前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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派遣切りと、ユニクロの柳井会長

2009年07月26日 | Weblog
   グッドタイミングでコメントをいただきました。紹介します。

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派遣村、その後
著者 :小川朋 著/『年越し派遣村』実行委員会 協力 
発行 新日本出版社

湯浅誠、生熊茂実、小田川義和が寄稿。
パナソニック若狭、河本猛さんの事案も載っています。

生きるため、救うため、何ができるのか「年越し派遣村」に集った人々のその後、年度末「派遣切り」に抗するとりくみを伝えながら、雇用問題打開の道を考える。派遣法違反の実態を労働局に申告し、当然の権利を求めて会社とたたかう人々のルポルタージュ。派遣切りといかにたたかうか、派遣法の抜本改正をどう展望するのかなどをめぐる論考。これからの日本を考える時、避けて通れない一冊。

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   さっそく私も購入し、読み始めました。真っ先に読んだのは、パナソニック若狭の派遣切りとたたかう河本さんのルポです。何回か、お話は直接うかがったことはありますが、今回こうして経過をふくめてまとまったものを読むと、なんといっても河本さんの労働者魂に感動しますし、その後の労働組合の仲間たちとの連帯を多くの方々に知っていただきたい、そして、ともにたたかう仲間になっていただきたい、と思います。

   私は共産党の集会などでよく紹介しますが、福井県内でも何千人もの派遣切りや正社員解雇などがおこっている。そういう企業に対して、パナソニックや村田やセーレンなどですが、福井県内に7名もいる国会議員が企業に乗り込んだ話は聞きません。日本共産党の山口のりひささんや、かねもと幸枝さん、私も同行しましたが、そういう企業をたずねて、懇談や申し入れをおこない、雇用の維持を求め、違法な派遣切りはおこなわないよう要請してきたのです。
   県民が困っている時に、その問題のおおもとに働きかけてきた。これはこの福井県でも日本共産党です。ですから、あのユニクロの柳井会長が、「残念だったことは、大企業に共産党の人々だけが訪問して、『雇用を維持しなさい』と求めたことです。首相や自民党の人が行くべきだった」と語っているのです。

  いよいよ総選挙ですが、派遣切りのおおもとを「治療」する薬は日本共産党、ということですね。