前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福井市の保育園民営化計画に市民が反撃

2009年07月15日 | Weblog
  昨日の福井放送・・・・・保育園の民営化に向け、福井市は保護者や地元に説明を始めましたが、まだ不十分と批判が相次ぎ、改めて説明の場を設けることになりました。

  この民営化は、建築年数30年以上の施設を対象に行なうものです。
福井市は保育事業の引き受け先を募集し、応募のあった10か所で順次説明を始めました。
13日の夜は、その皮切りとなる足羽保育園で説明会が開かれ、保護者や地元の住民など50人が集まりました。
足羽保育園では、同じ地区で幼稚園を経営する学校法人が名乗りを上げていて、市の説明に続き法人の責任者も民営化した後の保育の進め方を説明しました。
しかし、初めて正式な説明を受けたという保護者から「まだ不十分」と批判が相次ぎ、改めて説明の場を設ける事で、いわば仕切り直しとなりました。・・・・・・

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  福井市の拙速な公立保育園民営化計画は市民の反撃をうけたようです。このブログでも取り上げたように、このような大事な問題をだいたい物事を決めてしまってから「下々は従え」式の「お上」流の手法をとることが驚きです。時代錯誤もはなはだしいのではないでしょうか。
  福井市は、何十億円もかける再開発ビルや新幹線よりも、明日の福井市の担い手を育てる保育行政と保育園にこそ必要な予算を措置すべきです。
  お金がないのではなく、使い方を考えるべきではないでしょうか。