る。連立のパートナーである公明県本部の石橋壮一郎県議も「今後は(与党への)逆風の強さを踏まえていかねばならない」と警戒感を表した。
 一方、大勝した民主県連の玉村和夫幹事長は「予想通りの勝利。この流れを衆院選にうまくつなげていくだけだ」と勢いを福井にも呼び込む考えだ。共産県委員会の佐藤正雄前県議は「党の議席が伸びなかったのは残念だが、与党惨敗は自民党政治への批判の表れだ」と指摘する。

 ◇日程は想定内、週末駆ける
 総裁選の前倒しを主張してきた山本拓衆院議員(自民、2区)は、解散について「総理が決定したことなので粛々と従っていきたい」と話す一方、「21日に解散となれば総裁選の前倒しは間に合わない。そのため両院議員総会を開くことを執行部に求め、(都議選の惨敗などについて)全党的な議論を起こしたい」との考えを示した。
 衆院選に立候補を予定している民主県連の松宮勲副代表(3区)は「遅きに失した解散だが、決まったスケジュール通りに従って準備を進めたい」と話す。県内の政界関係者からは与野党問わず、「今回示された選挙日程は想定内」という声が相次いだ。それを裏付けるかのように各候補予定者は週末となった11、12日、後援会回りなどの活動をこれまで以上に活発にしていた。12日に坂井市内で開かれた公民館まつりに参加した糸川正晃議員(国民新、2区)は「支援がなだれを打って広がっているのがわかる」と手応えをつかんでいた。

 ◇公示日までに盛り返し図る--公明党県議
 公示日まで1カ月以上の日程があることに、自民県連の山本幹事長は「党が体制を立て直すには十分だ。責任政党として県内全3区で議席死守が至上命題」と安心した様子。公明県本部の石橋県議は「この経済危機の中で与党内でも対策を出し、主張し、先導してきた自負がある」と述べ、与党としての実績を強調してこの期間に盛り返しを図る考えだ。
 これに対し、民主県連会長の笹木竜三衆院議員(1区)は、自民の東国原英夫宮崎県知事の擁立劇などを取り上げ、「自民支持層にも麻生政権に対する多くの不満が広がっているのは事実。今回はそういった層を切り崩す最大のチャンスだ」と意気込む。民主党の鳩山由紀夫代表の政治献金を巡る問題にも「国民に丁寧に説明すれば、納得してもらえると思っている」と話した。共産の佐藤前県議は「消費税や憲法9条の問題などで自民と民主の共通点を指摘し、共産党の独自色を出したい」と語った。


井上さとし参議院国会対策委員長が訴えます

2009年07月14日 | Weblog
激動の政局、いよいよ総選挙


井上さとし・日本共産党参議院国会対策委員長が来福!

緊迫の国会情勢と総選挙の争点をあつく語ります。

日本共産党の後援会集会にご参加ください。


●とき   7月18日(土) 午後7時

●ところ   福井県国際交流会館多目的ホール

●あいさつ  山口のりひさ・党北信越国政対策委員長
       かねもと幸枝・党県書記長 ほか



向田邦子と男性群像

2009年07月14日 | Weblog
    向田邦子生誕80年、ということでいろいろ取り上げられている。岩波書店からは「向田邦子シナリオ集」が発刊中。
   その3冊目「幸福」の付録に池田理代子との対談が載っている。1981年1月11日に「赤旗」に掲載されたもの、と書かれている。そういえば、池田さんが週替わりでの対談に取り組んでいたような記憶がある。が、当時は学生時代、向田さんにも関心をもっていなかった。
   この対談、読んでみるとおもしろい。

       ★

   向田さんは語る・・・・「夫のいる人は、・・・基準は自分の夫じゃないか。私はおりませんので、イメージもわきやすいというか、パターン化しない。夫がいないということをささやかな武器にするしかしょうがない」
「私の場合は、もし結婚して子どもが生まれて、普通に暮らしていれば一生書かなかった」
「1人でいるということは、やっぱり掃除やせんたくをしたり、ネギや豆腐を抱えて小走りに走ってるというものの上にドラマや小説があったり、上の方にチョビッと直木賞がのっかっているわけです」

「テレビの場合でも、企画の段階でどの脚本家を選ぶかが入ってしまいます。本当はそこのところにお金を使うべきだと思いますね」

       ★

  随分前だが映画をみた後、妻が「結婚してなくてよかったわ」とつぶやいたことがある。力士とわかれた女優Mさんが出演した映画をみた時のこと。わたしも同感だった。
   結婚してない女性の仕事、結婚した女性の仕事、とくに作家や女優となれば影響は大きいだろう。
   向田さんは凛として、したたかに生きたのではないか。



昭和63年に設立されたファンによる会員組織の向田邦子研究会代表、共立女子大学文芸学部の半沢幹一教授は、向田作品の人気の持続について、「(1)ドラマチックな人生だった(2)テレビ界でも亡くなった後、絶えず向田さんが話題になった(3)教科書にその文章が載ったこと」をあげている。
   が、わたしたちは、「計算されたしたたかさ」にはまりこんだ男性群像ではないのか。そういう意味では、「学問・研究」の対象にもなるのかもね。