昨日は青年会議所の福井ブロック協議会主催で「未来選択の夏! 公開討論会」が福井市アオッサで開かれ、共産党の山田かずおさんら出馬予定の3人が参加しました。
いろいろ各候補の本音・実態もうかがえ面白かったですね。
●経済、税制では
民主の井ノ部氏は「消費税増税、逃げてはいけない」と消費税増税に明快でした。
自民の山崎氏は「消費税は最終的な選択肢。恒久的財源確保。」と消費税増税に前向き。「まず国会議員削減を」とも。
山田氏は、消費税は大企業減税の穴埋めだとして、きっぱり反対。
今回の参院選での一大争点である消費税についての姿勢が民主・自民の増税派と、消費税増税反対の共産党、とはっきりしました。
●福井の将来については
民主の井ノ部氏は「インフラ整備として、新幹線、高速道路が必要。福井の人口を周辺から集め、100万人に」・・・
自民の山崎氏は「経営の成り立つ農林水産業を。原子力関係の新しい産業を」・・・
山田氏は、新幹線や原発推進を批判し、かつての福井空港拡張の教訓をいかすべき、高齢化時代に対応した地域公共交通の充実を提案しました。
●憲法問題では
民主の井ノ部氏は「一度も改正されていないのは日本社会の硬直性だ。避けてはとおれない」と明快な改憲。
自民の山崎氏は「改憲の方向ある。改めるものは改める」。
山田氏は「いまの日本の現状は9条、25条が守られていない。しっかり守りいかしていく」。
憲法問題でも民主・自民の改憲姿勢が明確になりました。
●訴えでは
民主の井ノ部氏は「マニフェストは金科玉条ではなく、さまざまな状況をスピーディに反映させる」などと発言。総選挙時の約束を守らず鳩山政権が退陣に追い込まれたことをどう考えているのでしょうか。こういう姿勢では安心して投票できませんね。
自民の山崎氏は「立法府に身を置き18年間勉強させてもらった。小泉総理と30カ国訪問してきた。この経験とネットワークをいかす。いまは政治とカネ問題など乱世だ」と。18年間勉強してきて、国民生活と中小企業が苦境に。自民党公明党政治の失敗の反省はまったくなし。そんな経験をいかしてほしくないね、と言いたい。
山田氏は、「企業献金をうけとらない政党だから、きっぱり消費税増税許さない。国民の懐をあたため上昇のスパイラルを」とよびかけました。
今回、意外に思ったのは、山田氏は民主や自民の政策を名指しで批判したりするのですが、民主・自民側からまともな「反論・回答」を聞かれなかったこと。丁々発止のやり取りで、参加者を楽しませる姿勢も必要だと思いますし、「弁論大会」ではないのですからもっと踏み込んだやりとりがあってもよかった、と思う。
それにしても、毎回このような企画の労をとられている青年会議所のみなさん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
いろいろ各候補の本音・実態もうかがえ面白かったですね。
●経済、税制では
民主の井ノ部氏は「消費税増税、逃げてはいけない」と消費税増税に明快でした。
自民の山崎氏は「消費税は最終的な選択肢。恒久的財源確保。」と消費税増税に前向き。「まず国会議員削減を」とも。
山田氏は、消費税は大企業減税の穴埋めだとして、きっぱり反対。
今回の参院選での一大争点である消費税についての姿勢が民主・自民の増税派と、消費税増税反対の共産党、とはっきりしました。
●福井の将来については
民主の井ノ部氏は「インフラ整備として、新幹線、高速道路が必要。福井の人口を周辺から集め、100万人に」・・・
自民の山崎氏は「経営の成り立つ農林水産業を。原子力関係の新しい産業を」・・・
山田氏は、新幹線や原発推進を批判し、かつての福井空港拡張の教訓をいかすべき、高齢化時代に対応した地域公共交通の充実を提案しました。
●憲法問題では
民主の井ノ部氏は「一度も改正されていないのは日本社会の硬直性だ。避けてはとおれない」と明快な改憲。
自民の山崎氏は「改憲の方向ある。改めるものは改める」。
山田氏は「いまの日本の現状は9条、25条が守られていない。しっかり守りいかしていく」。
憲法問題でも民主・自民の改憲姿勢が明確になりました。
●訴えでは
民主の井ノ部氏は「マニフェストは金科玉条ではなく、さまざまな状況をスピーディに反映させる」などと発言。総選挙時の約束を守らず鳩山政権が退陣に追い込まれたことをどう考えているのでしょうか。こういう姿勢では安心して投票できませんね。
自民の山崎氏は「立法府に身を置き18年間勉強させてもらった。小泉総理と30カ国訪問してきた。この経験とネットワークをいかす。いまは政治とカネ問題など乱世だ」と。18年間勉強してきて、国民生活と中小企業が苦境に。自民党公明党政治の失敗の反省はまったくなし。そんな経験をいかしてほしくないね、と言いたい。
山田氏は、「企業献金をうけとらない政党だから、きっぱり消費税増税許さない。国民の懐をあたため上昇のスパイラルを」とよびかけました。
今回、意外に思ったのは、山田氏は民主や自民の政策を名指しで批判したりするのですが、民主・自民側からまともな「反論・回答」を聞かれなかったこと。丁々発止のやり取りで、参加者を楽しませる姿勢も必要だと思いますし、「弁論大会」ではないのですからもっと踏み込んだやりとりがあってもよかった、と思う。
それにしても、毎回このような企画の労をとられている青年会議所のみなさん、お疲れ様でした。ありがとうございました。